大和和紀のレビュー一覧
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歴史の女性達
この歳になって歴史の女性達側に興味を持つようになったので、小野於通この人物そのものを知らなかったので、ずいぶんと勉強になった。歴史の女性達側にドラマやヒストリーもテレビではあまりスポット当てられていないし、生まれた年も没年も不明が多い。まさに昔から男性だけの優遇特権に圧を感じる。
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ギン!
アメリカで見たドキュメンタリーの「スーパーナニー」の様な漫画です!
子供に激甘、躾できないアメリカ人と
イギリスのナニー協会から来た厳しいナニー
その世界を連想します -
ネタバレ 購入済み
戦で兄2人を亡くした於通にとって、仲の良い真田兄弟が羨ましくうつった。その気持ちを察した2人は、兄妹の固めの盃を交わそうと提案する。天涯孤独と思っていた於通にとって嬉しい出来事だった。
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恋と未来
時は明治。成長する卯野と万里子。森太郎は医学生となり、密かに彼を想いながら、冷たい態度を取ってしまう万里子。卯野もまた彼に想いを寄せ……。そして森太郎の気持ちは……?
何やら問題を抱える竜助ですが、卯野が人買いに拐われてしまった際には大活躍。さらに万里子にプロポーズ。今後の行方が気になります。
卯野は看護婦見習い?助手の仕事を手伝い、万里子は女学校へ進学。森太郎は留学。これからどう展開していくのでしょうか?卯野の涙が悲しい。 -
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文明開化
時は明治。十一歳で両親を亡くし、とある家族に小間使いとして引き取られ、横浜に住むことになった卯野。そこのお嬢様・万里子と初対面。
見た目の儚さとは対照的にいたずらばかり。それでも異国に憧れたり、学校に通って勉強することを夢見たりと意気投合。
隣に住むご隠居さんとはケンカ仲間でしたが、案外良い人?彼女の進めもあって学校に行けることになった二人。
ご隠居さんの孫・森太郎。万里子の実兄・柊一郎。万里子を助けた若者・竜助。この辺りがどう絡んでくるのか?
男女差別だらけながら、負けじと異国の文化や新しい知識に触れる、卯野や万里子が目を輝かせているのが良いです。 -
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実在の人物
明治時代、日本人でありながらオーストリア貴族のクーデンホーフ伯爵と結婚したクーデンホーフ・光子の物語。
ヨーロッパでの東洋人差別はえげつないものでしたが根性で貴婦人となります。
ゲランの香水にもその名前は残されています。
漫画の方はハッピーエンドですが、実際は子供たちとは断絶し、ハッピーではなかったようですね・・・ -
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やはり雰囲気ある。
以前学生の頃紙の本でよみましたが、懐かしくなり、また電子本を買って読みました。大和和紀さんの作品はもともと好きですが、ストーリーはもちろん登場人物のちょっとした仕草や表情で余韻を持たせてくれるところが好きです。他の作品もまた改めて読みたくなりました。
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ギャグと愛と
「くれない匂う」のような実話系と、赤ん坊をめぐるフィクションながら限りなくその辺にありそうな実話っぽいネタ。
作者の幅の広さが窺える。
最後のエピソードは特に印象に残った。
でもなぜ、これを世に出したのか、未婚の子なしの自分には今ひとつ不明。