大和和紀のレビュー一覧

  • イシュタルの娘~小野於通伝~(7)

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    ネタバレ

    いったんは別れた信輔と於通の間がまた近くなってきたようで、それはうれしいですけど、信輔は左大臣をやめて名護屋に行って、於通の義兄弟の真田兄弟と会ったりしてって、なんか忙しそうです。

    お互いに好きだし、左大臣もやめちゃってるから、さっさと於通と結婚したらいいのにって思うのは、この時代ダメなんでしょうか。

    淀君の不貞の疑惑はよく聞きますけど、確かにあれだけ側室がいた秀吉に子がいたのは淀君だけだと、周りも怪しいって思うかもしれないですよね。

    波瀾万丈な於通の人生。
    これからどう進むのか楽しみにしてます。

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    2013年06月05日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(7)

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    しばらく本誌のほうを読んでなかったのですが
    安定して面白いです。
    この巻は淀君周辺の秘密と、近衛信輔さんが朝鮮出兵を願い出てかなわず暴走、
    名護屋でお通と義兄弟の契りも交わしている真田兄弟と出逢うことなどが印象的な内容となっています。

    悩める信輔さんはこれから薩摩に流されることになるのですが
    薩摩に行ったら、なんとなくみんな逞しくなるイメージ。
    (へうげものの小堀遠州とか?)
    信輔さんもいっそ日焼けしてなんとか示現流でも学んで(?)
    帰ってくればいいのに~などと あさってなことを考えております。

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    2013年05月27日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(7)

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    無理なく展開が早い。人一人の歴史だもんね、あんまり丁寧にやってちゃどれだけ時間あっても足りないよ。
    しかし二人が結ばれるのはいつになるんだろう・・・少女マンガだし、幸せな結末は迎えてほしい。このまま二人は別の道へ、心は繋がってる、っていうのも美しくはあるけどね。どうなるのかなぁ。

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    2013年05月17日
  • 源氏物語 あさきゆめみし(1)

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    受験のため、関係図・ストーリーは頭に入れようと思い手にした。

    とても綺麗な文だなと思いつつ読んだ。
    小学生の頃、友達が読んでて理解出来なかったが、とても面白い。

    最初は好きになれなかった源氏に対しての理解を深めれて良かった。
    幼い源氏が可愛い。

    2巻からもとても気になる。

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    2013年02月05日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(1)

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    戦国時代の才女、小野於通を描く。若くに摂関家の九条家に世話になり公家の作法を仕込まれ、近衛信輔と書を通じて繋がる。信長、秀吉、真田などと縁を持ち、預言能力を持つという小野の女当主として・・・

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    2012年12月09日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(6)

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    於通の周りにまた魅力的な男性が。伊達政宗に前田慶次郎。今のちゃらちゃらしている人は格好だけが多いけど、この時代の彼らはポリシーを持って、変わった格好してたんだなぁと。格好だけじゃなくて、いい書も書くっていいなぁ。

    利休を自害させた秀吉からオーラがなくなり、実子の鶴松が亡くなったことで、ここから朝鮮出兵に向かってしまうんだなぁ。時代が大きく変わるとき、次巻もすぐに読みたいけど、半年後。長いです。

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    2012年11月16日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(1)

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    お、おもしれ~・・・ベテランの作家さんはさすがだなぁ。絵柄がちょっと古い気もするけど、それは仕方ない。でも綺麗だから問題ないし。
    於通は例の彼とは結ばれるんだろうか、それが心配でハラハラするよ。

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    2012年11月07日
  • 源氏物語 あさきゆめみし(2)

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    ネタバレ

    若紫登場の巻。

    源氏にだいぶ感情移入できるようになって、それだけでも
    読んだ価値があったと思う。
    ページの都合上端折られたエピソードもいくつかあるが
    それでも理解を助けてくれるわかりやすい物語となっている。

    葵の上と心が通い始めたことがほっとし
    六条も気の毒であり一概に責められず
    なんとも苦々しいエピソードが続く。

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    2012年07月17日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(5)

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    ネタバレ

    近衛信輔との仲が進展したような進展してないような。
    戦国時代の知識は中途半端なので、展開を楽しみ。

    甲斐姫が気になったから、のぼうの城あたり読んでみようかな?

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    2012年07月01日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(5)

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    ネタバレ

    前巻の続きで、連名書を取り戻した信輔と於通。それでも秀吉の怒りを買い、危なくなったところで北条攻めになりました。

    秀吉と利休の関係も危ない感じになってきたときに、突然信輔が倒れちゃいました。信輔を心配する於通でしたけど、信輔の家人からは出入り禁止を通達されて、落ち込んでます。

    確かに信輔は左大臣だし、於通は出戻りの上で、信輔と敵対する秀吉側の人間だしっていうのは、元々分かっていたことではあるけど、それを他人から言われるとつらいですよね。

    後半は細川ガラシャの話になっていきますが、彼女が於通になんの話があるのか、ガラシャの最期を知っているだけに気になります。

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    2012年06月24日
  • 源氏物語 あさきゆめみし(1)

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    学生時代幾度となく触れる機会はあったものの
    どうしてもいまいち興味が持てずにきてしまった。
    教師に恵まれなかったのか、何故に人の色恋沙汰、
    しかも常識が今と昔とで違うとは言え、遊び人の武勇伝を学ばねばならないのか
    などと思うことしかなかった。

    が、必要にかられて有名作品のこれに触れてみようと思いたち
    丁度ノベル版があったので読んでみた。
    登場人物の感情が非常によく書かれているので
    それぞれの立場というものが理解でき、
    光る君に対する感情が悪感情だけではなくなった。
    それだけの点でも非常に有難い。

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    2012年06月06日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(3)

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    ネタバレ

    小野於通伝。
    この方について、ほとんど存じ上げません。
    調べてみよう、知ってみよう、というスタンス。

    それにしても、江戸時代前後はかなり不案内です。
    そのうえで、スター的な人物、この巻ならば、茶々などの浅井三姉妹、真田幸村などなどと絡めてあるのは、とっつきやすい。

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    2011年11月27日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(4)

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    ネタバレ

    真田兄弟と兄妹の契りを行ったあたりは、穏やかな感じがしましたけど、茶々が懐妊し、奥州の伊達政宗とか関東の北条家とか、きな臭さがあります。

    信輔との関係は変わらずだけど、心から信頼している感じがしてて、いい方向に向かったらいいんですけどねぇ。

    次巻は5月かぁ。半年後は長いです。

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    2011年11月19日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(4)

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    秀吉の行った北野大茶会から北条による真田の上州名胡桃城の攻撃が発覚したところまで。お通と近衛信尹、真田兄弟との交流にも変化が生じていろいろと面白くなりそうな予感がする所。

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    2011年11月13日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(3)

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    ネタバレ

    望まぬ結婚に終わりを告げ、於通は於ねの祐筆として大阪城にあがる。秀吉の側室にされそうになるが、からくも逃げおおせるいっぽう、再会を果たした信輔は別人のように荒れていた。
    次々と話しが進み、気持ちが良い。さすが大和和紀。この人だけは、歳を重ねても、良い作品を描いてくれる。

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    2011年10月15日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(3)

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    ネタバレ

    志摩守の元で名ばかりの妻となっていた於通ですが、その清廉な生き方に使用人達とはよい関係が築けていけているなって思いましたが、志摩守が私怨で人を殺め、於通が書きためていた書を破ったことから、志摩守からの離縁を獲得しました。1年余りの結婚生活だったそうですけど、その間、ぬばたまの薬で難を逃れてたんでしょうか。

    久しぶりに京に戻った於通ですが、すぐに公家の女御さんたちや女官たちの先生になったり、大坂城の於ねの祐筆や茶々の書の先生になったりと、書ができるということは、この時代スゴイんですねって感心しました。

    秀吉からのラブコールは機転で切り抜けたし、あと心配なのは、左大臣の信輔ですね。なんだ身を落

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    2011年06月26日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(2)

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    ネタバレ

    出雲の阿国や春日局、浅井三姉妹が出てきて、於通の周りもちょっと賑やかになってきました。彼女らとの関わりを匂わす記載もあるので、今後が楽しみです。

    近衛信輔との関係もいい感じに進んでいたところですが、関白の話が出てきたあたりできな臭い感じに。そういえば日本史の授業で、関白秀吉ってあったなぁって思っていたら、案の定、それに信輔が巻き込まれ、しかもこれまで全然出てきてなかった塩川志摩守なる変なオヤジが於通の許嫁として出てきちゃいました。

    もっと早く信輔との結婚が決まっていればよかったのに、泣く泣く志摩守の元に嫁ぐことになった於通。なんか田舎臭い生活になってしまって、愛人がいたり、かわいくないガキ

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    2011年06月26日
  • 天の果て地の限り

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    額田王という存在を初めて知った漫画です。大和和紀さんの繊細なタッチで描かれる人物の生きた表情に惹かれました。その後、万葉の歴史が好きになり、額田の歌そのものを楽しむようになった今でも、 懐かしく愛読している漫画。壬申の乱を迎える所で幕が降りるので、その後の十市と高市の運命や、今はまだ若き讃良皇女の将来などにも想いを馳せつつ。ところで、井上靖の「額田王」と展開が似ているような気がするのは気のせいかしら?

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    2011年02月17日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(2)

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    浅井三姉妹の長女・茶々の強かさが魅力的。戦国時代を個人の能力で生き抜くらしい於通と対比して描かれるんだろうなあ。於通はここからどうやって世界を広げていくのか続きが楽しみ。

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    2011年01月09日
  • あい色神話

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    高校では生徒会役員、東大に入って、品行方正な男子と結婚が決まって……っていう人生を歩いていた桂子さんの1974年から1980年までを描いた小編。鷲田清一氏がこの本をジェンダー的な束縛のたとえとして引いていたのだけど、この本は十年愛の物語として読んでしまうと、小編ということもあり、細部が端折られてしまっているような感じがすると思う。それよりもやはりジェンダーの視点で読んだほうが面白い。いつの間にか小走りでしか走ることのなくなっていた桂子さん。「君は働かなくていいよ」という男と結婚しかけた桂子さん。世の中には自分らしさの前に、女らしさとか男らしさってものが立ちはだかっている。考えもせず自らそういう

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    2010年12月30日