大和和紀のレビュー一覧
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若紫登場の巻。
源氏にだいぶ感情移入できるようになって、それだけでも
読んだ価値があったと思う。
ページの都合上端折られたエピソードもいくつかあるが
それでも理解を助けてくれるわかりやすい物語となっている。
葵の上と心が通い始めたことがほっとし
六条も気の毒であり一概に責められず
なんとも苦々し...続きを読むPosted by ブクログ -
近衛信輔との仲が進展したような進展してないような。
戦国時代の知識は中途半端なので、展開を楽しみ。
甲斐姫が気になったから、のぼうの城あたり読んでみようかな?Posted by ブクログ -
前巻の続きで、連名書を取り戻した信輔と於通。それでも秀吉の怒りを買い、危なくなったところで北条攻めになりました。
秀吉と利休の関係も危ない感じになってきたときに、突然信輔が倒れちゃいました。信輔を心配する於通でしたけど、信輔の家人からは出入り禁止を通達されて、落ち込んでます。
確かに信輔は左大臣...続きを読むPosted by ブクログ -
学生時代幾度となく触れる機会はあったものの
どうしてもいまいち興味が持てずにきてしまった。
教師に恵まれなかったのか、何故に人の色恋沙汰、
しかも常識が今と昔とで違うとは言え、遊び人の武勇伝を学ばねばならないのか
などと思うことしかなかった。
が、必要にかられて有名作品のこれに触れてみようと思いた...続きを読むPosted by ブクログ -
小野於通伝。
この方について、ほとんど存じ上げません。
調べてみよう、知ってみよう、というスタンス。
それにしても、江戸時代前後はかなり不案内です。
そのうえで、スター的な人物、この巻ならば、茶々などの浅井三姉妹、真田幸村などなどと絡めてあるのは、とっつきやすい。Posted by ブクログ -
真田兄弟と兄妹の契りを行ったあたりは、穏やかな感じがしましたけど、茶々が懐妊し、奥州の伊達政宗とか関東の北条家とか、きな臭さがあります。
信輔との関係は変わらずだけど、心から信頼している感じがしてて、いい方向に向かったらいいんですけどねぇ。
次巻は5月かぁ。半年後は長いです。Posted by ブクログ -
秀吉の行った北野大茶会から北条による真田の上州名胡桃城の攻撃が発覚したところまで。お通と近衛信尹、真田兄弟との交流にも変化が生じていろいろと面白くなりそうな予感がする所。Posted by ブクログ
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望まぬ結婚に終わりを告げ、於通は於ねの祐筆として大阪城にあがる。秀吉の側室にされそうになるが、からくも逃げおおせるいっぽう、再会を果たした信輔は別人のように荒れていた。
次々と話しが進み、気持ちが良い。さすが大和和紀。この人だけは、歳を重ねても、良い作品を描いてくれる。Posted by ブクログ -
志摩守の元で名ばかりの妻となっていた於通ですが、その清廉な生き方に使用人達とはよい関係が築けていけているなって思いましたが、志摩守が私怨で人を殺め、於通が書きためていた書を破ったことから、志摩守からの離縁を獲得しました。1年余りの結婚生活だったそうですけど、その間、ぬばたまの薬で難を逃れてたんでしょ...続きを読むPosted by ブクログ
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出雲の阿国や春日局、浅井三姉妹が出てきて、於通の周りもちょっと賑やかになってきました。彼女らとの関わりを匂わす記載もあるので、今後が楽しみです。
近衛信輔との関係もいい感じに進んでいたところですが、関白の話が出てきたあたりできな臭い感じに。そういえば日本史の授業で、関白秀吉ってあったなぁって思って...続きを読むPosted by ブクログ -
浅井三姉妹の長女・茶々の強かさが魅力的。戦国時代を個人の能力で生き抜くらしい於通と対比して描かれるんだろうなあ。於通はここからどうやって世界を広げていくのか続きが楽しみ。Posted by ブクログ
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小野於通やそのあたりの戦国時代の知識がないとこの駆け足っぷりは厳しいのでは?とも思いましたが、少女時代だしこんなもんなのかなー。
これからの展開に期待。Posted by ブクログ -
初めて源氏物語を通読できました!漫画ですが。
大和和紀さんの絵が本当に素晴らしくて、カラーなどはため息がでますね。
みんな似たような服装や髪形なのに、あんなにたくさんの女性の顔を、しかも徐々に年を重ねさせつつ表情まで絶妙に描き分けられるなんてすごすぎます。
エピソードはどれも面白いのですが、やはり紫...続きを読むPosted by ブクログ -
[ 内容 ]
華やかな貴族文化が咲きほこっていた平安時代に、光る君と呼ばれるひとりの貴公子がいました。
幼いうちに母親を亡くした彼は、天皇の息子でありながら臣下の身分に降ろされ、そしてただ一つの恋も―。
いまからおよそ1000年前、紫式部によって書かれた古典名作「源氏物語」が、華麗なイラストと美しい...続きを読むPosted by ブクログ -
高校時代に途中まで読んだことがあったが
すっかり忘れていました。それにしても
恋多き男性であります・・。
ところどころ原文で読んだ箇所が出てきて
懐かしかった。それにしても雅な時代であります。
紫の上が当時としては、待つ身だけの、男性に頼るだけの
女性の幸せを考える件がありビックリした。
これは...続きを読むPosted by ブクログ -
新源氏物語を読んで以来、人の創造力とはすごいものだと思うようになった。
一人の作家があそこまで深い世界観を創り出してしまうなんて・・・もちろん紫式部だから出来たことではあるけれど。
そこで、独自の世界を持った創作にたくさん触れたいと考えている。
文学に限らず、漫画にも。
で、源氏×漫画ということで、...続きを読むPosted by ブクログ -
どう考えても光源氏はダメ男だと思うのですが(笑)許されるのが平安朝の日本なのでしょうか。まぁ…女子はいつの時代も強いのですなぁということで。とにかくこの本で古文の時間にちっとも理解できなかった源氏物語がわかりました。参考書にしてもいいくらい。
私は紫の上が好きですが、源氏物語占いだとどれをやってもだ...続きを読むPosted by ブクログ