大和和紀のレビュー一覧

  • 源氏物語 あさきゆめみし 完全版(1)

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    其の一~其の五

    大和和紀が語る「あさきゆめみし」との日々


    与謝野晶子
    田辺聖子「新源氏物語」

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    2016年08月04日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(13)

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    いよいよ大坂の陣に入りましたね。お通の大事な人達がだんだんなくなっていく辛い話が続いています。そんな中にも次世代の明るいフラグも立っていたような。

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    2016年05月13日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(11)

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    201505/史実と漫画とうまく絡んでほんと面白いし、登場人物達も魅力的。ずっと第一線で活躍してる大和先生すごいな…

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    2015年10月11日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(10)

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    前巻で秀吉が亡くなり、あとを追うように前田利家も没し、邪魔者が去る中で豊臣を滅する気でいる徳川家康が勢力をあげてくる。
    石田三成襲撃事件、細川珠の自害、そしてなんといっても関ヶ原の戦いが画かれている10巻は面白く、そこに於通さんが見守るように、うまい具合に登場する。
    関ヶ原の戦いに参戦した、於通さんと縁深い真田父子、兄弟の家族愛には涙腺がゆるんでしまった。
    戦でみんなが引き裂かれてしまう。
    幸せな時間のまま止めることなど無理なのでしょうか。

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    2015年09月29日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(9)

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    文禄5年に発生した、M7.8~8.0の伏見大地震から豊臣秀吉を救った於通さん。
    彼女の不思議なことを見通せる力“天眼”で、災いを避けたり未来を予知したりと、相変わらず人々の助けとなっている。
    そういった人が傍に居てくれたら、どんなにありがたいことだろうか。

    於通さんの私生活に大きな変化が!
    天涯孤独を貫き通そうと覚悟していたけど、幼馴染の近衛信輔と結ばれ子供が授かり、やっと女の幸せをつかんだ。
    安泰な生活になっても家庭に入ることもなく、仕事と両立を図る姿には憧れてしまいます。

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    2015年09月29日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(8)

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    豊臣秀吉の甥の秀次を高野山に追放し切腹させ、秀次の子や妻妾侍女37名を三条河原で処刑した出来事や、浅井三姉妹の江与が徳川家に嫁入り(再婚)する話などに、主人公の於通さんは、うまい具合に入り込んでいる。

    神託に従事する飯綱の太夫が言うには、於通さんは、よくよく“負け組に心を寄せる”と…。
    自分のことより窮地に追い込まれた人々の支えとなっていた女性であったのだろう。

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    2015年07月30日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(7)

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    少女期の斎藤ふく(のちの春日局)が不美人に描かれていて...実際そうだったの??

    ふくは幼いとき於通と出会っている。(1巻)
    父親の斎藤利三が処刑される場で泣きわめいているところ、於通からお手製の花染めの手巾をもらったのだ。
    それからは、ずっと心の慰めの品となり、於通を憧れのお姉さんとして、いつしか再会したいと想うのであった。

    於通の源氏物語の講義中に、ふくは水簿らしい身なりで自分も受けさせて欲しいと願い出る。
    そんなハングリー精神は立派。
    綺麗な身なりの女御さんたちに睨まれようが、そんなこと御構い無し。

    武家の男子が学ぶ儒学も習得したいとは、この時代にしては頭の中が男子化しているニュー

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    2015年07月20日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(6)

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    細川ガラシャさまのお導きにより於通さんにサプライズな出来事が!
    キリスト教の信徒であるガラシャさまは、デウスのお導きでありましょうと御謙遜されるけども、この引き合わせは夢のようだ。

    ガラシャ様は、この身分社会に上も下もなく、男女間であっても友でいようと言う。
    すべてが等しく人であり、等しく友であると。
    身分格差により信輔さんと会うことができない於通さんには、心に響く言葉となる。

    日も射さぬ山の中の家で幽閉されていても、人々に日を射し向けるガラシャ様は、誰よりも大名夫人らしくなく、また誰よりも大名の夫人らしいと。

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    2015年06月29日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(11)

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    信長、秀吉、家康といった歴代の天下人にも一目置かれる女流書家「小野於通(おの の おつう)」の生涯も半生か。

    家康の側室…というよりは、参謀・側近として活躍した才媛「阿茶局(あちゃのつぼね)」や、於通の書の弟子、江(浅井長政・三女)の長女「豊臣 完子(とよとみ さだこ)」など、歴史の表舞台にはあまり登場しない女性の姿が詳しく描かれており、じつに良い。

    ちなみに豊臣 完子は、五摂家のひとつ九条家に嫁ぎ、その遠い子孫である「九条 節子(くじょう さだこ)」は、大正天皇の皇后である。
    そして、完子の父は、三好秀勝(秀吉の甥。秀次の弟)であり、母方の祖母(浅井長政の妻)は、信長の妹、お市の方である

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    2015年06月12日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(11)

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    今女性が大河の主人公を演じているけれど、誰それの妹というような一般人を主人公にするより、小野於通のような人をこそ主人公にするのが良いのではないかと思ったりした。

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    2015年05月29日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(3)

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    於通さん離縁となってしまいました。
    しかし、夫の志摩守殿とは、なんとか円満に別れることができて、短い結婚生活に終止符を打つことに。
    もとの穏やかな生活に戻れることが出来てよかった。

    その後は、女御さまの書の教授となったり、秀吉の正室の北政所 於ねさまの祐筆(礼状や見舞いの文の代筆)を頼まれる。
    側室の茶々さまや松の丸さまには、書を指導したり、女官たちには、「源氏物語」の講義をしたりと、京と大阪城を行き来する生活へと充実している。

    自身のポリシーを持ち、師匠の九条種道から独り立ちして、おのれの書流を築き上げ、引っ張りだこに。

    『書は人、それ自体が生きもの。ひと文字ひと文字に書き手の品格の高

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    2015年05月29日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(10)

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    ちょうど大河ドラマ軍師官兵衛でもそろそろ関ヶ原。同時代の違う観点からの描き方。歴史ってどの人に焦点を合わせるかで正義まで違って見えるから恐ろしくもあり、面白い。漫画で歴史を読むと、時代の流れがより容易く頭に入ってくるから有難いわ。

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    2014年11月23日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(10)

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    201411/関ヶ原。それぞれの矜持・思いの決断、悲しく切ない展開。阿国のエピソードがたくましい。そんな中、おつうが家康から江戸行きを命じられたとこで次巻へ…。

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    2014年11月15日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(9)

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    201405/於通と信輔がーーー♪な嬉しい今巻。大御所さんが生きてたら…という思いや、おふくの悔しさとか、切ない展開もあるけど、面白かった!

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    2014年05月18日
  • 試験によくでる『あさきゆめみし』~受験必勝! 名作マンガで『源氏物語』徹底読解~

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    「試験によく出る」なので一応受験生向きのようです。でも、時代背景やこの時代独特の特殊な言葉についての詳しい説明、寝殿の図解まで載っているので、「源氏物語」を理解する手助けになります。

    ただ、受験に関係ない人が読むと古文の助詞などの解説はちょっと読むのがしんどいかもしれません。なので私は、そこを飛ばして読みました。

    受験生にはぜひおすすめ。やっぱり今でも「若紫」と「雨夜の品定」は頻出なんですね。

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    2014年02月05日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(8)

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    この時代の高貴な女性達の中、好きに恋愛できるっていうのは、素晴らしいことなんだなって思います。最後の江与様のようにできる人って少ないでしょうが、このあとの展開はどうなるのか、そっちも気になります。

    かなり精神的におかしくなってきた秀吉。淀君の話も聞かないし、早く死んで欲しいって思う人、たくさんいそうです。

    次は5月かぁ。
    先は長いですね。

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    2014年01月14日
  • 源氏物語 あさきゆめみし 完全版(1)

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    すべてのはじまりの物語

    所詮源氏も藤壺も紫の上も桐壺帝と更衣のイミテーションに過ぎない
    もしかしてあのまま桐壺帝が更衣を忘れて藤壺を捨て置いたのなら源氏も、一番の被害者である紫の上の未来も、ひいては過去の因果応報によって産まれた宇治十帖の主人公である薫の人生ですら明るかったのかもしれない
    それを感じ取っていたからこそ桐壺帝は源氏と藤壺の不義を黙認したのかな

    けれどさすがは千年も現存する『源氏物語』
    あの当時『更級日記』でも書かれているようにみんなが夢中になるのがわかる
    そしてそれをわかりやすく原作ほぼそのままに描いてくださった大和先生に感謝を

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    2013年12月30日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(8)

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    201311/女性陣のたくましさ!史実と和紀先生ならではの描写がぴったり。そして、伝その29、よかった…!

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    2013年11月29日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(8)

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    安土桃山期を代表する女流書家、小野於通(おの の おつう)の伝記之八巻目。

    浅井長政とお市の三女、つまりの信長の姪にあたる「江与(えよ)」が三度目の結婚で徳川秀忠に嫁ぐ前に於通に見得を切る。

    曰く、
    「わたしはすでに結婚三度目…いわば歴戦の強者(つわもの)ぞ。
    徳川のこせがれなどひと呑みにしてくれるわ!」

    頼もしすw

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    2013年11月26日
  • イシュタルの娘~小野於通伝~(8)

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    最後の江与様のたくましさに思わず笑ってしまった。この漫画の江与様は、男に生まれていればさぞかし、と思ってしまうお方で愉快。

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    2013年11月14日