石ノ森章太郎のレビュー一覧

  • 小説 仮面ライダーW ~Zを継ぐ者~

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    ちょうどニコニコ動画で配信されていた仮面ライダーW、32話を観た後に33話との間のエピソードであるこの小説をこのタイミングで読んでみた。
    映画やテレビシリーズ終盤への伏線などもありとても面白かった。
    小説オリジナルの仮面ライダーサイクロンも登場。なんとかこの姿を実写で見たいと思った。

    ただ、文章がちょっと今一だったかも。台詞部分での改行が逆に読みづらかったかも。
    フィリップの一人称だったのは役者さんの声で脳内再生されてそこは楽しんで読めた。
    出来れば翔太郎主役の番外編小説も読んで見たいな〜。仮面ライダージョーカー書いてくれないかな三条先生。

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    2017年02月23日
  • 小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ

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    いつか“ダチ”のチェイスと再会するべく旅を続ける、仮面ライダーマッハこと詩島剛。二年ぶりに戻った日本で、突如として大規模な停電に襲われる。そして次々に起こる、かつてのロイミュード犯罪を模倣した事件――まさかロイミュードが? いや、ロイミュードは全て撲滅したはず。事件を解明するため、特状課再び結成! 年の瀬押し迫る緊迫した街を、姉と甥を守るべく剛は駆け巡る。見えてきた真犯人を前に、剛は再びマッハに変身出来るのか? 大好評を博した仮面ライダードライブ・マッハを主役に据えた外伝ここに登場。

    最近全然本読めなくてちんたらと読んでおりました。ドライブの小説というかマッハの小説だからでしょうか。いやマッ

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    2016年09月01日
  • 小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ

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    剛くんがどうしてあんな振る舞いをしてたのがやっとわかったお話でした…頼むからしあわせになってくれ… 文は大森Pなので、ちょっと思うとこあったけど先が読めない展開だし伏線はってたりで楽しかった!!狩野さんも出てきて嬉しかったしチェイスくんの話も出てファンとしては嬉しい1冊でした…!

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    2016年07月08日
  • 小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ

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    シリーズ本編では、衝撃的なまでにド派手な初登場から
    思わせぶりな台詞を口にしたり深い意味はなかったり
    自信過剰と自信喪失を慌ただしく行き来しまくったり
    思い詰めて闇雲に暴走し始めたり、急に能天気だったり
    …何かと情緒不安定だった剛くんだったけれど、やっと
    彼の内面(設定)が補完して貰えました。

    霧子の影はやや薄かったものの、現八など特状課だけでなく
    その他関係者たちの後日談も一通り語られていて満足。

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    2016年06月30日
  • 小説 仮面ライダー鎧武

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    正直鎧武は説明不足なところが多々あり、また、本放送時に映画やキカイダーの宣伝が話の流れと無関係に流れてしまっていたため、あまり好きな作品ではありません。

    一応、本編、Vシネマ、劇場版を抑えた内容になっています。
    特にVシネマは未視聴だと話についていけないと思います。

    Vシネマで登場した黒の菩提樹と狗道供界との決着が主題ですね。
    そのため、黒の菩提樹、及び狗道供界については、一応の説明はついていましたが、例えば武神鎧武とは何者で誰が変身していたかとか、仮面ライダーフィフティーンやコウガネ、ラピスがなぜ戦国ドライバーを持っていたのか、オーバーロードのラピスが人間の姿をしていたのはなぜか、ペコに

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    2016年09月15日
  • 小説 仮面ライダーウィザード

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    ウィザードの小説版ですが、読み終えてまさに「そうきたか!」という感じでした。

    主人公を仮面ライダーでなく変身忍者嵐にしてしまった某ライダー小説と同じ作者
    なので、本作も原作を無視した出来だと構えて読んでましたが、かなりいい意味で
    裏切られました。
    ネタバレになるので深く書きませんが、とにかくオチが秀逸です。
    と、同時に、本作でウィザードはすべて終わってしまったんだなとしみじみ
    感じさせる内容でした。

    本編と劇場版踏まえた内容になっています。
    かつ、小説の序盤に、内容のおさらいが入るので、細かい内容は覚えていない
    という方にも読みやすいです。
    操真晴人と大門凛子の“関係”が主題となっており、

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    2016年05月08日
  • 小説 仮面ライダーフォーゼ ~天・高・卒・業~

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    フォーゼ以降は、それまでの小説版とは違い、原作の内容を改変することがなく、
    また、原作の中の一部として存在する話というわけでもなく、劇場版、それも
    MOVIE対戦やライダー大戦も含めてあったこととして、それらすべてを含めた
    正当な続編として書かれてます。
    よって、原作を劇場版含めてすべて追いかけている人にとっては、細かい設定が
    生かされていると、ちゃんとファンを大切にしていると感じるのですが、
    反面、本放送のみを飛ばし飛ばしで見ていたり、あまりないと思うのですが、
    小説から入る人にとっては話がいきなり過ぎてよくわからないと感じる可能性が
    ありますね。

    しかし、やはり作品のファンとしては公式で

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    2016年05月07日
  • 小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ

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    本編を補完する形で詩島剛という人間の物語の隙間を埋めていくような感覚。ド派手な初登場から鬱々として理性が死んでいくまでの心の機微を想像しながら読み進めると、いい具合の精神的疲労を感じられます。これは詩島剛救済の物語です(モンペの感想)

    詩島剛がマッハになるための物語。

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    2016年05月06日
  • 幻魔大戦 Rebirth 3

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    シャボンを泡がつながっていくように、石ノ森ワールドのいくつかの作品がつながっていきます。

    懐かしい島がでてきて胸熱だったり。

    作品として面白いかどうかは謎、というか面白くないです。

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    2016年03月26日
  • 小説 仮面ライダーW ~Zを継ぐ者~

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    電王の小説版のようなテレビ本編の一部のような内容になっています。

    ただ、電王の時とは異なり、具体的テレビ放送のどこで挟まる話という情報が
    公式に示されており、放送時に未回収だった伏線を回収している上に
    オリジナルライダーまで出してきます。

    ここまでの小説・仮面ライダーシリーズの中ではクウガに継いで良かったです。
    園咲家の登場はほぼなかったですが、それ以外のサブキャラもきちんと
    活躍していて、オリジナル要素が無く、原作のファンにも安心しておすすめ
    できる内容でした。

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    2016年05月07日
  • 仮面ライダークウガ(3)

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    原作…というべきか迷うが、TV版視聴者をこそ手玉にとったような展開。
    リマジ五代のように、あるいはグロンギ族もこそ異質な怪物ではなく”異質な側面・特性を持ったヒト”であり理解し得るのではという願いにも似た感情を持ちそうになったところで容赦なく突き放す脚本に見事に弄ばれた。

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    2015年12月23日
  • 仮面ライダークウガ(2)

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    バヅーのデザインとアクションの気持ちよさはいよいよ本領発揮の感。巻末の白倉インタビューは話乗せすぎの感はあるが漫画版の「意図」を示して読み応えがあった。ヒーロー漫画の時にも根幹はキャラクター劇の横島・猪原コンビが描くのも納得だけど、そこでじゃあ作者コンビも井上脚本も得意なキャラの遊びがもっと見れればなとは思う(月刊誌の難しさ)。

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    2015年11月10日
  • 新 仮面ライダーSPIRITS(12)

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    ネタバレ

    マッハ2でパンチするなりラリアットなりで打撃加えりゃよかったんじゃ…w

    ともあれ、ルミちゃんの意見はなるほど納得。そして難しいところだなぁと。

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    2015年10月28日
  • 小説 仮面ライダークウガ

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    過去のライダーの続編というのは基本的に作られないですし、現在放映中の
    ライダーシリーズに、過去のライダーが客演してもそれは過去のストーリーとは
    つながらない、別の存在なわけです。

    どうやっても今以降、オダギリジョーが五代雄介としてクウガに超変身して戦う
    新しい物語が作られることは望めないのですが、本作はかつてあった超古代の
    戦士・仮面ライダークウガとグロンギの戦いの物語を、なかった事にせずに、
    そのストーリーとキャストをそのままにして物語を展開させてくれました。

    キャラクターや過去のストーリーを大事に書かれていたので、ファンブック
    として大変満足のいくできでした。

    キャラクターの動きが頭

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    2015年12月31日
  • 小説 仮面ライダー響鬼

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    江戸時代を舞台とする当小説にはTV版と共通するキャラクターとしてヒビキとイブキが登場しますが、年齢も若く未熟な感じで新鮮です。小説では鬼は世襲制じゃないのかな?
    また、変身忍者嵐やその登場人物たちも話に濃厚に絡んでくるのですがこちらは未見でも問題ないと思います。ただ知っているとより楽しめる。

    「響鬼」という作品が元々仮面ライダーシリーズではなく現代版変身忍者嵐として制作されたということを念頭に置いて読んでみると、はあ~~~なるほどな!という展開でした。きださんの色を強く出した脚本だったらこんな感じだったのかな、というビジョンが垣間見えます。

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    2015年07月20日
  • 仮面ライダークウガ(1)

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    井上敏樹脚本と猪原犀構成、どういう舵取りなんだろ? ともあれ『悪徒』コンビが遂にライダーを描く! 真綿で絞まる悪意と真正面からくる善意はいかにもこのコンビらしい(ので、意外と井上成分は薄いのかしら?とも)。とかく打ち切りの多い作者、大舞台で今度こそ完結を見たい。

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    2015年07月09日
  • 新 仮面ライダーSPIRITS(11)

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    ネタバレ

    ショッカー幹部逝く
    残るはデルザー軍団・暗闇・虎さんねぇちゃん(偽だけ…と
    …あ、山嵐師匠忘れてたわ

    そろそろ風呂敷を畳にかかってるのか
    更に広げてるのか…

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    2015年06月01日
  • 幻魔大戦 Rebirth 1

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    石森章太郎版「幻魔大戦」の続きを七月鏡一の脚本で展開。平井和正の小説「幻魔大戦」は80年代以後のスピリチュアルブーム、新興宗教ブームの背景となり、現在は正面から取り扱われることが少ないが、本作では90〜00年代の時代潮流をふまえた上であえて幻魔大戦を語り直そうとしているように感じられる。評論としての「総括」ではなく、物語そのものの語り直しというスタイルをとることに新しい著者らの姿勢が反映されているようだ。続刊に期待したい。「”やさしさ”からは何も生み出すことができないのか・・・?!」という、「四次元半襖の下張り」でジュン演じる主人公のことばに対するアンサーとなりえんことを・・・

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    2015年05月06日
  • 小説 仮面ライダー響鬼

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    響鬼達、鬼の祖先が活躍するお話。
    代々の名跡を受け継いでいると思えば、同じ名前の鬼がいてもおかしくないけど、響鬼の性格が現在の響鬼と似過ぎていたのはちょっと微妙だったかな。

    でも話自体は面白かった。
    TVで出て来たネタを上手い事使っていて、ニヤリとさせられる。
    現在鬼達が駆使している道具はここから繋がっているのかぁって思うとワクワク。

    まさかあの忍者と過去にこんな因縁が!
    作品を少しでも知っているとより一層楽しめるかと。

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    2015年02月14日
  • 小説 仮面ライダー電王 東京ワールドタワーの魔犬

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    ネタバレ

    微妙にTVシリーズとは異なった未来の物語なのかな? 良ちゃんはイマジン達と“何年も”一緒にいるみたいだし、ハナさんは大人の姿で、なのに良ちゃんはハナさんの正体を知ってる。
    でも、ちゃんと電王だった。契約者の切ない願いと、関わるものたちの強い思いと――物語の終わった時、今この瞬間もどの瞬間も大切で、そこから未来がつながってるんだ…って、顔を上げよう!…て気分になれる。

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    2015年02月11日