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7世紀のかなぁ?
万葉集に掲載されてる和歌のいくつかは額田王の作。
その解釈を巡り、多様な見方があることが伺えるものの、ここでは立派なひとつの解釈が示されています。
Posted by ブクログ 2015年06月20日
天智天皇は、自分の手を血に染めて、まだ若い日本国の事をすごく思っている。
大海も、鎌足も、額田も、天智を全力で支えたいと思っていて、あまり悪い人はいない設定だと感じた。
Posted by ブクログ 2011年11月27日
額田王を描いた作品。あまりにも有名。
井上靖『額田女王』の影響をかなり受けているのではないか、と、読んだ当時(中学生かな?)は思っていました。
今は、わかんないけれども。
額田王と言えば「茜さす 紫野ゆき 点野ゆき 野守は見ずや 君が袖振る」と言う和歌で有名ですよね。この「歴史ものの少女漫画」も素晴らしかったですが、彼女は「持統天皇」を主人公にしました里中満智子先生の「天上の虹」にも登場しています。山本鈴美香先生の「7つの黄金郷」同様、この「天上の虹」が電子書籍化され...続きを読むていないのは誠に残念です。両作品の早期電子書籍化を願います。また、半世紀前に関西で発生しました「千日デパート火災」や「東大阪クラクション殺人事件」を題材にしました「歴史ものの少女漫画」も早く誕生して大ヒットして欲しいです。
以前学生の頃紙の本でよみましたが、懐かしくなり、また電子本を買って読みました。大和和紀さんの作品はもともと好きですが、ストーリーはもちろん登場人物のちょっとした仕草や表情で余韻を持たせてくれるところが好きです。他の作品もまた改めて読みたくなりました。
Posted by ブクログ 2011年02月17日
額田王という存在を初めて知った漫画です。大和和紀さんの繊細なタッチで描かれる人物の生きた表情に惹かれました。その後、万葉の歴史が好きになり、額田の歌そのものを楽しむようになった今でも、 懐かしく愛読している漫画。壬申の乱を迎える所で幕が降りるので、その後の十市と高市の運命や、今はまだ若き讃良皇女の将...続きを読む来などにも想いを馳せつつ。ところで、井上靖の「額田王」と展開が似ているような気がするのは気のせいかしら?
Posted by ブクログ 2009年10月04日
あかねさす
紫野行き
しめ野行き
野守は見ずや
君が袖振る
美しさ故の不幸。
秦代末の虞姫、小野小町、細川ガラシャ・・
どの国にも、どの時代にもそんな悲劇はたくさんあるけれど、
額田大王もその一人だったのだと知った。
神とひととの間に揺れる巫女。
大和作品らしい壮大な浪漫。
Posted by ブクログ 2010年09月28日
歴史モノというか少女マンガというか…微妙なところ。
飛鳥時代を舞台として、主人公に額田女王、脇には中大兄皇子、大海人皇子、藤原鎌足。
とくれば大化の改新、そして壬申の乱。
ポイントポイントで和歌をちりばめた構成は面白かったけど、
ラストの第3部が淡々と進みすぎて、なにやら物足りなく終わってしまった...続きを読む印象が否めない感じの表題作でした。
そしてどうせなら、同時収録作品も歴史モノで揃えてほしかったと思う。
【収録作品】
・天の果て地の限り
・苺のような恋の唄
・冬の祭り日
Posted by ブクログ 2013年06月20日
額田王のお話です。
中大兄皇子と大海人皇子が額田王を巡って三角関係、という設定。(そういう説もあるらしい)
この作者の歴史もの、古典ものはハズレがない。