大槻ケンヂのレビュー一覧

  • 40代、職業・ロックミュージシャン 大人になってもドロップアウトし続けるためにキッチリ生きる、80年代から爆走中、彼らに学ぶ「生きざま」の知恵

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    中高年ロックミュージシャンのリアル。若い人には「夢がない」と思われるかも知れないけれど、人生をサバイブするための知恵と経験が詰まっている。

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    2013年05月08日
  • 新興宗教オモイデ教

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    くるぐる使いから。ほんと狂っているなあと思う。読んでるうちにこれ以上読むと気が病みそうだと尻込む自分がいて、でも面白過ぎるからページを捲ってしまう。終わった頃にはそのトンデモ世界を受け入れてる、みたいなすごい魅力をもった話だった。そして、くるぐる使いもだったけど、言い得ぬ独特の哀愁が静かに起こってきたりもして。久しぶりに読書に興奮を覚えた。人に薦めたくなる一冊です。

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    2013年04月16日
  • ステーシーズ 少女再殺全談

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    15歳~17歳の少女が突如ステーシー化(いわゆるゾンビ化)してしまうという現象が頻発して、それを掃討する再殺部隊、ステーシー化する前の少女、再殺権を押し付けられた男、などの視点から一連の騒擾を描いている。

    なんというかいろいろ喚起されるものがある作品だった。
    男も女も露悪的じゃなくとも自然と悪意なく「モノ」として扱ってしまっているような価値観が蔓延している、と私は勝手に思っていて、それを潔く認めた作品だと感じた。
    そしてその中から湧き出てくる恋愛は美しいです。
    ただし渋川さんのとっかえひっかえはどうかと思います。
    最終章の「春」の理屈が狂ってるやつの一歩手前みたいな雰囲気でよかった。

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    2013年02月05日
  • ロッキン・ホース・バレリーナ

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    笑って泣ける一冊。
    青春なんて青臭さが漂っているけど、
    全然嫌いじゃない。
    そこには独特のやるせなさと、
    切なさと、
    温かさがあるから。
    二度と取り戻せない時間。
    それがここにはあるんじゃないでしょうか。
    甘いばかりじゃなくて、
    苦いばかりじゃなくて、
    酸っぱい時だってある。
    恒一の将来を懸念する台詞には、
    思わず涙が出ました。
    迷える子羊に、なんて言ってみたり。
    将来どうするか、
    どうなるか、
    どうしたいか、
    悩んでいたら読んでみるべき。
    読んだからって解決するわけじゃないし、
    現実はそんな甘くないなんて言われてしまうかもしれませんが、
    たまには夢みろよ、みたいなかんじで
    ゆるーく真面目に生

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    2013年02月01日
  • グミ・チョコレート・パイン チョコ編

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    面白くて3部作いっきに読み進めたなぁ。
    あの頃のもどかしいようななんとも言えない感覚がよみがえります。
    そしてサブカル好きな自分にはまたグッときました。

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    2013年01月21日
  • グミ・チョコレート・パイン グミ編

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    面白くて3部作いっきに読み進めたなぁ。
    あの頃のもどかしいようななんとも言えない感覚がよみがえります。
    そしてサブカル好きな自分にはまたグッときました。

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    2013年01月21日
  • ステーシーズ 少女再殺全談

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    ネタバレ

    ステーシーズの表現がエロティックで可愛い美しい少女達が化け物になるなんてなんて耽美なのでしょうね!
    ステーシーズの津波は地獄の少女立ち直りなのでしょうかそれとも地獄の亡者が少女の姿を与えられたのでしょうか。

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    2012年12月24日
  • ロッキン・ホース・バレリーナ

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    いやー、馬鹿っぽくて面白い
    病院でのライブの場面なんか特に好き
    最後は、そこまで丸く収まっちゃうか!ってくらいコテコテのストーリーですが、あえて王道の王道を描く潔さがいい
    人物の設定なんかは少し首をかしげる部分もありますがw、最後まで楽しく読めました
    高校時代に読みたかったな

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    2012年12月07日
  • くるぐる使い

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    すっごい、おもしろかった・・・!!なんていうんだろ、ロックでいかれてる話ばっかりなのに、全部悲しくて、いやな気分になって目もそむけたくなっちゃうのに、結局見ちゃう、みたいな。
    やっぱり表題作が最高です。「泣き死ぬ」って、いい表現だなぁ。ほぼ造語でここまでキャッチーな言葉もないと思います。
    全部どこかしら心理的要素がからんできて面白かったです。逆に言うと心理で説明できるものでここまで怪奇的に話を作れるのはすごい。加えてときおり出てくる“説明できないもの”の怖さが引き立つ。
    「憑かれたな」はすごく舞台でやりたいですね!最後の笑いまでググッとやりたい。
    そんなこと言ってわたしは「キラキラと輝くもの」

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    2012年10月20日
  • ロッキン・ホース・バレリーナ

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    バンド経験者ですでに引退してしまった自分には、甘く苦い、そして切ない長編でした。読むと、バンドがしたくなります。で、眠れなくなります。
    ロードムービー物のバンド小説の最高峰と言ってもいい話だと思います。

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    2012年10月09日
  • グミ・チョコレート・パイン チョコ編

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    この第一作を手にとったのは、
    まさに6年前の17歳。

    すっかり忘れかけていた完結編。
    6年の時を経て出会う運命。

    「周りはみんなバカばかり」
    「自分には他人と違う何かがある」

    コンプレックスの塊で、誇大化する意識を
    マスターペーションにぶつけることしか術を知らない思春期時代。

    周囲においていかれる感覚。
    どうあがいても追いつけない絶望感。

    『人生は、グミ・チョコレート・パイン』

    それでも襲う虚無 寂寞 絶望
    死を決意した少年に物語は核心へ。


    「死ぬのはいい。だが、セックスはしておけ」
    「童貞の悩みは一発やれば解決する」


    17歳の時にこの作品に出

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    2012年09月22日
  • 神菜、頭をよくしてあげよう

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    この人はこの人なりに大変なんだろうけど、そのかわり自由だ。きっとずっとこのままで、歌って旅して原稿書いていくんだ。

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    2018年12月28日
  • グミ・チョコレート・パイン パイン編

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    パイン編がいちばんすきだな。

    現実は痛い
    だから逃げ出すこともある
    でもどんなきっかけでもいいから、気持ち良さを知れたら
    飛び込んでいけるんじゃないかなぁ。
    とか思った。

    女の子のほうが気持ち良さを知るのがうまいな。


    リアルで、でも映画のような、すごく良い本でした!
    特にラストの描写、疾走感は最高♡

    なんか読んでて親みたいな気持ちになったのは、年齢のせいなんでしょうか・・

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    2012年07月27日
  • 綿いっぱいの愛を!

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    オーケンさんののほほんエッセイ。
    1つ1つのお話にしっかりオチがついてて、そしてこの独特の文章。電車の中で笑ってしまいそうになった。

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    2012年07月19日
  • ロコ! 思うままに

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    オーケンさんの短編集。
    ヌイグルマーとか
    赤ちゃん人間。
    オーケンさんの小説のスピンオフのようなお話がちらほら*

    切なくて残虐なんだけど、
    ユーモラスと不器用な人間の一生懸命生きる美しさみたいなのがつまってる。
    オーケンさんの作品、オーケンさんの登場人物への愛や、いろんな自分の趣味、興味への愛がいっぱいつまっててそれが飾り気なくまっすぐ伝わってくるのが好き。

    ほんとおっもしろいなあ◎

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    2012年07月19日
  • ロッキン・ホース・バレリーナ

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    ネタバレ

    映画みたいな小説。

    というか、映画化して欲しい。

    話はあったらしいけど、どうやらポシャったらしい。

    いつか実写で見てみたいなぁ。

    読みやすいのでオススメです。


    では、バイちゃ!

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    2012年09月16日
  • ロッキン・ホース・バレリーナ

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    バンド、ロック、ロッキン・ホース・バレリーナ、鼻ピアス、ゴスロリ
    恥ずかしくなるくらいの純粋な物語を、ちょっと異色な組み合わせで隠している。

    ロックバンドを組んではじめてのライブツアーに度立つ耕助らが出会ったのは、ゴスロリ少女の七曲町子。
    毒々しい服装で夜の森にうずくまるラフレシアのような彼女は、憧れのボーカリストを追っかけて「食ってもらう」ために旅に出ているのだという。

    憧れのボーカリストに会うことで、薄汚れて傷だらけな自分の人生をリセットするのだという町子。
    しかし、耕助らと行動を共にするうちに、衣服と作りこまれたキャラクターで完全武装していた彼女の心は次第にとけてくる。

    「……よく

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    2012年02月26日
  • 縫製人間ヌイグルマー

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     「変な映画を観た!!」を読んでオーケンの好きな映画を知ってると、この小説読んでなるほどなー、と感じる。
     少年少女には立ち上がらなきゃいけない時があるんだ。若者たちに綿いっぱいの愛を。

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    2012年02月19日
  • ロッキン・ホース・バレリーナ

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    God Gave Rock & Roll To You. もしくはpillowsのスケアクロウ。ココロが騒ぐ。

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    2011年12月18日
  • グミ・チョコレート・パイン パイン編

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    完結まで予想外に時間がかかってしまったが彼らの青春がある意味キチンとした形で終結して良かったと心から思う。オーケンおつかれさま。

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    2011年12月18日