大和和紀のレビュー一覧
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ネタバレ出雲の阿国や春日局、浅井三姉妹が出てきて、於通の周りもちょっと賑やかになってきました。彼女らとの関わりを匂わす記載もあるので、今後が楽しみです。
近衛信輔との関係もいい感じに進んでいたところですが、関白の話が出てきたあたりできな臭い感じに。そういえば日本史の授業で、関白秀吉ってあったなぁって思っていたら、案の定、それに信輔が巻き込まれ、しかもこれまで全然出てきてなかった塩川志摩守なる変なオヤジが於通の許嫁として出てきちゃいました。
もっと早く信輔との結婚が決まっていればよかったのに、泣く泣く志摩守の元に嫁ぐことになった於通。なんか田舎臭い生活になってしまって、愛人がいたり、かわいくないガキがいたりと、これまでの生活とは一変しちゃいましたけど、この生活はやっぱり秀吉が亡くなるとか、志摩守が亡くならないと終わらないんでしょうね。
信輔の元に戻りたいはずなのに、逃げることはせずに書に平安を求めることにした於通。続きが気になります。 -
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高校では生徒会役員、東大に入って、品行方正な男子と結婚が決まって……っていう人生を歩いていた桂子さんの1974年から1980年までを描いた小編。鷲田清一氏がこの本をジェンダー的な束縛のたとえとして引いていたのだけど、この本は十年愛の物語として読んでしまうと、小編ということもあり、細部が端折られてしまっているような感じがすると思う。それよりもやはりジェンダーの視点で読んだほうが面白い。いつの間にか小走りでしか走ることのなくなっていた桂子さん。「君は働かなくていいよ」という男と結婚しかけた桂子さん。世の中には自分らしさの前に、女らしさとか男らしさってものが立ちはだかっている。考えもせず自らそういう壁で囲おうとする人もいる。
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初めて源氏物語を通読できました!漫画ですが。
大和和紀さんの絵が本当に素晴らしくて、カラーなどはため息がでますね。
みんな似たような服装や髪形なのに、あんなにたくさんの女性の顔を、しかも徐々に年を重ねさせつつ表情まで絶妙に描き分けられるなんてすごすぎます。
エピソードはどれも面白いのですが、やはり紫の上と明石の御方はふたりとも素敵な女性で、その友情や、紫の上の死の場面などは印象深いです。愛情と孤独にあふれた源氏の晩年も胸が締め付けられ、まさにあわれ。
しかし解せないのは、源氏の壮絶な生涯のあとの、宇治十帖。
私は正直、源氏よりも、薫と匂宮のほうが好きです。が、光る源氏の君の伝説的生涯に比べて、この十帖は見劣りしませんか…?
なぜ、源氏の死のあと、最後の十帖だけ次の世代を描いたのか…。なぜ源氏の死で物語は終わらなかったのか。
紫式部に訊いてみたい。
わからないのはわたしの人生経験が少ないせいなのでしょうか、きっとそうかな…。
まだまだいろいろ考えてみたいです。
そしていつか原典を読んでみたい!
【2010.08.15】 -
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[ 内容 ]
華やかな貴族文化が咲きほこっていた平安時代に、光る君と呼ばれるひとりの貴公子がいました。
幼いうちに母親を亡くした彼は、天皇の息子でありながら臣下の身分に降ろされ、そしてただ一つの恋も―。
いまからおよそ1000年前、紫式部によって書かれた古典名作「源氏物語」が、華麗なイラストと美しい文章で新しくドラマチックによみがえる!
小学上級から。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
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新源氏物語を読んで以来、人の創造力とはすごいものだと思うようになった。
一人の作家があそこまで深い世界観を創り出してしまうなんて・・・もちろん紫式部だから出来たことではあるけれど。
そこで、独自の世界を持った創作にたくさん触れたいと考えている。
文学に限らず、漫画にも。
で、源氏×漫画ということで、有名な「あさきゆめみし」を読んでみた。
まず、絵がいいです。特に紫の上かわいい。
頭の中将ってあんなキャラだっけ・・・?と思いつつ、笑いを誘うのでよいかと。
平安貴族が「あちゃー」とか言ってるんだよ!!萌え〜
ただ時間の流れが、やっぱり漫画だとわかりにくいなあと思った。
2ページしか進んでないのにいつの間にか3年経ってるとか。ちょっと違和感。
でも源氏物語オリジナルの世界観を壊さない程度に少女漫画化されてるので、誰でも楽しめると思う。
あと完全版を買ったけど表紙が素敵。
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あえて二巻を載せるのは表紙の色合いがすごく好きだから。
実在の舞妓さんだった方をモデルとして描かれています。京都祇園甲部の舞妓さんのお話。私自身、一度本気で舞妓さんになりたいと思ったことがあり結構自分で調べたこともあったりします。皆には内緒にしてたけど。母は賛成だったのです笑
話は戻りますが、やっぱり舞妓さんは大変やな〜と思います。でもそんな舞妓さんだからこそ私はあこがれるし尊敬もする。この漫画はそんな舞妓さんの日常を描いてくれてるのですごく読み応えがありました。しかし女の世界というものは恐い。
舞妓さんたちとは全然違いますが、遊女がいた吉原とかもっとすごかったんだろうな。島原はそうでもなさそうだと勝手に思っているのだけれど。
それにしてもこの方は着物を描くのが本当にうまい!さすがベテランですね。ほれぼれします。