鈴木大介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白い
実体験を説明できている
どころか、「~かない」「~けない」の件は、『働く』だけでなく
『要はこの世でうまく立ち回る』が出来ない理由すら説明している
人類史上急加速度的に高度情報化中の直近現代社会において
原始人とそう変わらん性能の脳を
みんな何とかやりくりして『ニンゲン』やってる一般人が
先天的・後天的に、ちょっと調子が落ちただけで
圧倒的不能感を味あわされる恐怖
橘玲さんが言うような「その他資本」が無いとあっという間に転落するリスク
農耕やってた中世のが良いとは言わないが、
安心して生きていくための最低必要動作環境要件が
ちょっと上がりすぎてしまったんだと思う
(ワーキングメモリ -
Posted by ブクログ
ネット右翼、という言葉には若干の疑問が湧く。
インターネットの情報に深くのめり込んでいってしまった、という著者の父とその父の死後、父がどうしてそうなってしまったのかを巡る物語。
最後は普通に感動した。
が、自分も考えは保守よりなので著者の父がおかしな考えに傾倒しまくっていたかと言われるとそこまでは感じなかったな。まあ、強めのエコーチェンバーには陥っていたんだろうけど。
これはネット右翼に限らず、コロナ禍以降に親が陰謀論信者になってしまったとかそういう話も多くあるからその一端だよね
ただ、周りにこういう話に付き合ってあげられる人がいなかったというのが問題なのかも。何かを主張する場合は、自分と正 -
Posted by ブクログ
ネタバレ衝撃的だった。
福祉でカバーされない、グレーゾーンが売春や犯罪の餌食になるとは、知ってたけれど、生来の障害ではなく後天的にも「脳が不自由な人」にいつでもなりうるということが怖くなった。
脳機能障害は50歳以上ならかなりの確率で身近な問題だし、外傷によってもあり得る。
認知症でも同様のことが起きるから、この先を考えてしまう。
ただ、ずっと調べているけれど、良い対策がない。成人後見人などは正直使えないし、自分の認知機能が衰えたときにどのように、自ら福祉にアクセスしたり、お金を管理すればよいのだろう。少なくとも、犯罪からは守りたいが、合法的な保険、高額商品の売り込み、ほぼ詐欺のようなリフォーム -
Posted by ブクログ
約束を破る、遅刻する、だらしないといった貧困当事者にありがちな特徴。貧困は働かない本人の自己責任だと自身も思っていた著者が脳梗塞で高次脳機能障害になる。すると、やろうとすることがどうやってもできない、脳が働かない焦りと不安の中で、貧困者たちの言うことが今の自分の症状と同じであることに気づく。身体の障害と違って見た目ではわからない。サボりではない。やりたくてもできない不自由な脳を理解し、貧困者への周囲の支援を訴える。
かなりシリアスな本である。著者は脳梗塞という病気がきっかけで脳が不自由になる。貧困者の中には同様の病気でなる人もいるだろうが、生立ちやDVなどがきっかけで発症する人もいるそうだし -
Posted by ブクログ
以前も紹介した鈴木大介さんの本です。
今回は、ざっくり言うと「こんな脳みその具合だから、働かないのではなく働けないのだ」という本でした。
精神疾患、精神科通院歴のある方、発達障害などを持つ方がどうして働けないのかを色んな事例で示してくださいました。
「不自由な脳」の持ち主は高確率で貧困に陥る。正しくです。制度に繋がるのも難しく(人間関係だけではなく、書類上でも)働けなくなってしまったら、あっという間に貧困まっしぐらです。この本にも出てきましたが、書類を書けない方たち、ここに古名前を書いて…と指さしてもらわなくてはか書けないという方を読んで、双極性障害を持っていても私にはなかったなぁと -
Posted by ブクログ
印象的なタイトルから「ネット右翼」というものが主題なのかと思っていたのですが、どちらかというと重点は家族との関係の方にあるなというのが読後の印象です。「父は本当にネット右翼だったのか?」という観点からそもそもネット右翼とはどのようなものかを丁寧に検討したり、父の生前の発言や価値観を家族や知人へのインタビューなどから掘り下げていく過程が描かれているので、もちろんそこではネット右翼というものについても様々な考察が行われており、そこも興味深く読んだのですが、最も印象的だったのは、著者の父とはどのような人物だったのかという見方が、著者と姉、母で大きく違っていたということや、父をネット右翼認定してコミュ