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Posted by ブクログ 2022年12月15日
脳出血で後遺症が残り、見た目は普通なのだが内面的にはいろいろな障害が残った状態になった作者の、発症・回復・リハビリの過程と現在の困っていることなどを書いたセルフドキュメンタリー。脳の機能不全という観点では、脳で何か病気があった人ばかりではなく、もともと脳の個性として不全を抱えているような人の行動を理...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月14日
毎日疲弊している会社員の方、ふとした時に勝手に涙が流れるくらい追い詰めて仕事をしている人がいたら、そんな方にも刺さる言葉が沢山あるのではないかなと、個人的に思います。
私は仕事に没頭して無理をしすぎた結果、会社を退職しました。
対人関係も良かったし、役職を任されて充実していたけれど、休憩もとらず、...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月06日
★回復記に感じる「面倒な人」との共通点★漫画「ギャングース」を連載中に読んでいるとき、そういえば原作者が脳梗塞で、というのを見た気がした。40代で脳梗塞を発症し、その後の変化を体験記として記す。自分を対象としたルポで、あえて病気の深刻さを和らげようとしているのだろうが、筆致が柔らかく読みやすい。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月30日
鈴木大介のことは本書を読む前に「普通は入れない場所から、普通は思いつかない切り口で、普通は到達できない深さまで掘り下げて書く人」という印象があった。そういう著者が脳梗塞をサバイブして書いた作品ということで、とてつもなく高い期待を持って読みはじめ、とてつもなく高い満足度で読み終えた。
鈴木大介、ただも...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月22日
脳梗塞の後遺症としての高次脳機能障害の苦しみを、その当事者が実体験、しかも進行形の体験として書くというとんでもない一冊。
私は鬱なので、頭痛腹痛肋間神経痛から様々な症状が出ているもんで、何かと自分の身体が心配になるんだけど、この本を読んでますます心配になった。
自分が同じような状態になったら誰に...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月09日
介護の仕事をしていると、“半側空間無視”というフレーズに接することが多々ある。実際にそういった障害を持っている方がたに接するのだけれど、顕著に障害が出ている場面に出くわすことはなかった。
著者は、脳梗塞を発症し、それに伴う後遺症が残ったのだけれど、ルポライターという職業柄、自分自身を取材し、“高次...続きを読む
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