あらすじ
「うわさにたがわぬおもしろき娘よ」と信長にも愛された娘・小野於通(おの・おつう)。於通を知らずして戦国は語れない!! 大和和紀が初にして待望の戦国ロマンのヒロインに抜擢したのは、小野於通――!! その輝きはあたかも戦国の闇を夜明けに導く明けの明星――信長に見出され、秀吉に重用され、家康に信頼された才女、小野於通。その知られざる生涯を大和和紀が描く本格戦国ロマン!!
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小野於通は昔真田太平記(だったかな)で見かけて名前だけは知っていたのですが、ひととなりは今回初めて知ったように思います。これから続きを読むのが楽しみな作品です。
華麗な絵が素晴らしい
小野於通この人物そのものを知らなかったのでずいぶんと勉強になった。
史実とフィクションをうまく混ぜてぐいぐい引っ張て行かれる。
信長 秀吉 家康などの有名どころの武将は当然のことながら、ねね まつ ちよ 市 淀 などの女性たちも次々登場 読んでいてうれしくなってしまう。
そして華麗な絵が素晴らしい。衣装や武具や城 風景などの細かい描写がとてもいい。
戦国時代の才女
恥ずかしながら、お通については才女だったということくらいしか認識がなく。どのような女性だったのか、興味があり読み始めました。1巻読んだら面白く、その後は大人買いしました。
ちなみに、大河ドラマ「真田丸」では、八木亜希子さんが演じられていましたね。
引き込まれる!
もとから戦国時代の話はとても興味があり、好きなのですが、女性が主人公のものは読んだことがなく、新鮮でした。不思議な力を持つ彼女にどんどん引き込まれて、
とても面白かったです。
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謎の美女、小野於通(おののおつう)のことが知りたくて、現在、発売されているまでをオトナ買いした。
大和和紀先生の描かれる於通さんは、私の想像に近いビジュアル。
書をたしなみ勤勉で、御公家さんたちを楽しませる教養の深さ。
かの織田信長が退屈しているときに、お相手したりと、大人物に好かれる徳がある。
個人的に、真田兄弟(兄 源三郎 信幸と弟 源次郎 幸村)との出逢いのシーンが好きだな。
於通を恋偲ぶ、近衛信輔との関係も今後どうなるか気になるところ。
Posted by ブクログ
この漫画を読むまで小野お通という人を恥ずかしながら知りませんでした。
ですが、イシュタルの娘を読んでお通がすごく魅力的な人だと思いました。
もともと歴史物が好きだということもあるかもしれませんが、それを抜きにしてもおもしろいです!!
安定感のある構成で、読んでいて疑問に思うようなこともないし、引き込まれるばかりでした。
おすすめです!
Posted by ブクログ
あさき~の時もそうでしたが、この作家さんは、時代考察のレベルが高くて尊敬。
こういう作品にこそ、お金を払う価値があるなと心から思います!!
言葉遣いが綺麗で気持ちいいですね。やっぱり古き和のものって素敵だなぁ~。
ついこの間まで、花とゆめの、なんて素敵にジャパネスクを読んでいたんだけど、その作品よりも、単語が難しいです。
調べないとわからない用語なども結構でてきました。
どちらの作品も大好きですが、この多少の難しさも、また大好き!
子供向けすぎないで、より本格的に楽しめるというか♪
(これでもだいぶ砕いて描かれていると思うのですが)
じーーーっくり読んで3時間くらいかかっちゃいました。
歴史物に興味がある方にオススメ!
安心・高クオリティ作品!
Posted by ブクログ
新しい歴史マンガという感じ。
誰もが何度も描いた戦国時代という時代なのに於通という視点で見るとこうも違うのかと思わされた。
自由でものすごく面白い。
歴史好き、特に文化史好きの人には読んでもらいたいなぁ。
Posted by ブクログ
大和和紀さんの書く女性が好きです。
美しく気高く強く。でも柔らかくて女性らしい弱さもある。
NY小町が一番好きでしたが、これもおもしろい!
続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
今流行りの戦国時代もの、ですが、大和さんだというだけでなんともいえない安心感。笑
やはり話の組み立てがうまいというか、歴史ものだけに説明はもちろん多いんだけど、くどすぎず読みやすいです。
小野於通というひとについては、実はこの作品を読むまで全く知らなかったのですが、ひとりの主人公として違和感なく、時代背景ごとすんなり入ってきてます。
当時の記録からは中々全容がつかめない、謎の女性。
大和さんの描く彼女の生涯を、これからも追いかけていきたいです。
Posted by ブクログ
●『イシュタルの娘』あたりの、安土桃山時代の公卿関係文献
・『公卿補任』九条前久、信尹(信基)の職歴が分かる。
・『三藐院記』信尹の日記。
・『晴豊日記』勧修寺晴豊の日記。晴子(新上東門院)の兄。酒呑みすぎ。数日に一回は沈酔。みんなでべろべろ。名前を書くだけで100万円近い収入。贈り物、貢ぎ物が飛び交っている。自身の子ども、他家の子ども、すべて「あちゃ」「ちゃちゃ」「あちゃちゃ」。身分は記入順でしっかり区別。織田信長のことは「信長」と記す。
・『兼見卿記』天正十年二月四日に信尹(信基)登場。
・『言継卿記』漢字、漢字。
・『御湯殿の上の日記』かな、かな。
歴史の女性達
この歳になって歴史の女性達側に興味を持つようになったので、小野於通この人物そのものを知らなかったので、ずいぶんと勉強になった。歴史の女性達側にドラマやヒストリーもテレビではあまりスポット当てられていないし、生まれた年も没年も不明が多い。まさに昔から男性だけの優遇特権に圧を感じる。
Posted by ブクログ
戦国時代の才女、小野於通を描く。若くに摂関家の九条家に世話になり公家の作法を仕込まれ、近衛信輔と書を通じて繋がる。信長、秀吉、真田などと縁を持ち、預言能力を持つという小野の女当主として・・・
Posted by ブクログ
お、おもしれ~・・・ベテランの作家さんはさすがだなぁ。絵柄がちょっと古い気もするけど、それは仕方ない。でも綺麗だから問題ないし。
於通は例の彼とは結ばれるんだろうか、それが心配でハラハラするよ。
Posted by ブクログ
小野於通やそのあたりの戦国時代の知識がないとこの駆け足っぷりは厳しいのでは?とも思いましたが、少女時代だしこんなもんなのかなー。
これからの展開に期待。
戦国ロマン1
戦国時代。織田信長の背後に竜。光を放つ豊臣秀吉と徳川家康。人には見えないものを見る天眼の持ち主で才女・小野於通。子供の頃から話はスタート。たまたま出会った信長に見い出され交流する於通。
しかし明智光秀の登場で起こる本能寺の変……。父や兄たち、さらには母を失い、京都で生活する於通。波乱万丈ながら手助けしてくれる人たちが良い人たちなのが救い。教養を身に付けいざ戦国社交界へ出陣!
1巻は世界観の説明等が中心。仕方がないかもしれませんが、ペンタッチが荒く固いのが残念。