林真理子のレビュー一覧

  • 私はスカーレット 1

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    「風と共に去りぬ」をヒロインのスカーレットの視点で描いた作品。
     考えてみると、「風と共に去りぬ」を活字で読んでいない?ような気がする。映画を何度も観ただけだった。
    アレクサンドラ・リプリーの「スカーレット」は読んだことはあるのだが…。
     数行読んだだけで、映画の映像が色鮮やかによみがえってきて懐かしさで胸が一杯になった。マミイとのやり取りや、レット・バトラーとの出会い、木陰で大勢の男性を侍らせるスカーレット、
    そして図書室。アシュレへの愛を拒絶されて暖炉に花瓶を投げつけるシーンが目に浮かんだ。
    まだまだスカーレットの活躍はこれから!
    続刊を楽しみにしています。

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    2019年10月12日
  • 私はスカーレット 1

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    献本企画で頂きました。ありがとうございます。
    原作は、高校生の時に読みました。その時は、ハラハラ、ドキドキ、最後は初めて泣きながら、読み終えた作品でした。スカーレットが、随分、大人びた印象でしたが、まだ16歳だったんですね!
    林真理子さんの訳は、凄くスピード感があって、今の女子高生達に、受け入れられやすいと思います。
    続きが気になって、どんどん読めますので、1度手に取って欲しいと思います。

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    2019年10月05日
  • 私はスカーレット 1

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    献本企画でいただきました。ありがとうございました。

    視点を変えるだけでスカーレットの気持ちがグッと近く感じられるのに、原作のイメージはそのままでなんだかとっても新鮮。好きな本は訳者をかえて何冊も読んでみることがあるけれど、それとはまた違う趣があってとってもよかった。

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    2019年10月05日
  • 私はスカーレット 1

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    献本企画で頂きました。

    林真理子さんも、風と共に去りぬ、お好きだったとは。私が『風と共に去りぬ』を初めて読んだのは中学の時、新潮文庫の大久保訳で、見学ばかりだった体育の時間、こっそりかくしてまで夢中で読んだものです。ヴィヴィアン・リーの美貌が輝くような映画も観ましたし、宝塚でも観劇、ファンと言って差し支えないと思います。

    今年は『風と共に去りぬ』ブームのようで、新潮版も新訳なったところ。波に乗って、人気作家の林真理子さん、どうお訳しになるのかなと思って、わくわくと読み始めました。

    一言で言えば、痛快!スカーレットの心理が鮮やかに描かれていて、難しいところはありません。素直で激情家で、かな

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    2019年10月04日
  • 男と女の理不尽な愉しみ

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    壇蜜さん、ほんとに面白い。
    独特な思考や飛び抜けた発想からは、逆にものすごく知性を感じた。
    コリアレポートの辺真一さんが好きで、もし彼のコンサートがあったら行きたい、乾いたコンサートをやってほしい、というお話に笑った。

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    2019年09月15日
  • 我らがパラダイス

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    超高級介護施設セブンスター・タウンで働く3人の中年女性、看護師と看護婦と食事係は各々親の介護に一人で苦しむ。非協力的な夫・兄嫁・弟・子供たちに憤りながらも熱心に介護する彼女たちは健気だ。お金もない。追い詰められた彼女たちは、セブンスター・タウンでとんでもないことを思いついて実行してしまう。親を救おうとしていても、やっていることは犯罪である。でも、自分の親を何とかしてあげたいと願う彼女たちのことを考えると、応援したい気持ちになる。▼内容は非現実的である。でも、介護の悲惨さや、親が年をとって人格が崩壊する哀しさが伝わるとともに、最後に彼女たちのハチャメチャさ加減が諷刺的かつ漫画的で面白い。

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    2019年09月06日
  • コスメティック

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    時代的にテーマが女性と仕事になってしまうので目立ちすぎてちょっといやだったけどまぁシンプルに女性性について言及してるのかな。田代が最後気持ち悪くなってざんねんだった…

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    2019年07月11日
  • 愉楽にて

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    大人の男性がいろいろな関係や経験を通して感じる人と人との関わりと大切さ。
    家族の大切さがこの歳で、いろいろな経験を通して分かってくる。
    どんな繋がりや出会いだったとしても、大切な人をリスペクトの姿勢で向き合いたいと思わせてくれた本。

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    2019年07月11日
  • 愉楽にて

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    途中から、私は渡辺淳一を読んでるのか、って錯覚した。女の作家が男の主人公を描くってどんな感じなんだろう。失楽園の凛子は、女性の目から見るとなんともアンドロイドっぽくて、現実感が足りなかった。男は、こんな女性を求めているのか、と思っただけ。どちらの作品にも共通するのは、並外れた文章力と構成力と魅力的な表現で、全く飽きることなく一気に読んでしまうこと。それこそが、もしかしたら本のテーマ以上に大事なんじゃないかと、この頃思う。その意味では大満足。読後に、何かが残っていれば、それでもう、その作品はいいのだから。本書は、最後に男の寂寥が残った。地位も、お金もある不自由ない人生の男たちに、だ。多分、それこ

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    2019年07月05日
  • 愉楽にて

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    女性を遊びの対象として扱える男と、女性を一人のパートナーとして扱う男の対比が面白い。
    それでも50過ぎのじじぃでも金持ってりゃそれなりにコネクションがあるというのは羨ましい。むしろすっかりそっち方向に興味をなくした俺はどうすりゃいいのよと思いながらも読みながら想像するのはまだまだ楽しい。

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    2019年05月29日
  • anego

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    30代のおんなの心と生活と価値観と両親との関係があまりにもリアルで、「身に覚えのある私達」は途中から主人公の幸せを祈るように読んだ。林真理子は「働く女性たちにどうかいいことがありますようにという、祈りを込めて小説を書く」と言う割に、こんな怖ろしい結末を用意して、まるで突然掌を返したように「不倫はいけませんよ」などと教科書ヅラするのはなんなのだろう。奈央子みたいに周囲に自らに誠実に生きてきた女性が、(家族はともかく)見ず知らずの人から狂ったような罵倒されなきゃならないほどの不倫とも言えない恋をして報われないなんて、ちょっとあんまりじゃない?と思う、思うけど、この小説が、世間的お利口さんなんかやめ

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    2019年05月05日
  • マリコノミクス! ――まだ買ってる

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    林真理子さんのエッセイはここ1年ほどハマっていて、本作も本屋さんを物色して発見(発刊等の情報収集は特段していない)。
    これまでにも何冊か読んだけれど、本作が一番笑った。読書しながら声を出して笑うなんてことそうそうない。GW、人と接することなく過ごす日がある人(わたしみたいな)は、ぜひこれを読んでひとしきり笑っていただきたい。
    元気をくれる、というか、頭を空っぽにしてリフレッシュさせてくれる一冊である。

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    2019年05月03日
  • 愉楽にて

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    大手医薬品メーカー九代目、久坂隆之は53歳。
    素性正しい大金持ちで、シンガポールと東京を行き来し、偏愛する古今東西の書物を愛でるように女と情事を重ねる。

    時代の波に流されず、優雅で退嬰的な人生をたゆたう男たちが辿り着いたのは―。

    小説を読むときに、ストーリーを楽しむのも1つですが、知らない世界を垣間見る、という楽しみがあります。
    私の知っているシンガポールと、久坂さんの目を通して映るシンガポールは全くの別物です。地名は知っているものだけに、その差異というのがとても楽しい。
    富裕層の人が生きているのは私にとって、別世界です。それは、ファンタジーの世界と変わらないくらい。遊び方も、しきたりも

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    2019年04月28日
  • 白蓮れんれん

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    この時代に良い所に生まれたら、普通に恋愛することも容易ではないんだなと思った。
    元々目立っている人(今で言う芸能人みたいな)が不倫して世間が大バッシングするというのは今も変わらないけど、家柄で結婚するような時代の人にとってはその不倫が本当に初めての恋愛かもしれなくて、今のそれとは意味が違ってくるなと思った。

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    2019年02月05日
  • ハイパーミディ 中島ハルコ 1

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    林真理子さんの「最高のオバハン中島ハルコの恋愛相談室」という小説を漫画した作品。小説を漫画にした分、台詞回しが長く感じるのと、主人公である中島ハルコの物言いに好き嫌いは分かれると思いますが、ハルコの生き方とそれを見つめるいづみのやり取りのバランスが良いです。

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    2019年01月30日
  • 私のこと、好きだった?

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    タイトルからして、もっと軽い読み物なのだと勝手に思っていた。読み進めていくと、いくつも考えさせられる事に出会った。いろいろな人生があり、予測もできないし、タイミングもある。人それぞれ、またその時々の受け取り方次第なのだろうけど心に残る作品となった。

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    2019年01月05日
  • 運命はこうして変えなさい 賢女の極意120

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    ネタバレ

    バブル感出ていると思いながら、賛成しないけどあるある!と共感することも多かったです。
    ・女友達はやっぱり美人を選ぶべきである
    ・義理と人情のしがらみを手でよけながら前に進む。そしてときどきら負けたふりもする
    ・夫というのは妻につまらない顔をしてまっていてもらいたいものなのだ
    ・人間、どんな肩書を使ったっていいんだ。だけどその肩書のために一生懸命仕事をしなくっちゃ。ふさわしくなるよう努力しない人間は、いつまでたっても肩書が宙ぶらりんのままだ

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    2018年12月31日
  • みずうみの妻たち 上

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    林さんらしいというと上から目線になってしまいますが、女性の気持ちの揺れ具合がリアルでスルスルと読み進めました。
    下巻の展開は、予想通り?…

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    2018年12月26日
  • 愉楽にて

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    現代版源氏物語。
    出てくる方々がみんな40代50代で、まさにその年代の私にとってはとても新鮮な物語でした。
    こういう小説もさらりと書ける林真理子さんはやっぱりすごいなあ。
    そして、きっと、8割くらいがノンフィクションなんなんだろうなあ。実際にこういうお金もち男性がひっそりといるのが、いまのこの日本。このことも知っておいて損はないと思います。

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    2018年12月24日
  • 愉楽にて

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    製薬会社副会長、シンガポールと日本を行き来する久坂は53歳。父の会社は長兄が継いだが、妻の多額の遺産で潤う55歳田口。金に困らない男たちが、旨いものを食い、あちこちの女に手を出す、という話。

    くだらないと言えば実にくだらない。空虚なのになぜかぐいぐいと読ませる。基本的にここに出てくる女性は、40代から50代しかいない。恋愛(やそれに付随するもろもろ)に関しては、もはや20代が中心だというのはもう古いのかも知れない。少子高齢化社会でもあるので、もっと歳いっても恋しようよというのが作者のメッセージなのかもしれない。

    たまに含蓄がありそうな表現はあるものの、基本的には何も残らない、いっときのエン

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    2018年12月19日