大槻ケンヂのレビュー一覧

  • サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きていく方法

    Posted by ブクログ

    出来ないことを出来ないままでもいいかな〜という気持ちになれてよい。
    人より出来そうなことを突き詰めよう!!という原動力にしたい
    オーケンの文章も率直な面白さがあり、すらすら読める。おもろいので小説もよみたいな

    0
    2025年08月09日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

    Posted by ブクログ

    いわゆるジャケ買いでした「筋肉少女帯小説家計画」。
    表紙は漫画家の藤田和日郎さん。彼をはじめとして、多くの創作に関わる人々にファンが多いのは知っていたけど、本家である筋肉少女帯の歌を聞いたことはあんまりないです。アニメ「うしおととら」のOPぐらいか。

    興味はあれど、聞く機会を求めてこなかったので、聞くきっかけになるかな、と思って購入しました。

    10代というか思春期が感じる違和感、疎外感、万能感、危機感、無敵感、嫌悪や潔癖、夢想に妄想、強圧や抑制、純真に偽悪、憧憬に共感、拒絶と承認。そういったもののごった煮の中から、その時の、初めて聞いた時の自分が一番欲しがっていたもの、共感できるものを見出

    0
    2025年07月20日
  • ロッキン・ホース・バレリーナ

    Posted by ブクログ

    難しいことを考えずに読めるうえ、個人的に好きなジャンルの音楽、ゴスロリが散りばめられていてたまらなくワクワクしました。ロッキンホースも実際に所有しているので、つま先立ちでグラグラ揺れる感覚も、そうそう!!となりました。物語ラストに非常にシンプルな答えが用意されてるのも好き。強いて言うならお洋服の描写がちょっと雑だけど、傍からみたらそうよな〜と納得。

    0
    2025年07月08日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

    Posted by ブクログ

    筋肉少女帯のコンサートに行ったっけ…懐かしいです。一緒に行った人たちにこの本の存在を教えたい!知らない曲もあったけど、世界観は筋少。選ぶならやはり福耳の子供かなー。大槻ケンヂさんのは筋少の演奏まで頭の中で蘇りましたよ。そうそう、オーケンって呼んでたわ。藤田和日郎さんの装画も効いてる。

    0
    2025年06月30日
  • 新興宗教オモイデ教

    Posted by ブクログ

    オモイデ教なる宗教組織で、対立する人間を狂わせたり、殺すために使用されている電波「誘流メグマ祈呪術」を巡ったお話。
    主人公ジローの隣の席にいたなつみがオモイデ教にはまり、ジローも誘流メグマ祈呪術を中心とした対立に巻き込まれていく。
    いわゆる超能力ものに分類されそうではあるが、術にかかった際の状態や幻覚で見えたものの表現が独特で面白い。

    あとがきを見た限り著者が実際に体験した経験に影響されて書かれたような雰囲気。
    うまく言えないが普通の人とは違うジャンルの経験値で成長した書き手が書いている小説な気がした。
    「誘流メグマ祈呪術」を「自分の中の爆弾」と表現してたが、この本自体が著者の自己表現だった

    0
    2025年06月21日
  • グミ・チョコレート・パイン パイン編

    Posted by ブクログ

    テンポ良くて、ライトノベル読んでる気持ちになる小説

    青春!思春期の男子ってみんなきっとこんなかんじ!
    自分はじょせいなのになぜか懐かしい

    全部に全力!なかんじがとても愛おしくなる小説

    0
    2025年06月12日
  • そして奇妙な読書だけが残った

    Posted by ブクログ

    「本の雑誌」連載記事の書籍化。UFO、陰謀論、プロレス、霊能者…登場する本のテーマはメジャー路線からは遠いものばかりだ。軽妙な語りと共にちょっと変な本の一端を垣間見る事が出来る。

    0
    2025年04月07日
  • リンウッド・テラスの心霊フィルム 大槻ケンヂ詩集

    Posted by ブクログ

    「夢をみてもう二度と 目覚めずに 目覚めずに」
    筋肉少女帯、空手バカボンの歌詞、ショートショート等収録した大槻ケンヂ処女詩集。
    世界を憎み、狂気の世界に憧れ、そしてのほほん!
    物語性が強く、心に深くぶっ刺さる詩は素晴らしいの一言!文庫だからポケットに入れて持ち歩けるぜ。


    0
    2025年03月23日
  • いつか春の日のどっかの町へ

    Posted by ブクログ

    大槻ケンヂの文章が大好きだな、と再認識できる本。終始笑い泣きしながら読む。まあ途中途中に「自慢かよ!この成功者がっ!」と突っ込みたくなるパートもあるのは事実だけど笑 エッセイなので。ご愛嬌。

    友の死、ギターとの出会い、いくつになってもどんなに有名になっても、あの頃と変わらない/変われない自分。あまりに人生すぎる!あたたかくもささりました。

    0
    2025年03月02日
  • 今のことしか書かないで

    Posted by ブクログ

    今年一番最初に聴いた曲は、06552355の干支ソングだった。そうオーケンのあの曲。
    今年はオーケンの年だろうと思い、数十年振りに手に取った次第なのだ。
    変わらず鉄板のオモロさではあるけれど、長い月日が流れ、のほほん以上に力が抜け、寧ろこれくらいが自分にちょうどいい。

    0
    2025年03月01日
  • 今のことしか書かないで

    Posted by ブクログ

    ‘今‘を起点にした、妄想がちりばめられたエッセイ集。
    「取り立てて何も起きない2週間も」とあるけれど、そんな回はほぼなかったんじゃなかろうか。
    話題自体は年齢もあってか割とシリアスなことも多いんだけれど、語り口や捉え方が優しくて、息はそれほどつまらない。
    妄想部分に関しては、どうなんだろうと思いつつ、最後にゃ引き込まれたんだから面白いと感じたんだろう。

    0
    2024年12月25日
  • サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きていく方法

    Posted by ブクログ

    バンドブームを知っている世代にはおなじみの大槻ケンヂの著書。
    お気楽に稼いで羨ましい、と思っていたが、どの職業でもそれなりの苦労があるという当たり前の事実に気づかされた。
    「運が良かっただけ」と言わるような有名人たちの、「運が良かったからこその苦労」を知ることができた。

    <アンダーライン>
    ★★★★★
    「人気が出る」ということは「ある日突然、いわれのない愛と憎しみを一身に受けるようになること」です。

    ★★★★
    会ったこともないような人に対してそこまでの憎しみをぶつけられるっていうのはショックでした

    ★★★
    「人間は根本的に悪である。けれども善であろうと努める生き物でもある

    ★★★「何で

    0
    2024年10月27日
  • 暴いておやりよドルバッキー

    Posted by ブクログ

    筋肉少女帯の再結成前の時期のエッセイ集。
    オーケンのエッセイは頭空っぽにしてリラックスして読めて、クスッと笑えて好きです。

    バンド再結成するロッカーの感動的エピソード!みたいなのじゃなくて、いい歳の大人同士の再会ってまあこんなもんか…と脱力感が(しかもそういうのを隠さないところも)楽しかった。

    0
    2024年07月10日
  • 神菜、頭をよくしてあげよう

    Posted by ブクログ

    筋肉少女隊「香菜、頭を良くしてあげよう」がひどく好きで、ネットで調べているうちに見つけた。
    一文字ちがいのこの本。
    曲との関係はないが、ただ、おもしろい。
    中島らも氏との付き合いが書かれた、「中島らも逮捕」なんて、特に。ふたりとも、ゆる〜い大人である(ᯒᯎ″)。

    0
    2024年05月03日
  • グミ・チョコレート・パイン パイン編

    Posted by ブクログ

    個人的に、陰キャと陽キャの大きな踏み絵になるものとして、「青春時代に深夜ラジオを聴く習慣があったか」があると思ってる。(陽キャはラジオというメディアを必要としない。というかラジオがつけ込む暇がない)さらに陰キャの中でも、「グミ・チョコレート・パイン 」を読んでるか否かも加えていいかもしれない。それぐらい、ある意味、コーランみたいな小説だ。

    「グミ・チョコレート・パイン」は、17歳ぶりに読んだら、少し喰らってしまった。
    率直な感想は「この子達はまだ未来があっていいな‥」だったりする。当時の同族嫌悪とは違う感情。
    童貞な分伸びしろがある感じと言いましょうか。もっとフィジカルに生きなくては!こんな

    0
    2024年04月30日
  • グミ・チョコレート・パイン チョコ編

    Posted by ブクログ

    高校生ぶりに読。グミチョコパインまとめて。

    これは俺たちの物語なんだよな。「臆病な自尊心」と「尊大な羞恥心」をかかえる俺たちの。
    大人になってもいまでも、読んでよかった。忘れちゃいかんね。ありがとう大槻ケンヂ。

    0
    2024年06月05日
  • グミ・チョコレート・パイン グミ編

    Posted by ブクログ

    高校生ぶりに読。グミチョコパインまとめて。

    これは俺たちの物語なんだよな。「臆病な自尊心」と「尊大な羞恥心」をかかえる俺たちの。

    大人になったいま、改めて読んでよかった。忘れちゃいかんね。ありがとう大槻ケンヂ。

    0
    2025年01月02日
  • 神菜、頭をよくしてあげよう

    Posted by ブクログ

    基本的にちょっとおかしく、変わり者のオーケンだからこそのエッセイ。バンド、オカルト、ネーチャン、ぬいぐるみ…。こんな変わったエピソードが短くサクサク読めるのは楽しく嬉しい。普通ならもう少し導入とか説明が必要になりそう。

    「恋とはなんでしょう?」と「オムライザー」が好きです。

    0
    2024年03月04日
  • グミ・チョコレート・パイン チョコ編

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    グミ編の主人公目線では完璧高潔美少女女神に見えた美甘子も実は影で悪口を言うし通俗な男に惚れ込むし、同類もそれ以外も見下してるひねくれ者だったって言うのが思春期特有の好きな子への神格化が出てて良い!!
    気取りやおな猿ケンゾーの劣等感によるネバネバした黒く汚い部分も出てきて
    グミ編は青春!感が強かったけどチョコ編はグミ編での願望からの現実を突きつけられてる感じがした!さてパイン編もよむよー

    0
    2024年01月11日
  • 縫製人間ヌイグルマー

    Posted by ブクログ

    SFアクションファンタジーのヒーロー物です。
    世界観を理解することを放棄した上で、難しい事を考えずワクワクだけを摂取するならこの本を読むのをオススメします。
    大槻ケンヂの音楽を知ってるとなお楽しめる作品だと思います。

    ヌイグルマーやその仲間たちが数々の困難を乗り越えていく姿や、ヒーローが悪党と共闘してより凶悪な敵と戦うシーンはとても胸アツです。
    何といっても読み手が求めるヒーロー物に必要な要素を満足するまで得られるのがこの本の強みだと思います。

    ただ、ヌイグルマーが強すぎて「どうせヌイグルマーが勝つんでしょ…」という出来レース感が否めなかったのと、腕も首も当たり前のように飛びますのでグロテ

    0
    2023年11月26日