大槻ケンヂのレビュー一覧

  • 今のことしか書かないで

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    ‘今‘を起点にした、妄想がちりばめられたエッセイ集。
    「取り立てて何も起きない2週間も」とあるけれど、そんな回はほぼなかったんじゃなかろうか。
    話題自体は年齢もあってか割とシリアスなことも多いんだけれど、語り口や捉え方が優しくて、息はそれほどつまらない。
    妄想部分に関しては、どうなんだろうと思いつつ、最後にゃ引き込まれたんだから面白いと感じたんだろう。

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    2024年12月25日
  • サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きていく方法

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    バンドブームを知っている世代にはおなじみの大槻ケンヂの著書。
    お気楽に稼いで羨ましい、と思っていたが、どの職業でもそれなりの苦労があるという当たり前の事実に気づかされた。
    「運が良かっただけ」と言わるような有名人たちの、「運が良かったからこその苦労」を知ることができた。

    <アンダーライン>
    ★★★★★
    「人気が出る」ということは「ある日突然、いわれのない愛と憎しみを一身に受けるようになること」です。

    ★★★★
    会ったこともないような人に対してそこまでの憎しみをぶつけられるっていうのはショックでした

    ★★★
    「人間は根本的に悪である。けれども善であろうと努める生き物でもある

    ★★★「何で

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    2024年10月27日
  • 暴いておやりよドルバッキー

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    筋肉少女帯の再結成前の時期のエッセイ集。
    オーケンのエッセイは頭空っぽにしてリラックスして読めて、クスッと笑えて好きです。

    バンド再結成するロッカーの感動的エピソード!みたいなのじゃなくて、いい歳の大人同士の再会ってまあこんなもんか…と脱力感が(しかもそういうのを隠さないところも)楽しかった。

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    2024年07月10日
  • 神菜、頭をよくしてあげよう

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    筋肉少女隊「香菜、頭を良くしてあげよう」がひどく好きで、ネットで調べているうちに見つけた。
    一文字ちがいのこの本。
    曲との関係はないが、ただ、おもしろい。
    中島らも氏との付き合いが書かれた、「中島らも逮捕」なんて、特に。ふたりとも、ゆる〜い大人である(ᯒᯎ″)。

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    2024年05月03日
  • グミ・チョコレート・パイン パイン編

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    個人的に、陰キャと陽キャの大きな踏み絵になるものとして、「青春時代に深夜ラジオを聴く習慣があったか」があると思ってる。(陽キャはラジオというメディアを必要としない。というかラジオがつけ込む暇がない)さらに陰キャの中でも、「グミ・チョコレート・パイン 」を読んでるか否かも加えていいかもしれない。それぐらい、ある意味、コーランみたいな小説だ。

    「グミ・チョコレート・パイン」は、17歳ぶりに読んだら、少し喰らってしまった。
    率直な感想は「この子達はまだ未来があっていいな‥」だったりする。当時の同族嫌悪とは違う感情。
    童貞な分伸びしろがある感じと言いましょうか。もっとフィジカルに生きなくては!こんな

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    2024年04月30日
  • グミ・チョコレート・パイン チョコ編

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    高校生ぶりに読。グミチョコパインまとめて。

    これは俺たちの物語なんだよな。「臆病な自尊心」と「尊大な羞恥心」をかかえる俺たちの。
    大人になってもいまでも、読んでよかった。忘れちゃいかんね。ありがとう大槻ケンヂ。

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    2024年06月05日
  • グミ・チョコレート・パイン グミ編

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    高校生ぶりに読。グミチョコパインまとめて。

    これは俺たちの物語なんだよな。「臆病な自尊心」と「尊大な羞恥心」をかかえる俺たちの。

    大人になったいま、改めて読んでよかった。忘れちゃいかんね。ありがとう大槻ケンヂ。

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    2025年01月02日
  • 神菜、頭をよくしてあげよう

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    基本的にちょっとおかしく、変わり者のオーケンだからこそのエッセイ。バンド、オカルト、ネーチャン、ぬいぐるみ…。こんな変わったエピソードが短くサクサク読めるのは楽しく嬉しい。普通ならもう少し導入とか説明が必要になりそう。

    「恋とはなんでしょう?」と「オムライザー」が好きです。

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    2024年03月04日
  • グミ・チョコレート・パイン チョコ編

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    ネタバレ

    グミ編の主人公目線では完璧高潔美少女女神に見えた美甘子も実は影で悪口を言うし通俗な男に惚れ込むし、同類もそれ以外も見下してるひねくれ者だったって言うのが思春期特有の好きな子への神格化が出てて良い!!
    気取りやおな猿ケンゾーの劣等感によるネバネバした黒く汚い部分も出てきて
    グミ編は青春!感が強かったけどチョコ編はグミ編での願望からの現実を突きつけられてる感じがした!さてパイン編もよむよー

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    2024年01月11日
  • 縫製人間ヌイグルマー

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    SFアクションファンタジーのヒーロー物です。
    世界観を理解することを放棄した上で、難しい事を考えずワクワクだけを摂取するならこの本を読むのをオススメします。
    大槻ケンヂの音楽を知ってるとなお楽しめる作品だと思います。

    ヌイグルマーやその仲間たちが数々の困難を乗り越えていく姿や、ヒーローが悪党と共闘してより凶悪な敵と戦うシーンはとても胸アツです。
    何といっても読み手が求めるヒーロー物に必要な要素を満足するまで得られるのがこの本の強みだと思います。

    ただ、ヌイグルマーが強すぎて「どうせヌイグルマーが勝つんでしょ…」という出来レース感が否めなかったのと、腕も首も当たり前のように飛びますのでグロテ

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    2023年11月26日
  • グミ・チョコレート・パイン グミ編

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    何者でもない学生が、何者かになろうと必死になる様子が描かれている。

    読みやすくて面白いが、20代後半の自分には感情移入しずらく、学生時代に読みたかったなと感じた

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    2023年10月23日
  • サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きていく方法

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    古のサブカルめんどくさジジイが書いた本。最近は、元祖サブカルのひねくれ感をアンチする声が多いのでこういうおじさん久しぶりに見れてうれしい。

    若林のエッセイにもあったけど、「やって無駄ってことはなくて、やっただけ当たる(成功する)確率が上がってる」的な姿勢が何に対してもステキ。
    就活うまくいかないし、サブカルで食っていくほどの情熱(「○○をみんなに知ってもらいたい!」等)はないけれど、そういうものを探せばいいよっていうオーケンさんのあたたかさがすきだった

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    2023年08月25日
  • ロコ! 思うままに

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    (単行本)
    少女への純情、ダメ男、ロック、やんちゃ、サブカル、オノマトペで彩られた若者主人公による SF短編集。
    純情、ダメ男のストーリーは、すんなり感情移入してせつない気持ちにさせられる。好きです。
    やんちゃは読んでいて嫌な気分にもなるけど、作者の経験と筆力あればこそだろう。
    「イマジン特攻隊」では、ノリノリのリズムによって読んでいて引き込まれる。筒井康隆の「ジャズ大名」を思い出した。でも、盛り上がった後のエンディングだけは、平凡に終わってしまってちょっと残念。

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    2023年08月02日
  • ロッキン・ホース・バレリーナ

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    とってもダサい感想だけどまちことの関係は私たちに似ている。女の闇をみすぎて純粋に恋愛をできなくなった男と自分を肯定するために性交し手に入らないものを追い求める女。サブカル小説だけでは表せない素晴らしい作品だった。

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    2023年07月26日
  • グミ・チョコレート・パイン パイン編

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    十七歳か十八歳の男の子が貸して欲しいとの事で貸しました。彼は一体どう感じ取り、青春時代を過ごすことになるのでしょう。(かなり前に貸してるからそろそろ返して欲しいな!☆〜(ゝ。∂))

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    2023年07月21日
  • のほほん雑記帳

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    坪内祐三「文庫本を狙え!」で紹介されていた文庫本レビューの第一弾。1997年発行。

    坪内さんは大槻ケンヂの文章を「とてもオーソドックスな意味での名文」と評価していた。音楽家は名文を書く人が多いのだそうだ。音文一致とも評している。それに、音楽家って、読書家が多いのだろうか?

    名文の例として坪内さんは、
    「彼女との悲しい別れを綴った一文「踊る情感欠落人間」は、誰が読んでも胸にグッとくるだろう」と紹介している。
    筋肉少女隊を率いるケンヂさんらしいユーモアを交えて、高校生からの初々しいABC体験を綴りながら、やがて初めて恋を知った2人の不器用で悲しい別れをを淡々と書いていた。

    可笑しくてやがて悲

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    2023年04月26日
  • いつか春の日のどっかの町へ

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    まえがきにて、「いつもの調子でサクサク読める」「お風呂につかりながらや寝しなに、サッと読める」と述べられてますがまったくその通り。いい塩梅でのほほん、サクサクと読めてちょっと笑えます。

    ギターとか音楽あまり知らないよ、という方でも楽しめると思います。大槻ケンヂ(オーケン)もそれらに詳しいわけではなく、難しい理論や説明は全然出てきません。でもなぜかライブの描写は読んでて景色が浮かぶんですよね。グッとくる。不思議。

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    2023年02月12日
  • サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きていく方法

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    久しぶりにオーケンの本を読む。
    家に積読がすげーたまっているから、まずはそれを読めよ!って話なんだけどね…。

    タイトル通り、サブカルで食っていくには?って事なんだけど、才能、運とかすでに結論が出ているので、いつも通りオーケンのエッセイとして読むが良いかと。

    どんなに成功している人でも山あり谷ありなわけで、そこはちゃんとわかった上で読むのが正解。

    軽めに読むにはちょうど良い一冊でした。

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    2023年01月02日
  • グミ・チョコレート・パイン グミ編

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    自分は他とは違う
    自分は何か特別だ。

    誰もが抱きそうな想いを胸に青春時代を這うもクラスでは冴えない部類で教室の隅っこにいるような男の子たちのストーリーと、学校で表面的には周りに合わせながらも本心では周囲に全く興味がないクラスのマドンナ的存在で多くの人に囲まれている美甘子たちを中心に話が進んでいく。

    グミ編のみの感想だが、続編が気になる。
    自分は何か特別に違いない。
    そんな想いに葛藤して何かを表現しようとしたり、体現しようとする、この気持ち。沁みる、熱い。
    だけど、どこか甘酸っぱかったりドロドロしていたり読んでいて楽しくなる。

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    2022年11月27日
  • 夜の夢こそまこと 人間椅子小説集

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    ネタバレ

    元々、制作する楽曲の多くが、過去の文学作品を礎にしている人間椅子、彼らの作品が今度は小説のモチーフになったということで、いわば音楽界から文芸界への逆輸入、という発想がまず面白い。
    そして、そのような出自であるからして、彼らの楽曲がノヴェライズのベースとして馴染まない訳がない。
    まず選ばれた5曲を見てみると、1つは筋肉少女帯との共作だが、残り4作はすべて和嶋慎治氏の手による詞、ということに少し驚いた。
    また、著名な代表曲ばかりということはまったくなく、むしろコアなファン以外にはすぐにピンとこないであろう作品も。

    口火を切る大槻ケンヂ氏の「地獄のアロハ」、イカ天をリアルタイムで観ていた世代にとっ

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    2022年11月26日