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十八歳で夏でバカだった! バイト暮らしの耕助は、仲間のザジ、バンとパンクバンド「野原」を組み、生まれて初めてのライブツアーへ出かけた。行く先々でグルーピーを引っかける予定が、謎のゴスロリ娘のヒッチハイクで旅は思わぬ方向へ。彼女、七曲町子の正体は? ツアーファイナルは成功するのか? 耕助と町子の恋の行方は? 爆笑と感動、大槻ケンヂの青春ロック長編小説。忘れることなんて絶対にできない最高に熱かったあの季節。
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Posted by ブクログ
15年ぶりくらいに読み返した。18歳で夏でバカ!忘れることなどできない最高の旅と帯には書かれている。的確であると思う。パンクバンド野原のライブツアーの物語で、引率するマネージャーのおっさん得さん、メンバーの耕助、ザジ、バン、楽屋女の町子といった個性的な登場人物たちが繰り広げる、青春、心情の変化・成長...続きを読む、甘酸っぱさなど、どこを見てもオーケンらしさで描かれていて最後まで楽しく読める。オーケン好きなら是非!!
すげぇ面白い。 青春ってのは、若いってのはこういうことなんだなって思わされた。 調べたら作者はロックミュージッシャンなのか。 通りで描写が上手いわけだ。
#笑える #泣ける #感動する
初大槻ケンヂ。バンドは聞いたことないなと思ったらさよなら絶望先生のOPのひとだった。そして小説も勢いがあって軽く爽やかでとても良かった。テンポ良く進み、アニメのように、メンバー彼らの若さとロックへの熱情溢れる会話、舞台袖、観客との掛け合い、表情、バンドの活気、怒り、動揺、一コマ一コマが目に浮かぶ。ロ...続きを読むックをやってた人ならでは、「ノッてるとき」と「ノッてないとき」ライブの雰囲気がすごくいい。 p98 「ないの!?ファックのいろはがわかってないコだねぇ。顔わかんなきゃ怖くて連絡できないよねぇ。どんなブサイクでもプリクラならそれなりに写るのにさ。ツメ甘いよこのコ」 この言葉だけで町子がどんなろくでもないおっかけライフを送って来たのかわかろうというものだ。 p108 もうアイコンタクトはいらなかった。 耕助の意図を言葉なく察知したバンとザジが合わせた。アカペラが終わり、カウント、野原が一斉に音を重ねた。つきはなすように疾走。引っぱり込むように全力。客たちを音の手のひらに乗せてみせた。 p118 お見事っ。よもや名古屋のライブハウス楽屋でマッチョ・ドラゴン藤波辰爾の必殺技が見られるとは。いつの間にか耕助以外全てのバンドマンが立ち上がっていた。町子に対しておしみない拍手を送り始めた。
大槻ケンヂの本は例外なく傑作だ。 ・・・が、しかし、この本は「傑作」ではなく「大傑作」だと思います!! 大槻ケンヂってミュージシャンなのに、視覚的にも非常にすぐれていると思う。読んでいて情景が目に浮かぶようです。 いろいろな読み方ができると思うけど、自分は「許しと再生」というのを読み取りま...続きを読むした。心が洗われる一冊です。 自分が洋楽を聴かないので、随所に出てくるさまざまな曲がイメージできないのだけど(もちろんたぶん聴いたことのある曲なのだろうけれど、タイトルと結びつかない)、それでも、充分に楽しめました。 でも、もしこの本に出てくる曲ばかりを集めたCDを作ってくれたら、すごくいい「入門CD」になりそうなんだけどなー。やってくれませんかね? もちろん「野原」の曲も入れてほしい・・・!(^o^)/
とにかく爽快!なのである。 がむしゃらに、真っ直ぐに、純粋に、生きたいものだ。 ロックで、青春。最高じゃないか。
高校生の頃に単行本を読んで、今回文庫になったものを読みました。 大槻ケンヂさんの本で、いちばん好きな作品です。 高校生の頃は、バンギャの知識があんまりなかった頃なので「ふむふむ」程度でしたが、バンギャ知識がだいぶ身についた現在読んでみると、「あ~、あるある」とか「あ、ここね」となんとなくわかってし...続きを読むまう自分がいました(笑) ロッキン・ホース・バレリーナは、一度履いてみたい靴ですが、なかなかお高い靴なので、バンギャのうちに履けたらいいなと思ってます。 浅田さんの素敵イラストも良かったです。
オーケン作品で1,2を争う面白さ。 バンド物は、 どこかあやふやで上っ面な作品が多いように思うが、 自身がバンドマンである彼の作品は、 その描写がリアル。 一気に読んでしまいたくなるほど、 読みやすい文章と、 引き込まれるストーリー。 世代によってどの人物に、 感情移入するかが分かれるだろう。 ...続きを読む マネージャーの言う事、 プロデューサーの言う事、 バンギャの言う事、バンドマンの言う事。 それぞれが一理あるし、 それぞれが信念を持って生きてるってことが分る。 酸いも甘いも噛み分けて、 時代を生きてきた彼にしか書けない作品だと思う。 読後、無性にツアーをしたくなる。 バンドマンでもないのに。 音楽が好きな人。 バンドやってる、やってた。 そんな人たちに、 この本を読んで欲しい。
裏表紙のあらすじと同様、本文も、「18歳で夏でバカだった。」って始まるんだけど、なんかもう、それだけでおもしろげです。 「18歳」「夏」「バカ」って、どの言葉も、可能性?みたいな言葉な気がする。どの言葉も、これから何かが起こりそうな感じするもん。これからどんどん、おもしろいことが起きそうな予感。 ...続きを読む そして、実際はそんなこと全然ないんだけれど、そんな一文を読むと、あたしの18歳の夏も、なんだかそんなだった気がしてきます(繰り返しになりますが、実際は全然そんなことなかったです。18歳の夏は…、たしか毎日、学校で夏期講習受けてた気がする…)。 で、読後もかなり満足。期待を裏切らない! なんていうか、全体的に、少年マンガのノリ。 こういうのを読むと、男の子っていいなぁと思います。バカで、一生懸命で、青春を存分に楽しんで、生き方自体がもうロック。かっこいいなぁと思う反面、ちょっと悔しい感じもします。 それから、大槻ケンヂの本って、今回初めて読んだんだけど、なんか、この人はすげーなぁ、と。。。なんていうか、もうホントに、素で、バカだと思う。年齢的には十分、イイ大人なのに。 でも、そーゆー感じがすごい好きです。 しょーもない大人だなぁと思うけど、無理して大人ぶったり、無理して若くあろうとしたりしてないっぽいところ、ごく自然にあるって感じがすごく好きです。 でも、これもやっぱり繰り返しになりますが、自然体であんな文章書いてるなら、大槻ケンヂはやっぱり、十代の男の子たちと同じくらい、素でバカなんだと思う。 でも、なんだか人生、ヤなことがあっても、なんだかんだで楽しそうだし、そーゆーとこが魅力的だなぁと思ったり。 できるなら、そーゆー、バカっぽいけどかっこいい大人になりたいなぁ、なんて。
表現の仕方がいちいち素敵。いちいち心にくる。ロックを取り巻く人達を描きながらも色んな人に通じる人生を語ってるよな〜美醜のブレンド具合がとてもすきだな〜
笑って泣ける一冊。 青春なんて青臭さが漂っているけど、 全然嫌いじゃない。 そこには独特のやるせなさと、 切なさと、 温かさがあるから。 二度と取り戻せない時間。 それがここにはあるんじゃないでしょうか。 甘いばかりじゃなくて、 苦いばかりじゃなくて、 酸っぱい時だってある。 恒一の将来を懸念する台...続きを読む詞には、 思わず涙が出ました。 迷える子羊に、なんて言ってみたり。 将来どうするか、 どうなるか、 どうしたいか、 悩んでいたら読んでみるべき。 読んだからって解決するわけじゃないし、 現実はそんな甘くないなんて言われてしまうかもしれませんが、 たまには夢みろよ、みたいなかんじで ゆるーく真面目に生きましょう。
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