大和和紀のレビュー一覧

  • イシュタルの娘~小野於通伝~(6)
    細川ガラシャさまのお導きにより於通さんにサプライズな出来事が!
    キリスト教の信徒であるガラシャさまは、デウスのお導きでありましょうと御謙遜されるけども、この引き合わせは夢のようだ。

    ガラシャ様は、この身分社会に上も下もなく、男女間であっても友でいようと言う。
    すべてが等しく人であり、等しく友である...続きを読む
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(11)
    信長、秀吉、家康といった歴代の天下人にも一目置かれる女流書家「小野於通(おの の おつう)」の生涯も半生か。

    家康の側室…というよりは、参謀・側近として活躍した才媛「阿茶局(あちゃのつぼね)」や、於通の書の弟子、江(浅井長政・三女)の長女「豊臣 完子(とよとみ さだこ)」など、歴史の表舞台にはあま...続きを読む
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(3)
    於通さん離縁となってしまいました。
    しかし、夫の志摩守殿とは、なんとか円満に別れることができて、短い結婚生活に終止符を打つことに。
    もとの穏やかな生活に戻れることが出来てよかった。

    その後は、女御さまの書の教授となったり、秀吉の正室の北政所 於ねさまの祐筆(礼状や見舞いの文の代筆)を頼まれる。
    ...続きを読む
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(11)
    今女性が大河の主人公を演じているけれど、誰それの妹というような一般人を主人公にするより、小野於通のような人をこそ主人公にするのが良いのではないかと思ったりした。
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(10)
    ちょうど大河ドラマ軍師官兵衛でもそろそろ関ヶ原。同時代の違う観点からの描き方。歴史ってどの人に焦点を合わせるかで正義まで違って見えるから恐ろしくもあり、面白い。漫画で歴史を読むと、時代の流れがより容易く頭に入ってくるから有難いわ。
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(10)
    201411/関ヶ原。それぞれの矜持・思いの決断、悲しく切ない展開。阿国のエピソードがたくましい。そんな中、おつうが家康から江戸行きを命じられたとこで次巻へ…。
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(9)
    201405/於通と信輔がーーー♪な嬉しい今巻。大御所さんが生きてたら…という思いや、おふくの悔しさとか、切ない展開もあるけど、面白かった!
  • 試験によくでる『あさきゆめみし』~受験必勝! 名作マンガで『源氏物語』徹底読解~
    「試験によく出る」なので一応受験生向きのようです。でも、時代背景やこの時代独特の特殊な言葉についての詳しい説明、寝殿の図解まで載っているので、「源氏物語」を理解する手助けになります。

    ただ、受験に関係ない人が読むと古文の助詞などの解説はちょっと読むのがしんどいかもしれません。なので私は、そこを飛ば...続きを読む
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(8)
    この時代の高貴な女性達の中、好きに恋愛できるっていうのは、素晴らしいことなんだなって思います。最後の江与様のようにできる人って少ないでしょうが、このあとの展開はどうなるのか、そっちも気になります。

    かなり精神的におかしくなってきた秀吉。淀君の話も聞かないし、早く死んで欲しいって思う人、たくさんいそ...続きを読む
  • 源氏物語 あさきゆめみし 完全版(1)
    すべてのはじまりの物語

    所詮源氏も藤壺も紫の上も桐壺帝と更衣のイミテーションに過ぎない
    もしかしてあのまま桐壺帝が更衣を忘れて藤壺を捨て置いたのなら源氏も、一番の被害者である紫の上の未来も、ひいては過去の因果応報によって産まれた宇治十帖の主人公である薫の人生ですら明るかったのかもしれない
    それを感...続きを読む
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(8)
    201311/女性陣のたくましさ!史実と和紀先生ならではの描写がぴったり。そして、伝その29、よかった…!
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(8)
    安土桃山期を代表する女流書家、小野於通(おの の おつう)の伝記之八巻目。

    浅井長政とお市の三女、つまりの信長の姪にあたる「江与(えよ)」が三度目の結婚で徳川秀忠に嫁ぐ前に於通に見得を切る。

    曰く、
    「わたしはすでに結婚三度目…いわば歴戦の強者(つわもの)ぞ。
    徳川のこせがれなどひと呑みにしてく...続きを読む
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(8)
    最後の江与様のたくましさに思わず笑ってしまった。この漫画の江与様は、男に生まれていればさぞかし、と思ってしまうお方で愉快。
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(7)
    いったんは別れた信輔と於通の間がまた近くなってきたようで、それはうれしいですけど、信輔は左大臣をやめて名護屋に行って、於通の義兄弟の真田兄弟と会ったりしてって、なんか忙しそうです。

    お互いに好きだし、左大臣もやめちゃってるから、さっさと於通と結婚したらいいのにって思うのは、この時代ダメなんでしょう...続きを読む
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(7)
    しばらく本誌のほうを読んでなかったのですが
    安定して面白いです。
    この巻は淀君周辺の秘密と、近衛信輔さんが朝鮮出兵を願い出てかなわず暴走、
    名護屋でお通と義兄弟の契りも交わしている真田兄弟と出逢うことなどが印象的な内容となっています。

    悩める信輔さんはこれから薩摩に流されることになるのですが
    薩摩...続きを読む
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(7)
    無理なく展開が早い。人一人の歴史だもんね、あんまり丁寧にやってちゃどれだけ時間あっても足りないよ。
    しかし二人が結ばれるのはいつになるんだろう・・・少女マンガだし、幸せな結末は迎えてほしい。このまま二人は別の道へ、心は繋がってる、っていうのも美しくはあるけどね。どうなるのかなぁ。
  • 源氏物語 あさきゆめみし(1)
    受験のため、関係図・ストーリーは頭に入れようと思い手にした。

    とても綺麗な文だなと思いつつ読んだ。
    小学生の頃、友達が読んでて理解出来なかったが、とても面白い。

    最初は好きになれなかった源氏に対しての理解を深めれて良かった。
    幼い源氏が可愛い。

    2巻からもとても気になる。
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(1)
    戦国時代の才女、小野於通を描く。若くに摂関家の九条家に世話になり公家の作法を仕込まれ、近衛信輔と書を通じて繋がる。信長、秀吉、真田などと縁を持ち、預言能力を持つという小野の女当主として・・・
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(6)
    於通の周りにまた魅力的な男性が。伊達政宗に前田慶次郎。今のちゃらちゃらしている人は格好だけが多いけど、この時代の彼らはポリシーを持って、変わった格好してたんだなぁと。格好だけじゃなくて、いい書も書くっていいなぁ。

    利休を自害させた秀吉からオーラがなくなり、実子の鶴松が亡くなったことで、ここから朝鮮...続きを読む
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(1)
    お、おもしれ~・・・ベテランの作家さんはさすがだなぁ。絵柄がちょっと古い気もするけど、それは仕方ない。でも綺麗だから問題ないし。
    於通は例の彼とは結ばれるんだろうか、それが心配でハラハラするよ。