【感想・ネタバレ】殺戮ゲームの館<上>のレビュー

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Posted by ブクログ 2011年09月23日

クローズド・サークル系のミステリで、大学サークルの面々が拉致され、
死のゲームを強要されるというもの。

徹底した論理志向の内容に、丁寧な参加者の心理描写(疑心暗鬼、関係性の変化)が
加わることで、現場にいるような息苦しさ・迫力を感じます。

設定が突飛ですが、それなりに筋の通った導入と結末が用意さ...続きを読むれており、
最初から最後まで唸らされっぱなしでした。

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Posted by ブクログ 2017年10月15日

ありえねー...設定で説明が回りくどくて
何じゃこらと思ったけど、話的には面白い。
次は次はと気になって、ページを捲る手が止まらない。

設定に無理があるけど、面白いから、まっいっか。

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Posted by ブクログ 2013年07月23日

「汝は人狼なりや?」を基にした小説

ゲームではなく、リアルでやるとなると収拾つかないだろうなぁ

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Posted by ブクログ 2013年06月23日

オカルトサークルのメンバーがネットの噂を確かめに来たら密室に閉じ込められて……というパターン。
話の進みがやや遅いですが、パニックになる者、怒り出す者、冷静に議論を進める者、とそれぞれの心理や行動が描かれていてそこは楽しめました。
上下巻なので、本領は下巻からですね。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年11月05日

主人公らがゲームを受け入れるまでがものすごくテンポ悪く感じてしまって、ちょっと読むのが苦痛だった。
しかしゲームを受け入れてからはスイスイ読めた。

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Posted by ブクログ 2012年08月21日

ネットで偶然見つけた集団自殺の現場となったいうある場所に出会いや遊びが目的のオカルトサークルが閉じ込められ、そこで巻き起こる戦慄の密室サスペンスの前編。

少し前に土橋さんの作品を読んでファンになったんだけど、それが前編しかなくて待ち切れなかったんで代わりに完結している積んでいた作品を一気に読んでみ...続きを読むたかった。
ラノベの雑誌(このラノ)に紹介されていたんだけど、ラノベの要素はほとんどない。
まぁ、ラノベの定義は曖昧なんだけど(笑)

ミステリーとして読んでも面白かったんでたまにこういったものを読むのもいいな。

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Posted by ブクログ 2011年12月01日

今回すっごいのめりこんでしまいました。徐々に明かされるゲームのルール、仲間の中に魔物がいるのか?どんどん募るお互いへの不信感。。。

この手の小説は何冊か読んでますけど、このドキドキ感が好きです。

現時点では女子が全員怪しく思えます。。。
上巻の時点では十分な盛り上がりを見せております。
下巻でど...続きを読むうなりますか。。。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年05月31日

≪キーワード≫
密室/連続殺人/個人対抗戦/大学生+高校生/サークル/

≪登場人物≫

≪感想≫
・密室による連続殺人事件(?)。
・無駄に明るいゲーム進行係。



≪蛇足≫
・小泉×主人公はアリだと思うよ。

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Posted by ブクログ 2010年10月13日

大学のサークルメンバーで集団自殺が起こった現場を見に行くことに。探しているうちにいつの間にかクローズドサークルに・・・
一人死に・・・二人、三人と死に・・・徐々に不安と恐怖に押し潰されていく登場人物達の心理などが非常にうまく書かれていて面白かったと思います。

昔ネットで人狼というゲームをやったこと...続きを読むがあるんですが、それを参考にした部分もあるのかはわかりませんが、設定に似た部分があり、懐かしさも含めて楽しんで読むことができました。

人狼(村の中に村人に化けた狼が入り込み、夜の間に一人ずつ村人を食べていきます。村人は村にいる能力者の力と議論を駆使し、1日に一人、日没までに狼が化けているであろう村人を選び、処刑します。

村人に化けている狼を全滅することが出来れば村人の勝利。狼の人数より村人の数が少なくなったら狼の勝利。人狼とかWeb wolf とか言われる、言葉だけで勝負するゲームです

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Posted by ブクログ 2010年09月10日

クローズド・サークルものが好きならオススメ
米澤穂信のインシテミルと同じような状況設定ではあるものの、前者は遊び心を加えた軽い感じのノリに対して、こちらは当事者達の心理描写を主に描き少し重たい感じ
呼んでる最中、汝は人狼なりや?を思い出しました

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Posted by ブクログ 2010年07月01日

内容は、タイトルから想像出来る内容です(笑)
「集団自殺の裏側…。密室に閉じ込められて、殺戮のゲームが始まりを告げる…戦慄の密室サスペンス!」
この著者のデビュー作『扉の外』も、同じようにゲームを題材として、極限のサバイバル・ゲームが繰り広げられる内容で、なかなか面白かったので今作も購入しました。
...続きを読む極限状態での、感情・思考表現とか読み応えあるかなと。
良心の葛藤、人間の醜いところも抉り出すのが、読んでいてとても痛いけど、でもそこがいい(笑)
そして、集団自殺の裏側をこういう話にしてしまう発想は、面白いと。
でも、魔物役に関して、ヒントになる描写が少ない気はするかも(;^_^A

読んで思い出したのは、
『極限推理コロシアム/矢野龍王』

あくまでゲームのルールに則ったフェアなものであると言う設定、部屋の設定やら、登場人物にゲームでの配役をする設定、オブジェがヒントだったり、色々と似ているなぁとも思ったりも

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Posted by ブクログ 2010年06月28日

凝った設定のゲームを作り上げたとこが個性かな。
登場人物たちがそれを自然に受け入れていくにつれて、段々違和感持たなくなってしまいそうで危ない。

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Posted by ブクログ 2011年06月24日

芸風自体は、デビュー作「扉の外」と同じライトノベル+カイジ。とはいえ、作者の力量が格段に上がっている。設定、思考描写、結末、どれをとっても素晴らしい。
ただ、何より個人的に好評価なのはそのロジカルな左脳型の物事の考え方とそれについてのデメリットまで認識した上での描写。何故、女性は(あるいは女性型・感...続きを読む情型の脳の人間は)こんなにも言語能力だけ発達した非合理的な存在なのだろうと思いながら日々を生きている人には特におすすめ。自分を正当化できると同時に、その合理性が必ずしも正しいわけではないと考えるきっかけにもなるかも。
文句なしに今年に入って読んだ小説の中では今のところベスト。

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Posted by ブクログ 2010年05月20日

土橋さんの作品ということで読んでみましたが、 さすがのクオリティだと思います。
ただ読んでいるとテンションが下がりますね。

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Posted by ブクログ 2017年02月27日

クローズド・サークルもの。
オカルトサークルに所属する10名の大学生と、部外者であるひとりの女子高生。
計11名が密室に閉じ込められ、犯人ならぬ「魔物」探しを強要される。
命を賭けたゲームが始まった。

この手の物語においてすべてを語る必要はない。
ゲームの主催者は誰なのか?目的は何なのか?
それら...続きを読むは些細な状況設定にすぎない。
大事なのはゲームシステムが詳細に、より具体的に提示されているかどうか。
その一点だけである。
実際に目の前で人が殺されていけば、誰も冷静ではいられない。

負の感情はさらなる疑心をうむ。
状況を冷静に把握できず、取り返しのつかない結末へと突き進むことになってしまう。

だからこそ、藍の役割は大きかった。
少ない情報を分析し、自らが生き残るために道を探し続けた。
最終的な生存の決め手が、人が持つごく普通の感情だったことが面白かった。
自分と自分が大切に思う人たち。
結局のところ、人が守れる範囲なんて案外そんなものかもしれない。
生き残った後も続く日常。
ゲームを境に変わってしまった何か。
生還した者もまた犠牲者であることは間違いない。
物語がしっかりと動き出すまでが長い。
読みやすい。読みやすいのだけれど・・・物語としての重みがない。
ゲームノベルが好きな人や、読みやすさを優先する人に向いているような気がする。

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Posted by ブクログ 2016年02月16日

すっごく続きが気になります!
ちょうど最近友達から「人狼ゲーム」というワードをよく聞いてたのでこれが人狼ゲームというものかと読んでました(気づいたの途中からで買う時は全然そんな話とは思わなかった...)
上巻だけしか買わなかったのでもやもや...早く下巻読みたい!

h28.1.13

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年06月24日

女性陣の話言葉がちょっと違和感あるわよ〜この手のパズラーにはありがちかしら〜タイトルも何だか唆らないわね〜と、これでもかな知ったか目線で読み始めたのですが。ですが!(興奮)

期待以上に面白いじゃ無いの〜〜〜!!!(悶

というわけで、感想は下巻にまとめます!

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Posted by ブクログ 2013年12月27日

お得意の心理サスペンス。



というか、今流行りの人狼ゲームを題材とした本。


この人の本は読みやすくてすき!テンポよく読めるね!

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Posted by ブクログ 2011年03月26日

―誰かが言った。この二つには共通点があるのではないか。
一つは時折マスメディアをにぎわす集団自殺のニュース。
そしてもう一つは人間が殺し合う娯楽ビデオが存在するという都市伝説。
出会いや遊びが目的のオカルトサークルに所属する福永祐樹は、ネットで偶然見つけた自殺サイトに興味を持ち、
集団自殺の...続きを読む現場となったというある廃墟にたどり着く。
だが祐樹が目覚めた時、彼を含むサークルメンバー11名は
密室に閉じ込められていた…。
戦慄の密室サスペンス、上巻。


最初はSAWみたいな感じかと思いきや、どっかで読んだマンガ「ダウト」みたいな感じ。
って言ってもこれだけじゃわかる人は少ないかな(笑

密室と言えば犯人は身内の誰かってことになるだろうけど
上巻だけじゃヒントは少ない。下巻に期待。

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Posted by ブクログ 2011年01月30日

以前、集団自殺があった廃墟。
その廃墟にいくことになったサークルのメンバー。

しかし、いつの間にやら、密室に閉じ込められることに。。。
そして、一方的なルールの下に殺されていくことに。。

悪くはないんだけど、心理戦というほどの緊迫感も無く、かといって、上下を引っ張るほどの意外性も無く、という感じ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2010年10月17日

人狼ゲームを基にしてると聞いて。
上下巻に分かれているが、あまり読みごたえはないかも。
推理も予測できるし、想像範囲内の展開。
ゲームの首謀者側の人間が誰ひとりとして出てこず、
主人公サイドでのみの昼夜の繰り返しになり、主となる議論者が
主人公と藍の二人なので単調な印象を受けた。

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Posted by ブクログ 2010年09月24日

中々ハラハラしながら読めました。
こういうのを読むのは久しぶりなので、新鮮に感じました。

夏休みにオカルトサークルで集団自殺の現場を見に来たら、
メンバー11人が拉致され、密室に閉じ込められてしまう。
そこではサバイバルゲームが繰り広げられ、ルールに背いた者、
そして毎晩必ず1人は殺されていく、そ...続きを読むんなお話です。

此れ読んでいて思ったのですけれど、施錠をして個室に一人で夜に籠る…
と云うルールを背いた者の所に、必ず魔物はやってくるのでしたよね?
ルールにはフェアだと何度も云われていましたが、
だったら最後に個室に入る人間に斬魔刀を持たせて、
施錠せずに個室に籠ったら良いのでは?
魔物は斬魔刀の持ち主を知っている訳ですが、
誰もルールに背かなければドアを一つ開けてしまうのが規則だった筈です。
斬魔刀を持っている人間が個室内でルールに背けば、
ルールに則れば斬魔刀を持っている事を知っていても
其処には入らなくてはいけない気がするのですが…。
此れが通用するのであれば、かなり早い段階で決着が付きます。
其の斬魔刀を持つ人間が、魔物でなければいい話ですからね。

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Posted by ブクログ 2010年05月01日

登場人物はそこそこ(11人)いるが、
覚えづらい。
覚えていない人物が死んでも、死に方が死んでいるかどうかわかりづらい。
設定は悪くないと思うけれど、なんだか緊迫感にかけるかなぁと思いつつ下巻も購入。

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Posted by ブクログ 2010年04月18日

電撃では結構多く作品出されてる方なのですね。初読です。
そして人気のある作家さんみたいです。
クローズドサークル+人狼ゲーム+そして誰もいなくなった...的な
シチュエーションもの。
この手の作品はどうしても、この非日常かつ無理繰りな
シチュエーションを作り出す事。そして作品中のゲーム説明を
いかに...続きを読む自然に(?)無理なく、かつ読者に分かり易く提示出来るかが
鍵ですよね。その上ストーリーでも引っ張っていかないといけないんだから、書く側からしたら結構ハードル高いように
思うんですよね。

割とその部分にページ分量を費やしたこの上巻。
自然さは疑問符ですが分かり易く説明しつつ、ストーリーを
ここまで上手く運んでるような気がします。
意外と面白いっすー。このまま一気に下巻へ...。

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Posted by ブクログ 2010年04月02日

雰囲気は「そして誰もいなくなった」だけど、なんとも話の展開が唐突。
文章もちょっと読みにくい。
というのは、話の内容と人間の裏側を描き出そうとする筆致がなんとも違和感を感じるから。
最後のオチはどうなるのだろう。

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