林真理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
亡き夫から届いた手紙。
毎月1通開封するようにとの指示があり、その1通1通には、遺された妻・ホリーがきちんと立ち直れるようにと、心を尽くした言葉が用意されていた。
最後の月の手紙を開封してしまえば、否応なしに自分で道を進んでいかなければならない。
なぜなら、最愛の夫がいなくてもホリーにはまだ人生が残っているから。
残された手紙は、亡き夫と心を通じ合わせられる唯一のアイテム。
私だったら最後の月の手紙をなかなか開封できないかもしれないなと思いつつも、やはり人は生きていかなければならないから、逃げることはできないんだろうな。
遺された人は、時間には逆らえないから前に進むしかない。
辛 -
Posted by ブクログ
好きな男性の気持ちが、結婚前も結婚後も他の女性にあるという苦しい心情が痛いほど伝わってきたけれど、それでも諦めない品子の執念がいまひとつ理解できなかった。
「僕の幸せは君の幸せだろう。僕が幸せになることを君はとても喜んでくれるだろう」
信じられないほどに身勝手な泰治の考え・行動を理解することはできないし、そんな泰治を待つと決めて、最後には他の女との間にできた子どもを育てる決意さえする品子の執念はやはり理解できるものではない。
幼いころから何でも手に入れてきたお嬢さまの子どもっぽい欲(所有欲)のようにも思えるし、もはや「愛」ではないような気がする。
解説の酒井順子さんが言うように、品
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