【感想・ネタバレ】いつか春の日のどっかの町へのレビュー

あらすじ

40歳になった年、8年間活動を休止していた筋肉少女帯が再結成。その後、フジロックやロックインジャパンフェスティバル、アニメロサマーライブにも参戦し、音楽活動では人生何度目かのピークを過ごしながら、心の中には常に「アウェイ感」がつきまとう。このままでよいのだろうか、この先どうしたらよいのだろうか。これまでの人生でやり残したことはないのか。それが見つかるのだろうか――思い悩んだ挙げ句、楽器店でギターを購入した大槻ケンヂの挫折と挑戦と成長の日々。
「有限の人生の中で、でもどこからでもいつからでも人は新しいことを始めることがきっとできるのだと思うし、そう思った方が楽しいよ、という、おせっかいです」Byオーケン
笑えて泣ける、私小説!

※本書は、2014年3月に単行本化された『FOK46 突如40代でギター弾き語りを始めたらばの記』を加筆・修正し、改題した文庫が底本です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

始まり方と終わり方がすごく好き。
文章の造りがほんとうに上手で、"少しだけしゃべるギター"とか、今までの話の伏線を本当に綺麗にまとめてあって、完璧にすきです。タイトルも、表紙も、いいなあ。
というか、もう、大槻ケンヂさんの文章の書き方がツボ。思っていたよりも暗い話は多かったけれど、新宿渋谷しんじゅく!のとことか声出して笑ったし、文章から大槻ケンヂさんの優しさが滲み出てて、読んでて優しい気持ちになった。
わたしも何か始めてみたい。わたしも10代でギターを諦めた人間だったけど、またギターもいいな。四半世紀も生きてないわたしなんて、まだまだ、なんでもできちゃうんだろな。

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2018年05月27日

Posted by ブクログ

大槻ケンヂの文章が大好きだな、と再認識できる本。終始笑い泣きしながら読む。まあ途中途中に「自慢かよ!この成功者がっ!」と突っ込みたくなるパートもあるのは事実だけど笑 エッセイなので。ご愛嬌。

友の死、ギターとの出会い、いくつになってもどんなに有名になっても、あの頃と変わらない/変われない自分。あまりに人生すぎる!あたたかくもささりました。

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2025年03月02日

Posted by ブクログ

まえがきにて、「いつもの調子でサクサク読める」「お風呂につかりながらや寝しなに、サッと読める」と述べられてますがまったくその通り。いい塩梅でのほほん、サクサクと読めてちょっと笑えます。

ギターとか音楽あまり知らないよ、という方でも楽しめると思います。大槻ケンヂ(オーケン)もそれらに詳しいわけではなく、難しい理論や説明は全然出てきません。でもなぜかライブの描写は読んでて景色が浮かぶんですよね。グッとくる。不思議。

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2023年02月12日

Posted by ブクログ

人間の芯のところは、歳をとっても変わらない。
傷つきやすいキラキラしたところが
扉の向こうにちらっとみえるから、
気になるし、もっと知りたくなる。

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2021年04月30日

Posted by ブクログ

永遠も半ばを過ぎて 中島らも 「四十にして惑わず」とは、言わずもがな孔子の言葉である。 声は潰れ『犬神家の一族』の"スケキヨ"のようだ。 それはプログレッシブ・ロックの名盤『タルカス』であった。 実に厳しいこれは小学生ピンクレディー大喜利である ガッドとは羊などの腸のこと 覚え方としてジャンジャカを『新宿』、ジャガジャを『渋谷』と歌うと覚えやすい。 高石ともや ゴダン ギルドのD-25 憂鬱とはつまり、集中力なのだ。 性欲の代替行為なのかもしれないよなぁ… ギターを抱えた大仁田厚以外の何者でもなかった 薫陶 石川浩司 46歳の通過儀礼の旅が 遠藤賢司 戸川純 いんぐりもんぐり 大阪泉大津フェニックス 高田馬場のヘッドロックカフェという小さなバーである やつらの足音のバラード ギターコードは短歌や俳句のようにある程度の型がある それこそギターを始めたばかりの中二の少年のように 谷山浩子 Jの理論 妄想愛娘とギター散歩 あの大槻ケンヂでさえ40代ともなれば父性に目覚めるということなのであろうか 少しだけ喋るギター 40代半ばにして突然、弾き語りの練習を始めた男の持っていたギターが、この先、どういう経緯なのか高校生くらいの、滅茶苦茶にうまい少年ギタリストの手に渡る可能性だってないことはない。

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2018年11月20日

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