鈴木大介のレビュー一覧

  • 最貧困女子

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    ★★★★
    今月10冊目
    これは非常に難しい問題。貧困の最下層にいるのは、親などに頼れない、親からの虐待、メンタルやられてる、精神疾患、知的障害がベースにある。行き着くところはセックスワーク。 
    これは出会う人種ではないかもしれないがこの手の人達がいるって衝撃

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    2023年03月20日
  • 最貧困女子

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    本当に日本で起きていることなのだろうかと、信じられない気持ちになった。
    女性の貧困については昨今社会的にも問題になっており、所謂パパ活と呼ばれるようなものがあることも知ったが、本書に書かれている最貧困女子が取り込まれる援デリなどは全く一括りにできるものではないと思った。著者が取材対象に本当に真摯に向き合い話を聞いたであろうことがよく分かりました...。ご自身でも言われていた通り一般人なら発狂したでしょう。ルポを出してくださったことに感謝。
    衝撃を受け、考えるきっかけにはなったが、やはりどうしたらいいのかは本当に難しい。

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    2023年03月16日
  • 脳は回復する―高次脳機能障害からの脱出―(新潮新書)

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    いくら話せないと訴えても、医療関係者は話せてますよとしか言ってくれない。当事者研究の意義を余すところなく伝えている。

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    2022年11月13日
  • 発達系女子とモラハラ男

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    発達障害の人たちにとって、世界はどう見えており、何がどう難しいのか、なぜ難しいのかが物凄く分かりやすく説明されている。

    ただ疑問に思ったのが、話が長くなるほど冒頭の話を忘れたりインパクトがある点のみに執着してしまい、その間に会話が流れていってしまい全体像が掴めなくなる特性が強いとのこと。
    それって、映画見たり本読んだりして全体の流れが掴めるのか?また、それでおもしろいと思えるのか?というところ。(本の中で、発達障害のある妻がドラえもんの映画が面白いと言っている)

    もう一つの疑問が、妻は約束を必ず守るタイプだ と前半に書いてあるものの、後半には約束の時間を守れない妻、とも書いてある。どっちやねん。

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    2022年08月05日
  • されど愛しきお妻様 「大人の発達障害」の妻と「脳が壊れた」僕の18年間

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    これはいい本。
    全編を通じて軽妙なタッチで読みやすいが、内容は「自分や相方との向き合い方」という点において、重く、かつ、本質的。特に、著者のように脳梗塞を発症しなくても、誰しも加齢でだんだん心も体も劣化することが避けられない中、遅かれ早かれ直面する困難さに対する心構えを教えてくれる。

    「何事も経験しなければ分からない/分かり合えない」と書いてしまうとネガティブだが、逆に「経験により分かり合える」なら歳を重ねることも悪くないかもしれない。

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    2022年05月26日
  • 脳は回復する―高次脳機能障害からの脱出―(新潮新書)

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    脳梗塞の後遺症で高次脳機能障害にかかり、そこから回復できた筆者が、障害の時の気分や体調を言語化した貴重な本(筆者談)。感情や言動がうまく表現できなかったり歯止めが利かなくなる時の状況が分かりやすく伝わる。

    本人は苦しみ、もがいていても医者や周囲の人の理解が得られずに孤独を感じてしまう様子も、明るい調子ながら克明に文章化されている。

    筆者の妻が発達障害を持っており、以前はその妻を支える立場だったのが、逆に支えてもらう立場になった。その筆者が最後の方で語る、「高次脳機能障害者を扱えない組織・上司はダメだ」という言葉に説得力がある。

    本書は脳機能の障害を持った人への理解を深めると共に、昨今言われている多様性、「自分と異なる考えの人との関わり」の在り方考えさせられる。

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    2022年04月03日
  • 発達系女子とモラハラ男

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    前半に漫画の箇所があり、あらためて疲れやすさや、できないことに理由がちゃんとあること、認知資源のしくみについて学ぶきっかけになりました。お2人がどう工夫して生活をしているのかを、具体的に書いて下さっていて、こういう形もあるんだよ、とメッセージを発信してもらえるのがありがたく、心強いです。

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    2022年03月31日
  • 貧困とセックス

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  貧困とAV業界
    第2章  貧困と性風俗
    第3章  貧困と格差社会
    第4章  貧困と子どもたち
    第5章  貧困と中年童貞
    第6章  貧困と日本の未来

    <内容>
    日本の将来について考えさせられる内容だった。そして現実を知らないことに愕然とした。二人のライターの対談集で、やや軽さや問題発言もあるが、現実の最下層に寄り添っている二人なので、学者や役所やNPOあたりの発言よりも重きがある。

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    2022年03月25日
  • されど愛しきお妻様 「大人の発達障害」の妻と「脳が壊れた」僕の18年間

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    高次機能障害になった夫が自分の困り事を通して発達障害の妻を理解し、支え会える関係になるまでを書いたノンフィクション。
    発達障害の特徴は人によって様々なので全てが当てはまるわけではないけれど、自分の気持ちや考えをうまく言葉にできない当事者(うちの息子もASDで知的障害はないけれど気持ちを表現するのは不得意)の苦しさを推察する手がかりになる。
    支援級に在席していても「やればできる」と言われがちで困っている息子。だからといってやること全部をとりあげてしまうのも本人のやる気や自信を失わせるそうなので見極めが大事だなと思った。

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    2022年01月25日
  • アンダーズ〈里奈の物語〉 1

    ano

    購入済み

    気になって

    以前から気になっていて新規購入クーポンで購入しました。主人公の度胸が凄く、どんどん読みすすめてしまいました。

    #ダーク

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    2021年12月31日
  • 老人喰い ――高齢者を狙う詐欺の正体

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    「ほとんどの老人は、ただ自分のために金を溜め込んで使わない。金は若い連中に廻らない。これは誰のせいだ?」
    読んでいる途中でうっかり、老人喰いが正しいのでは、とさえ感じました。

    お金というものに安心感を覚えるのは、老いも若きも同じでしょう。だから、抱え込んでいるのだし、騙してでも欲しいモノでもある。
    こういった問題はいつぐらいからあったのかなと考えてしまいました。または、これも長生きの弊害だったのでしょうか。

    時代に望まれない両者の対立だと感じました。

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    2021年11月22日
  • アンダーズ〈里奈の物語〉 1

    無料版購入済み

    引き込まれる

    援デリっていう聞き馴染みのない物が題材で、正直苦手な分類ですが、主人公の女のコの消費されずちゃんと職業として生きようとする姿にどんどん引き込まれました。
    無料版しか読んでませんが買おうか買わまいか悩んでます。

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    2021年10月21日
  • ギャングース(1)

    購入済み

    犯罪者

    絵も汚くて見にくいのですが、これは読むことで逆に犯罪防止にも役立つなと思いました。
    こういう手口があると知ることは大事です。

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    2021年08月04日
  • 脳が壊れた

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    脳梗塞から高次脳機能障害になったライターの話。

    病気の話なので当然ながら重苦しい描写が続くが、ライターだけあって文章がうまく、読みやすかった。

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    2021年01月24日
  • ギャングース(1)

    購入済み

    悪い知識を会得してしまう。

    主人公達の境遇を考えると凄い世界だなぁ~・・・アウトローという奴かいと。

    作者が刑務所に足を運んで取材をして話を構成しておられて

    これがリアルな話なんだな。今普通に暮らすことが出来てて良かったと思えてくる。

    無料で3巻まで読みましたが続きが気になります。

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    2021年01月05日
  • されど愛しきお妻様 「大人の発達障害」の妻と「脳が壊れた」僕の18年間

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    理解できない者同士のすれ違いは、どこまで行っても平行線でいつか離れて別々に生きて行く事になると思うのですが、彼らは病気を介してお互いを理解するに至ったという稀有な例です。
    そもそも理解できない状態で十数年夫婦やっていただけでも驚愕ではあるのですが、これだけ理解できない事が有ってもずっと寄り添って来たんだなあと思うと、出来る事や、やってもらえる事だけで人間繋がっている訳ではないよなあとつくづく思います。
    出来ることだけではなく、出来ない事や、好んでしない事を全て並べてみると、誰がそれをすべきなのかが見えてくるのかもしれません。
    この本のお妻様は序盤の姿を見ると怠惰な女性にしか見えませんが、彼が病気を得て発達障害と同様の障害になった時に、彼女が今まで何故家事全般が出来なかったのかを理解します。そして彼女の発達障害を固有のパーソナリティーとして完全に受け止める事が出来ます。
    彼の編み出した発達障害の彼女への家事の「発注方法」の確立によって、お妻様は家事のサポーターとして覚醒します。
    これはこの本のクライマックスなので是非読んで体験して頂きたいところです。

    筆者はかなり短気でなんでも自分でやってしまうので、内圧を高めて爆発するタイプでかなり厄介。よくぞこの彼女と支えあってここまで来たものだと感心します。僕だったら絶対無理。
    末永く幸せに暮らして頂きたいものであります。

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    2020年12月01日
  • 老人喰い ――高齢者を狙う詐欺の正体

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    ここ数十年の日本の苦境の原因は、次の3つにある。
    ①若者の打ち立てるビジネスに対して、十分な投資がなされていない
    ②需要の高いサービスはいくらでもあるが、そのサービスを必要とする人たちに支払えるだけの購買力が無い
    ③どんなビジネスをするのにも、行政によるさまざまな法や制約や手続が必要で、その対応だけで時間と人手と利益がすべてふっとんでしまう

    この3つの課題をクリアできたビジネス、それが本書で出てくる組織による特殊詐欺だと思う。組織は極限まで効率化され、若い働き手たちは高いモチベーションを持ち、とことんまで高収益を上げていく。こういう若者たちが表の世界で同じように力を発揮できれば、日本はもっと活力のある豊かな国になれるはずだ。

    しかし実態はそうなっていない。なぜか。上の3つに上げたとおりである。
    したがって我々は次のような、逆のことをすればよいのだ。

    ①老人を中心に、金のある人達は若者や新しいビジネスに積極的に投資する。
    ②多くのサービスを必要とする者(小さい子を持つ家族など)に対して十分に給与や行政の補助を与える。
    ③過去に事故や事件が起きるたびに行政が新たなルールをどんどん追加してきたが、それらが本当に必要なのか今一度考えて、ルールを大胆に廃止する。規制緩和ではなく、ルールそのものを廃止することが大事。

    本書は①②の重要性について改めて気づかせてくれる。でもね、①②をすればいいだなんて、そんなことは政治家も官僚も本当は分かってるんだよね。わざとやってないんだ。
    そしてその結果、現在の特殊詐欺のはびこる社会になってしまったというわけだ。特殊詐欺の被害を訴える老人を含めて私たちは、自分らが選挙で①②を敢えてしないような政治家を選んでいった結果として、特殊詐欺を実際に許してしまう社会を作ってきたんだという事実を、甘んじて受け入れなければならないのだ。

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    2021年01月06日
  • 貧困とセックス

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     「貧困」がキーワード。コンビニとかに置いてある実話誌や男性向けの娯楽誌出身のライター二人の対談集。これほど濃い中身だとは思わなかった。大手マスコミのエリート記者では、ここまで取材できないだろう。
     貧困の原因とか、裏側に潜むもの、あまりに酷い実態、そう貧乏と貧困は違うのだ。本書の見出しをいくつか書きだしてみる。

     援助交際は「カルチャー」じゃなかった
     セーフティーネットとしてのセックスワーク
     生活の糧をつぶすだけで支援はしない国
     女子大生風俗嬢と奨学金問題への誤解
     なぜ家出少女の保護は進まないのか
     「再貧困中年童貞」という名のモンスター
     国の政策に翻弄されてきた貧困階層
     等々

     あと、付け加えると「エロ」要素は期待しないで読むこと。

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    2020年11月03日
  • 脳は回復する―高次脳機能障害からの脱出―(新潮新書)

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    ここまで詳細に経過と症状をご自身の内省を踏まえて書いたものは珍しいのでは無いか。
    医療者側と患者側の「障害」の捉え方に大きな差を感じる。
    患者側が感じている「生き辛さ=障害」を非常にわかりやすく言語化されているのが、とても勉強になる。
    私自身、高次脳機能障害に深く関連する医療者なのだが、学校で教えられるのは「〇〇障害」=「〜が出来なくなる」「〇〇の検査で何点以下」というような内容である。その為、この著者が書いているような、実際の生活上の困難さに対して落とし込む事が出来ていない者たちが多くいる。(私も含めて)。
    この本は、高次脳機能障害がいかに生活に困難さを与えるのか、そして私たち医療者の仕事は、その生活に困難さを覚えている人達と共に生きる事であるという事を教えてくれる。

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    2020年04月25日
  • されど愛しきお妻様 「大人の発達障害」の妻と「脳が壊れた」僕の18年間

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    ★お妻様につきあえた著者のすごさ★脳梗塞を起こしてからの著者の本をいくつか読んでいる。ちょいちょい触れられていたが、奥さんは想像以上のキャラクターだったんだ。発達障害でよく言われるように、察するのが難しく、仕事は細かく分けて伝える必要がある。著者も自分が病気をしたからこそそれが実感できたといい、分かってはいるけど実行に移すのがいかに難しいかが分かる。
    著者の症状はずいぶんと回復したようだが、取材はもう難しいのだろうか。自らを対象としたノンフィクション中心にならざるをえないのだろうか。

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    2019年11月13日