土橋真二郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
バカ小説再び(褒め言葉)
1ページ中に平均3回「おっぱい」とか「パンツ」という単語が出てくる(笑)
いやぁ~、男子高校生ってバカだなぁ
OP-TICKETゲームの後、夏休み前半のお話し
男子のスマホ(?)に、出会ったクラスメイトの女子との恋愛値が表示されるようになり、その値が100の状態で告白すると必ず成功するという生徒会のし掛けたシステム
将来の時間を先取りして勉強や運動、その他デートをして恋愛値を上げるツールもあり(ドラえもんでもそんな道具あったなぁ)
どうやらそのシミュレーションは長年生徒会で培われてきたデータにより、ほぼ達成される見込みという設定
前作のゲームは実際にできる設定だっ -
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Posted by ブクログ
宗教色を出してきましたか・・・
ま、人間は極限状態になると何かに縋りたくはなるわなぁ
その前の人質たちが迫害されていた時期もあったりするので、一般的な宗教の成立課程とも似ているので納得できる
あと、その振り返しとして過剰なまでの他者への迫害とかもね
主要なキャラクターを無駄なく配置しているので、サクサク読めた
そんなわけで、ジャックの正体も消去法である程度はわかる
しかし、結末がああなるとは思わなかったよ
死体がすぐ隠れるだけなので、生贄のジレンマみたいなもんだと思ってたけどね
あと、出てきたアイテムは使われなければいけないというのはわかるんだけど
もっと救いのある結末にもできたはずなん -
Posted by ブクログ
ネタバレ最近ちょっと供給過多な感も否めない、ゲーム性の高いクローズドサークル物です。特に今作は、確率論の部分が他作品と比べても特化したような印象でしょうか。
キャラの人間性や動かし方は、この手の話では最早テンプレと言っても良いようなものでしたが、そこはそれ…言わずもがなってやつでして…←
とにかく、既読作品に無かった真新しい設定が、読んでいて非常に滾りました。
本来、閉鎖空間の中にあって殺人犯から身を守るには、「個室に閉じ籠る」などの防衛策を講じるしかないのがセオリーです。
ところがどっこい、今作では何と「被害者候補達が犯人を殺すことができる」という設定があるのですね〜!アグレッシブ〜!!←
圧倒 -
Posted by ブクログ
本屋に行って、とにかく何か本が買いたくて、ポップを見て買いました。
バトルロワイヤルをどうしても思い出してしまう。
向こうの方が殺し合いをする、という点で緊迫感が半端なかったけど。
この子達のような状況になったとき、クラスにあんまり溶け込んでなかったり、休みがちだったり非協力的だったりする人が投票で選ばれるのは、まあ仕方ないことなのかと。
だから篠原くんが東山くんに言われたことでショックを受けてましたが「いやいや、あんたしゃーないでしょ」と思ってしまった。
私がこの中にいたらどうか……。
まあ、絶対生贄に志願はしないかなあ。
投票も、一番目とか二番目に選ばれるということはない(と思いた -
Posted by ブクログ
近年稀に見るバカ小説(褒め言葉)
女子の名前が書いてある「おっぱいチケット」を全て集めると、その女子のおっぱいを揉める
そんな夢と希望に満ち溢れた「おっぱいチケット」をめぐる男の子たちの苦悩と挫折を描いたお話し
はっきり言って、作家も企画を通した編集もバカだろ(最高のほめ言葉)
よりによって、それを書くのが土橋というものすごいギャップ
ゲーム性については安心の土橋品質
トレードも実際にやったらそんな感じになると思うし
エクストリームスカートめくりもパンチラ軍人将棋もゲーム性は他の作品に劣らない
ただ品性だけが完全にマイナスのベクトルにぶっちぎれている(笑)
ゲームの最後のオチは個人的