石ノ森章太郎のレビュー一覧
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アンク、バース、映司のそれぞれの話が描かれています。
アンク編は本編よりも過去、800年以上前の先代王の頃の、王とグリード達、そして一人の少女が巻き起こす悲劇の話です。アンクがどうしてメダルを求めるのか、なぜオーズと組んでいたのか、等バックボーンに関する部分が明らかとなります。
バース編は伊達、後藤、真木博士のベルトに纏わる話なんですが…これには面白いオチがあり、非常に楽しめました。時系列で言うと本編中盤~終盤といった所でしょうか。
映司編は最終話以降~メガMAX前の話で、戦火の中、ある女性と映司が出逢い、映司はどうするのか、が描かれています。戦争という題材なので非常に重い空気感があり、その -
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面白い。
TV版より静香ちゃんがヒロインしてる。これを読んだら静香ちゃんを好きになる。
渡の苦悩や葛藤もちゃんと描かれている。好きな子に対してファンガイアとしての本能が出てきて苦しむシーンは吸血鬼ものの醍醐味だしよかった。
次狼もかっこいい。キャラクター文庫がどの程度の年代を狙っているのか不明だが、朝8時では映せなかったであろうシーンもある笑。この本で一番かっこいい男性キャラは間違いなく次狼。
753教徒としては、この名護さんはとても新鮮だった。TV版よりも清廉潔白で、表には出さないけどさらに正義厨だと思う。TV版がかっこいい、なら小説版は「美しい」。しかも僕っ子。この美しい名護さんがああな -
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「キカイダー02」って、終わったんだっけ?
それのストレートな続編になっているのかどうかわかりません。
「VS」とついているけど、この1巻でキカイダーつぶれているし、はじめっから、1巻もののここまでの企画だったのかな?
えーと、石ノ森章太郎の「イナズマン」は、ものすごく色っぽい話で、すごくドキドキしながら読んでいた思い出があります。
「ゴレンジャー」は、ぶっ飛んだお色気だったんだけど、「イナズマン」の方は、なんていうか、もう、「ムンッ」ていう印象が残っています。
えーと、キーワードでいうと、女教師とか、お姉さんとか(笑)
まあ、お姉さんというのは、石ノ森章太郎の永遠のテーマでもあるわけで -
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ネタバレ大好きな鬼島大活躍。うひょー!小説版でまでおいしいポジションとはさすがです。
本編で語られなかったMーBUSに送られた面々の伏線回収もできていて、なにより完成されすぎていて人間離れしていた弦太朗が初めてちゃんと悩んでいて、ああ人間らしくなってよかったなぁとちょっと違うところで安心した。
園ちゃんもいい落としどころに治まって、全体的に救われなかったひとたちを救済するという補完がなされていてほっとしました。
キャラクターも本編の“らしさ”がちゃんとでていて、原作ファンとして非常に嬉しい出来。
たまにプロットを読んでる気分になったのはご愛嬌。