石ノ森章太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
テレビ本編の内容を改変し、文庫本一冊で終わるサイズになったアギトです。
主要な登場人物は本編と同じで、読んでいて、かつての津上翔一や氷川誠、
葦原涼を思い出して、ノスタルジックな気分になったりもするのですが、
あの神々のいざこざから始まる三種三様のライダーの戦いを文庫サイズで
収めるため、アギトとは何者か?ギルスとは?そもそもアンノウンは
なぜ超能力を持った人々を殺し続けるのかという、超根幹的な部分を全く語らず
に終了してしまうので、いくらなんでも説明不足すぎるのでは?と思いました。
本編では50話以上かけて謎を少しずつ解き明かしていたわけなので、
登場から完結まで一冊で終わらせようと思ったら無理もないですが、
であればクウガのように後日譚にするとか、HERO SAGAみたいに外伝的な
ストーリーにすればいいのにと思いました。
ただキャラ崩壊させない程度の崩し方なので、アギトの物語として楽しく
読めました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ戦わなければ生き残れない!
仮面ライダー同士のバトルロイヤルを描いた、空前絶後の特撮ヒーロー、『仮面ライダー龍騎』のノベライズ。
根幹の設定は原作と同じだが、細部はかなり異なっている。この細部の差異の幾つかが許せるものではなかった。まず真司が殺人を犯して激しい罪悪感に囚われないこと、蓮が優衣と肉体関係を持っていること、優衣の伯母さんのキャラクターの改悪、デッキケース、ベントカードの削除などなど……。原作の良い所を幾つも殺しているのが実情だ。また、メインのライダー五人に物語の焦点を絞ったせいで、脇役のライダーの出番が悉く減っている。シザーズ、ライア、インベラーはやられ役としてほんの少し登場し、ガイ、ベルデ、タイガ、リュウガ、オーディンは全く出てこない。特に好きなタイガが全く出てこなかったのは残念だった。また台詞の原作のものを取ってつけたように引用した箇所が幾つか見受けられる。特にインベラーは酷かった。あの台詞は佐野満が幸せの絶頂にある中で理不尽な敗北したからこそ生きるというのに。
だが計八名のライダーの死闘を描ききった点は評価できる。また「大人の」仮面ライダーという視点からなら、こういうものもありなのかも知れない。ただ原作そのものが大人の視聴にも耐え得る作品だと言うのに、露骨に「大人向け 」を意識しているせいで、改悪という印象が否めなかった。
また原作では明かされていないライダーたちの過去にも触れているが、一様に重い。特に蓮の過去はキツかった……。
キャラクター:☆☆☆☆
ストーリー :☆☆☆
世界観 :☆☆☆☆
テーマ :☆☆☆☆☆
文章 :☆☆
台詞 :☆☆☆ -
ネタバレ 購入済み
本当の完結編
テレビシリーズで未解決のその後がが書かれている本作。これを読んで本当にフォーゼが完結したと思いました。
特に本編では、中途半端に退場した園田先生にスポットが当たっているのが嬉しい。園田先生だけじゃなく、他のM-BUS退場組にも活躍の場が与えられてるので、テレビシリーズで気になったファンには何よりのプレゼントだと思う
叶うなら、オリジナルキャストで、是非映像化してほしい。
難しいだろうけど。 -
Posted by ブクログ
うーん、これは「009」のファンでないと、なかなか最後まで読めなそうだなあ。
「小説」として、かなり稚拙なんだよね。
いや、「頑張ってる」のはよくわかるんだ。著者は、石ノ森の遺志を継ごうという気概があるのだろうし、当然、妙なものを出すと彼の名声に傷が入るかも、みたいなことは考えているんだろうと思う。
だから、とても工夫して、気を使っていることはわかる。文章の端々から伝わってくる。
ただ…。それでも下手さはどうしようもない。もうかわいそうだがどうしようもない。
著者は別の方面ですでに活躍している人らしいし、そっちの方で才能を伸ばすことを考えりゃいいんじゃないかな。
ちなみに、ジェット編だけはなかなか読ますなあと思ってたら、ここだけ石ノ森が書いてたんだね。御大、さすがです。