感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2015年06月29日
公家・摂関家の若き当主、近衛信輔と恋愛中の於通さんだが、信輔側の御付の者から、得体のしれない離婚歴のあるおなごは相応しくないと、出入りを禁止されてしまう。
於通さんは、御所に出入りを許されて、天下人にも認められているし、人々からは才女ともてなされ、恥じない生き方を自負している。
今まで、ひとりで筆...続きを読むだけを頼りとしてきた誇りが無残にも砕かれて、辛い心胸に。
カブいちゃうぐらいの信輔はんのことだから家を出て、この恋、成就させてしまえ!
戦国時代だけあって出てくるキャラクターに暇がありません。
忍城攻めや甲斐姫なんかも出てきて楽しい。
しかし於通のほうは近衛家の方から出入り禁止にされてしまう・・
Posted by ブクログ 2012年07月01日
近衛信輔との仲が進展したような進展してないような。
戦国時代の知識は中途半端なので、展開を楽しみ。
甲斐姫が気になったから、のぼうの城あたり読んでみようかな?
Posted by ブクログ 2012年06月24日
前巻の続きで、連名書を取り戻した信輔と於通。それでも秀吉の怒りを買い、危なくなったところで北条攻めになりました。
秀吉と利休の関係も危ない感じになってきたときに、突然信輔が倒れちゃいました。信輔を心配する於通でしたけど、信輔の家人からは出入り禁止を通達されて、落ち込んでます。
確かに信輔は左大臣...続きを読むだし、於通は出戻りの上で、信輔と敵対する秀吉側の人間だしっていうのは、元々分かっていたことではあるけど、それを他人から言われるとつらいですよね。
後半は細川ガラシャの話になっていきますが、彼女が於通になんの話があるのか、ガラシャの最期を知っているだけに気になります。
波乱に満ちた世の中の話でいつも新鮮に読ませて頂いてます。激動のこの時代のこんなに凄い女性が、なぜ今まで歴史の表に現れなかったのだろう...とつくづく不思議に思います。