石ノ森章太郎のレビュー一覧
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本編サブライターである井上敏樹氏による『仮面ライダー龍騎』の小説版。本編要素の再構成型の作品である。
本編においては劇場版にしか登場しなかったファム=霧島美穂と真司の関係性を大きな軸に起きながらではあるが、誰もが殺し合いを望むライダーバトルを止めようとする真司の奮闘を描くのは本編同様である。
TV本編からアレンジされた各キャラクターの戦う背景はどれもエッジが効いたものばかりで面食らう。小説版だから許された描写もあると思うのだが、それにしても本編の伽rクターイメージに似つかわしくないようなものもあったように思う。個人的には主人公である真司の言動がどこか本編中とはずれた印象があったのでいまいち読んでいて乗り切れなかった。
映像では出番の少ない美穂がかなり重要なポジションにいるので、ファムファンは読んでみて欲しい。 -
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「作者が想定していた本当の仮面ライダーゴースト」
ってことなんでしょう。無理矢理な箇所はあるが、
おおよその設定には説明をつけましたという印象。
前日譚(ガンマ世界の成立過程の詳細)はともかく、
本編にまつわる設定で描写しきれなかった大部分を
小説やVシネマで説明して済まされてしまったのは、
後出しジャンケン感が強くて非常に残念。
ライダーの本編脚本は、販促の都合などがあるから
根幹の重要設定をきちんと描写することを軸に、
その他の設定は「描けたら描く」程度のスタンスで
尺的に無理だった場合はばっさり削ぎ落としても
本編の軸に大きなブレを感じさせない範囲の前振りに
留める判断が必要なのだな、とつくづく思う。
最近のライダー等の脚本は、やる事が多過ぎて
構成センスがないと本当に大変なんだろうなぁ。
あと、アカリを本気でイゴールとくっつける気なら
(本気でそのルートがアリだと思っているのならば)
私は福田卓郎を絶対に許さない。 -
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仮面ライダーカブトのノベライズを読みました。で、なんで今回読んだのか?といいいますと、ヒーロー物の面白さの要素を自作に取り入れられないか?という目的があったからです。なので適当に読み始めたんですがこれがけっこう面白かったです。ピンチピンチの連続のあとにバシーンとヒーローが登場する場面なんて歌舞伎のキメの場面みたいでカッコイイ。
それから設定自体も結構面白いです。テレビシリーズでは見逃しも多かったのでストーリーの背景がよくわかなないところがあったんですが、今回の小説版を読んでよ~くわかりました。この仮面ライダーカブトは三つ巴の戦い、ちょっと強引かもですが「三国志」なんですね。メインのストーリーの骨格は。とういう感じで捉えるとまた面白い。
で、小説として考えると文章がやはり脚本家の方の文章なのでドガガガ、バキバキ、みたいな表現が多発されていてそれもなかなかおつな感じ。私は嫌いではないです。で、三つ巴の戦い終結後No2キャラクターがタイを放浪するエピソードがあります。これがまた面白いんですね。タイにいるだろうと思われるヒロインを探しにいく話なんですがこれはもう完全にただの青春の自分探しの物語。タイについた当日にいきなり睡眠薬を飲まされて身ぐるみ剥がされちゃったりするわけですがこのエピソードの結末がまた青春!って感じでいいんですね(笑)そして、ワームとネイティブという存在は何を象徴してるんだろう?というあたりも考えさせられますね。 -
購入済み
繋ぎの話
今回は表紙通り、ライダーマンが主の話になっています。V3のテレビ放送では、ライダーマンは復讐が目的だったり、首領がV3に倒されそうになるとかばったり葛藤したり、複雑なキャラです。彼の行動は正直好きではなかったです。
今巻ではそういう彼の来歴や葛藤が描かれており、その背景を交えて大首領と対決します。
でもまぁ元から、そこまで人気キャラというわけでもないし、盛り上がりに欠けた巻だったかな、と思います。大首領の行動も「?」と思うところもあったし。(よっぽど退屈だったんですかね・・・) -
Posted by ブクログ
仮面ライダードライブの小説版ですが、ドライブは回想でしか登場せず、マッハこと詩島剛が主人公です。
詩島剛がいつマッハになったのか、どのような経緯で父の招待を知り、なぜロイミュードを憎むようになったのか、事件を解き明かしながら、その過去について触れる内容になっています。
平成1期の小説版は、原作を破壊したオリジナリティ色の強い作品ばかりでしたが、平成2期の小説版は本放送を踏まえたうえでの内容になっていて、本作も本放送ありきな内容になっています。
小説版から入る人なんてそうそういないと思うので、原作クラッシャーしてファンを悲しませるよりはそのほうが良いと思うのですが、前作鎧武の小説版と、本作ではVシネマやヒーローショーも踏まえた内容になっているため、本放送を見ただけではついていけない、マニア向けの内容となっています。
特に本作は、本放送時のロイミュード、それも結託した犯罪者の方が次から次へと現れ、しかも苗字で呼ばれるので、頻繁に“これ誰だっけ”となります。もう丸一年以上前に2話分だけ登場したロイミュードのしかも犯罪者側なんて覚えてないので、ドライブをちょっと見ていた程度で本書を手に取ると、本編全部見返すハメになるので、注意が必要ですね。
仮面ライダーも終盤にならないと出てこず、完全に詩島剛にスポットの当たった内容になっているので、クリムと泊進之介のペアが好きだった人には肩すかしな内容となってしまうかもしれません。 -
Posted by ブクログ
話はオリジナルに近く、今回ついにマイティーフォームに変身!っなことで、原作テレビシリーズ同様なかなか焦らされた感が心地よかった。グロンギ語の表記はいっそグロンギ文字で横書き表示して、その下にカッコ書きでリント語訳を載せるとかの方が読みやすくないかなーとは思うんだけど、そうなったら音が伝わらないのか。難しい。
個人的には原作信者なので五代くんのキャラ、あれはないよなーと思わないでもないし、マンガ版はまた別の世界として捉えたい気持ちもないではないし、そこも複雑。でもあれだけ原作に忠実に作るならキャラを中途半端に変えない方がいいんじゃないかなあ。てか榎田さんのアレはないよ…「ひ○らしのなく頃に」かと思ったわ。人物造形が好みでないので☆-1です。 -
購入済み
あ、ありのまま今起こった事を話
『おれはページをめくっていたと思っていたらいつの間にか前のページを見ていた』
な 何を言ってるかわからねーと思う
おれも何をされたかわからなかった
これもバンクなのかなぁという巻
今やったら流石に手抜き言われるな -
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門矢士のあるべき世界を見つけるために、他のライダーの世界を旅して回ること
は共通していますが、基本的に本作はほぼオリジナル要素で、本放送の設定は
ほとんどないです。
ただ、本放送時は説明することを途中で投げたと思っているので僕はテレビと
劇場版での内容より小説のディケイドのほうが良かったです。
テレビ放送のディケイドは何回見ても、意味がわからない内容になって
いましたので。
旅をするライダーの世界は、放送時にはキャストがオリジナルとは別でしたが、
本作で旅するライダーの世界はオリジナルキャストでのライダーの世界のようで、
クウガの世界では五代雄介が、アギトの世界では津上翔一が活躍していたと
思われます。
本内容で9の世界を巡って欲しかったですが、小説のスタート時点ですでに
6つの世界を旅した後で、あと3つの世界で終わりというところなのが
残念です。
とはいえ9つの世界の旅の様子をちゃんと書くと小説1冊で収めるのは難しいと
思いますが、最後の戦いでは10人のライダーが勢揃いするので、
その時には各ライダーの会話があっても良いのにと思いました。 -
Posted by ブクログ
オリジナル要素多めです。
本放送時にはただの変な奴になってしまっていた名護さんがファンガイア
なら問答無用で殺す、本来の設定通りの冷徹な神の体現者となっていたり、
紅音也がただの三枚目ではなく、とんでもない天才バイオリニストであるという
しっかりした描写があったり、本放送ではコミカルに描かれていた次狼が
悲しい過去から本気で種族の再復興を目指していたり、こっちが本道でも
いいかもと思えるくらいリアリティのある、真剣な内容になっていました。
本編では説明のなかった、麻生ゆりの夫(麻生恵の父)についても、話が
それとなく出ていて、ちゃんと未回収の伏線も回収してくれています。
一冊でまとめるため、本放送時とは異なる終わり方となっているので、
オリジナルのキャラクターが一部出てこないのがやはり残念。
その分、一体一体に対するスポットの当て方は強いのですが、キバットや
ガルル以外のアームズモンスター、キャッスルドラン、タツロット、太牙、
キング、ビショップと、主要キャラがほとんど出てこないです。
キバもフォームチェンジしません。
ただ、その分、登場しているキャラへの書き込みが深いので、小説版でも
変わらず昼ドラな内容ではありましたが、大変満足できる作品でした。 -
Posted by ブクログ
面白かったです。
佐藤健の演じる野上良太郎と白鳥小百合が演じるハナでの仮面ライダー電王はどうしたって実現できないので、その実質不可能なオリジナルキャストでの電王は、文章であってもノスタルジックな感想を持ちました。
テレビ放送と劇場版では、両者ともに特異点にもかかわらず、時間の影響を受けてしまったため~、というちょっと意味が通らない原因と、もともと自分の時間を取り戻すためにデンライナーに乗っていたハナだけならいざしらず、本来は無関係のはずの野上良太郎まで肉体が子供化したために、オリジナルキャストとしての佐藤健と白鳥小百合はなかったことになっているあたりの事情も含め、不可能と思われるキャストでもう一話読めるのは大変嬉しい気持ちになれました。
ただ、内容はテレビ放送の普通の2話分という感じで、他の作品のようにオリジナル要素があったりテレビ放送前や後の話やアナザーストーリでも何でもない、ただの仮面ライダー電王の中の2話分というストーリーなので、それでも十分面白かったですが、もう少しサプライズがあってもいいかな、と思いました。 -
Posted by ブクログ
酷評されているレビューが多く、ちょっと身構えて読んだのですが、
予想に反して面白かったです。
カブトのテレビ放映時はストーリーがなかなか進まず、加賀美新がガタック
ゼクターを手にしたところがピークで、以降はずっとふざけていた印象が
あります。
唐突に現れたホッパーライダーや急激に雑魚化したダークカブト、なんの
前触れもなく現れたハイパーゼクター、ゼクト幹部の審判で意味不明に
始まったワームとの料理対決、そして豆腐修行のためにパリに行くという
訳の分からない最終回、と面白い面白くない以前に意味不明な内容で、
仮面ライダーカブトはストーリーそっちのけでキャラクター同士の掛け合いと、
バトルシーンと雰囲気だけのライダーでしたが、本作は本放送を一部なぞった
形で、説明不足だった箇所を補ってくれており、正直、カブトアンチだった
私には大変納得のいく出来でした。
ホッパーゼクターの出自、天道総司とひより・ワーム天道・樹華の関係、
ネイティブと渋谷隕石で運ばれてきたワームの思想的な相違点、その他、
本放送で分かりづらかった点(そもそも説明のなかった点)が本作ですっきり
説明されており、なかなか良かったと思います。
ただ、確かに他の方も言っているように、最後の章の最終回後の話だけ
読んでて違和感を覚えるような内容でした。