大和和紀のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
なんと
茶々の執念はものすごい。
まあこの時代托卵は今よりもっともっと多かったのだろうなぁ。
そして秀吉が殺戮を犯したから秀吉の子は死んだのだという説に納得させられてしまう。 -
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対立
秀吉と信輔の対立で間に立ち思い悩む於通。
そして死んだと思っていた実兄と再会。
ガラシャ夫人に使える実兄、これも辛い運命だな。
慶次郎は笑ったw -
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オールキャスト
戦国時代だけあって出てくるキャラクターに暇がありません。
忍城攻めや甲斐姫なんかも出てきて楽しい。
しかし於通のほうは近衛家の方から出入り禁止にされてしまう・・ -
購入済み
時は明治時代
男として育てられたのに、ある日突然結婚のため父に女に戻れと言われた志乃。そんな時に出会ったのがアメリカ人のアーヴィング。
そんなアーヴィングに、ニューヨークでの女性活躍話を聞かされ、志乃はニューヨークに行くことを夢見るようになります。
しかし志乃が密航した船は、アーヴィングが乗っていた函館行き。色々ありつつ函館や札幌で二人が気持ちを通わせるように……。
志乃の一度これと決めたら揺るぎない信念、強さ、粘り強さ、同時にアーヴィングを一途な心が良いです。アーヴィングの方が尻込みするほど。強い女子大好き!
絵柄ははいからさんくらいの頃が好み。ちょっと線が硬い感じがしました。 -
Posted by ブクログ
史料が少なくよくわかっていない歴史上の人物というのはたくさんいて、とくに女性の場合は天皇家・お公家のお姫様や名だたる方の正室・側室でもないかぎり、資料に載るというのもなかなかないことと思います。小野お通(本書では於通)もその一人で、残した書画や手紙でその存在が実在であるらしいとはわかっているものの、詳しいことはあまりよくわかっていない人。そんなお通に光を当て、またその当て方が素晴らしい作品であったと思います。
さすがに、関ヶ原や大阪の陣など合戦については他に名だたる名著が多く、比較するのは酷ですが、正直かなり劣ります。とくに、伏見城の戦いで果てた鳥居元忠については、司馬遼太郎の「関ヶ原」を超え -
購入済み
懐かしかった
アニメ映画が、新しいキャストで上映されていると知り、懐かしくなり新装版全巻購入し、映画も観に行きました、本では、当時のギャグも描かれて懐かしかったし、映画は映像も綺麗で楽しみました、映画の後編が楽しみ^_^
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Posted by ブクログ
●『イシュタルの娘』あたりの、安土桃山時代の公卿関係文献
・『公卿補任』九条前久、信尹(信基)の職歴が分かる。
・『三藐院記』信尹の日記。
・『晴豊日記』勧修寺晴豊の日記。晴子(新上東門院)の兄。酒呑みすぎ。数日に一回は沈酔。みんなでべろべろ。名前を書くだけで100万円近い収入。贈り物、貢ぎ物が飛び交っている。自身の子ども、他家の子ども、すべて「あちゃ」「ちゃちゃ」「あちゃちゃ」。身分は記入順でしっかり区別。織田信長のことは「信長」と記す。
・『兼見卿記』天正十年二月四日に信尹(信基)登場。
・『言継卿記』漢字、漢字。
・『御湯殿の上の日記』かな、かな。 -
Posted by ブクログ
【ネタバレ有り】
読んでいるこちら(現代人)は分かっていることながら
真田幸村(信繁)も淀の方も秀頼(何故hideよりと変換する、我がATOK……)も
あの通り最期を遂げる訳で。
で、大坂方にも於通にも立ちはだかっていた家康も世を去るのですが……
今度から於通に立ちはだかるのは
かつての教え子(という設定・史実では違うと思われる)だったおふく、後の春日局。
秀忠と江与の末娘である和姫(和子)の入内……となる訳ですが
昔誰かの小説を読んだ時は
徳川贔屓な書き方だったのか
和子可哀想、帝や殿上人がいけず、な印象だったんですが
こういう描かれ方だと帝やおよつ御寮人達も可哀想だなあと。
確かに徳川の