脳が壊れた

脳が壊れた

836円 (税込)

4pt

41歳の時、突然の脳梗塞に襲われたルポライター。一命は取り留め、見た目は「普通」の人と同じにまで回復した。けれども外からは見えない障害の上に、次々怪現象に見舞われる。トイレの個室に老紳士が出現。会話相手の目が見られない。感情が爆発して何を見ても号泣。一体、脳で何が起きているのか? 持ち前の探求心で、自身の身体を取材して見えてきた意外な事実とは? 前代未聞、深刻なのに笑える感動の闘病記。

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脳が壊れた のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    闘病中闘病記
    夫婦間、親との関係まで開示
    私には辞書なしでは読めない難しい漢字使えてるのが、高次脳機能障害なんだろな。

    0
    2025年06月05日

    Posted by ブクログ

    「最貧困女子」を代表作とするルポライターの著者が、40を過ぎた頃に脳梗塞になり、リハビリを通じて、自身の症状が自分が取材対象としてきた若者たちと似ていたことから、様々な仮説を立てつつ、リハビリをしながら自分を見つめ直す闘病記となっている。
    発達障害と脳機能障害の類似点を当事者として体感しているのは、

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    言われてみると確かに困っている半ぐれの何パーセントかにリハビリは効きそう。年寄りのリハビリよりもいいかどうかはさておいて。こういうのが書ける言語化能力はともかく素晴らしい。色々と腑に落ちるところが在ったのがそっちかいとは言われそうだけど。 

    0
    2025年03月06日

    Posted by ブクログ

    脳梗塞になった身内がおり、理解のため読書しました。

    医療用語、感覚を用いず脳梗塞と症状をありのまま書いてくれていたので、スルスルと読めました。
    脳梗塞になった前中後の心境、ストレス、、、当事者の執筆だからこそリアリティがありスッと理解できました。

    私自身、脳梗塞や精神的な疾患の診断はついておりま

    0
    2025年02月17日

    Posted by ブクログ

    脳出血で後遺症が残り、見た目は普通なのだが内面的にはいろいろな障害が残った状態になった作者の、発症・回復・リハビリの過程と現在の困っていることなどを書いたセルフドキュメンタリー。脳の機能不全という観点では、脳で何か病気があった人ばかりではなく、もともと脳の個性として不全を抱えているような人の行動を理

    0
    2022年12月15日

    Posted by ブクログ

    倒れた後のこととか、心身の不具合など、本当に細やかに噛み砕いて書いてくださってて、とても参考になりました。
    これまで取材であった人たちのうまくいかなさも、比べて書いてある内容も、当事者ならではの視点で、新しく、すごくよかったです。

    0
    2022年11月01日

    購入済み

    中からの渾身のレポート

    ルポライターが生業の著者が脳梗塞になり、自分に現れた様々な症状とその変化を、内側から懸命に記録している。それだけでも十分に興味深いけれど、そこで苦しんだ症状のひとつひとつは、彼が以前取材で出会った、貧困に苦しむ人・情緒障碍者・薬物中毒者等々と同じではないかと気づく。これらの人たちにも脳の器質異常が生

    #感動する #タメになる

    0
    2022年04月22日

    Posted by ブクログ

    脳梗塞の後遺症である高次脳機能障害についてここまでうまく言語化しているのはすごい。
    医者が読んでも勉強になるんじゃないかってくらい。
    認知症や発達障害も脳の機能が一部壊れるので似ているところがある。
    認知症について勉強したくて読んだ1冊。

    0
    2022年02月05日

    Posted by ブクログ

    最近、職場で高次脳機能障害になった人と知り合ったから読んでみた。
    体験をこんな風に書けるのすごいなぁ。

    0
    2021年07月17日

    Posted by ブクログ

    ★回復記に感じる「面倒な人」との共通点★漫画「ギャングース」を連載中に読んでいるとき、そういえば原作者が脳梗塞で、というのを見た気がした。40代で脳梗塞を発症し、その後の変化を体験記として記す。自分を対象としたルポで、あえて病気の深刻さを和らげようとしているのだろうが、筆致が柔らかく読みやすい。
     

    0
    2019年10月06日

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