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Posted by ブクログ 2011年05月21日
内容がアレなんでちょっと言うのをためらってしまいますが、おもしろかったです。上中下巻3冊を一気読みしてしまいました。
この単純なルール設定の「ゲーム」で、よくもここまでの状況を描き出せる。前作の「殺戮ゲームの館」と、状況の規模は違えど設定やギミックが似ていたりするので、少しだけ斬新さはないかもしれま...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月11日
上中下とあったので、読むのに時間がかかるかなと思っていましたが。さくさくっと読めました。
途中のまさかの第2ラウンドの開始、そしてボタンを押すというだけのコミュニケーション。読み始め、どういう意味を示すのか「?」だったのですが読み進めるうちに納得しました。
人間は極限状態でもお互いを信頼しあうのが一...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年09月08日
命をすり減らす極限のゲームと、その中で揺れて悩む少年少女たち。人と人が本当に心がつながるためには、ボタン一つのほうが分かりやすいのだろう。
おもしろかった。のだけど、もう全然別のゲームがはじまってんじゃんかよ。だったら最初からこっちをやってれば一冊にでも収まったんじゃないのかな。
まあ面白かったけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月30日
―――「今から三時間後にあなたたちは全員死にます。ただし生き残る方法もあります、それは生贄を捧げることです」
卒業を間近に控えた篠原純一が登校してみると、何故か校庭には底の見えない巨大な“穴”が設置され、教室には登校拒否だった生徒を含むクラスメイト全員が揃っていた。
最初はイタズラだと思っていた...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月24日
ダレることなくテンポよく進む。極限下の猜疑心、焦燥感の心理描写がとても上手い作家。表現が多少冗長である点はマイナスだが、展開の速さと読みやすさでカバーしている。いくら足掻こうとも、大きな力には流されるしかないというラストなのでカタルシスはあまり感じないが、現実社会ってそんなものだと再認識させられる作...続きを読む
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