石ノ森章太郎のレビュー一覧
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ついに、漫画版『仮面ライダークウガ』も一つ目の大台に到達です
最初から、ファンのハートをしっかりと掴んだ上、全力で揺さぶってくれている漫画ですから、到達それ自体は驚きません
けど、他の「本物」の漫画と同じく、心から嬉しいです
私個人の感覚ですが、この(10)は桁違いです
これまでも、テレビ本編とは違った面白さがありましたが、更に突き抜けた感があります、この(10)は
仮面ライダーWを主役にした、テレビ本編の「その後」が描かれている『風都探偵』と同じく、良い意味で、実写化が遠ざかっている気がします
残念と言えば残念ですが、漫画でしか、漫画だからこそ、味わえる良さが濃くなっていくのなら大歓迎です
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Posted by ブクログ
いよいよ謎の街「裏風都」がその姿を本格的に現し、さらに物語が盛り上がっていきます。
用途のわからない装置を注文されたベテラン職人がその完成直後に姿を消し、幼い孫娘が探偵事務所に依頼にやって来る。懸命に調査しているにもかかわらず、なかなか手がかりが得られず、しかしどうやら事件の経緯から裏風都が絡んでいることを察知するときめと2人…。
翔太郎と2人で調査に向かったときめは、ある物を路上で発見し、拾い上げた瞬間に姿を消してしまいただひとり裏風都へ。ブラキオサウルスに発見され大ピンチ…!
シナリオ、さすが三条さんで読み進めるごとにハラハラ。絵柄が気に入らないという人もいるようだけと個人的にはあま -
購入済み
長編が始まった......。
......アニメとは違う、自分の速度で。紙の本とも違う、ページのめくり方、独自の方法で。......さあどうぞ!貴方とは一寸違うあなた、又違うアナタに出会える・異次元小宇宙......ではまた。<敬具>
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ネタバレ 購入済み
新たな仮面ライダー物語
アギトができてきて、クウガも新たな話となり、テレビとは、まったく違うあたらな仮面ライダークウガとアギトの話、少年漫画と違う感じに進んでいますが、とても面白い作品だと思いました。
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この小説はTV版のクウガの後日譚なので、まずはそちらを見終わってから手に取る事をお勧めする。
んが、これに手をかける時点で見てない人なんていないかw
五代雄介が、ン・ダグバ・ゼバを死闘の末に倒してから13年。
当時の面々の現状の描写から始まるけど、その現状に驚いたり笑ったしながら読んでいると、すぐに脳内では当時の彼等の動きや声が再生されまくりですよ。
様々な環境の変化で13年の時の流れをしっかりと知覚させられる。
心に引っかかるものを抱えながらもみんなそれなりに平和に暮らしていたんだなぁと懐かしんでいたら事件発生。
しかも状況的にあの当時のグロンギが行っていたゲゲルに近いものが。
現場 -
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この『風都探偵』(4)もまた、この作品に関わっている人たちの、「仮面ライダーW」への愛やリスペクトを感じ取る事が出来て、大満足
佐藤先生が、どうやったら、仮面ライダーWの強さ、翔太郎のハーフボイルドっぷり、フィリップの天然な可愛さを表現できるか、常に考えているからこそ、ストーリーは面白くなり、アクションシーンには迫力が生まれるんだろう
気が早いな、と言われそうだけど、(5)では、誰のロングインタビューが読めるか、楽しみだ
前の巻では、照井竜役の木ノ本さん、この(4)では鳴海亜樹子役だった山本ひかるさんだった訳だからなぁ
可能なら、ミュージアムサイドだった人にも話を聞いて貰いたい所だ
来年2月に -
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もう、ホントに仮面ライダーって、漫画になってもカッコいいなぁ
佐藤先生に作画を依頼し、受諾してもらった担当編集者さんには、改めて、お礼を言いたい、何度でも
アクションシーンもそうだが、推理シーンや人間ドラマの部分も、佐藤先生だからこそ出せる良さがある
ライトノベルのコミカライズや、名作のスピンオフ、パロディにも同じ事が言えるけど、やはり、原作の良さを引き出せるのは、作画担当の漫画家さんに、原作への強い愛があるからに他ならない
前巻でも感じた事だが、佐藤先生は、幾度も、テレビ本編を見直して、どうやったら、キャラクターたちの魅力を漫画って形で引き出せるか、苦心し、努力してくれているんだろう
真面目 -
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ついに、この漫画版『仮面ライダークウガ』も大台一つ手前まで来ました
(1)が出て、読んだた時から、(10)は確実に達せるだろう、って妙な確信があったので、さほど驚く事でもありません
しかし、嬉しいってのも本当だ。横島先生、ありがとうございます
私の周囲じゃ、テレビ版と展開が違い過ぎて違和感があるって言う人もいます
ぶっちゃけ、私もそれは感じてますが、それも漫画版の面白さだ、と受け入れて読めば、違う面白さも見えてくるもんですね
テレビ版でも魅力だった、人間関係が複雑に絡み合うドラマ性が、この漫画版でも強いので、充分に楽しめます
雄介とガリマが、良い雰囲気になってきているってのは、漫画版だからこそ -
購入済み
ありがとう、ございまして。
宮城県・登米郡。石ノ森!.......おのでら。よしえ樣。forever?!ごめんなさい。<敬具>おのでら・よしえ、樣。章太郎ちゃんに、有難う。トキワ、流れ......手、指。治虫!
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強烈、けれども、優しさも帯びた清廉な風が、心の澱を吹き飛ばしてくれる
面白い、最高って表現に収めきれないほどの歓喜が満ちている
村枝賢一先生の『仮面ライダーSPIRITS』、横島一先生の『仮面ライダークウガ』に続き、佐藤まさき先生の『風都探偵』が読める私たち、冗談や大袈裟でもなく、本当に恵まれているんじゃないだろうか
どこ目線だよ、と非難されそうだけど、テレビ本編を楽しんでいた人も、十分に読み応えを感じる事が出来る
これは、テレビ本編から続く正統続編だからだろう
もちろん、『仮面ライダークウガ』もテレビ本編とは違う世界観や設定、ストーリー展開が楽しめるので、オススメだ
あえて、内容そのものには -
ネタバレ 購入済み
どこから?
着想もユニークですし、表現力には驚きです。
触れなければ分からない世界について、前作に引き続きこのプロダクションは見事に描いているなぁと感じました。…一体どこから?
日常生活とナノテク虫について、ヒーロー達に解決させるやり方は痛快です。
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かつて「正伝」として発売されていたTV本編メインライター井上敏樹が描く小説「異形の花々」の再録に、後日談「五年後」を書き下ろしたもの。
TV版ではできないであろう残酷な描写、悪性が際立つキャラクター描写が目立ってよく話題になっているが、TV本編の主要キャラクターに絞って展開される人間ドラマによって、オルフェノクと人間という種の関係性がより精彩を放っている印象だ。
三人称視点で、色々なキャラクターの心理を描いている印象だが、なかでも実質主人公的な描かれ方をしているのはおそらく本編ヒロインの真理だろう(本編主人公の巧は活躍はしても「主人公的」とはいえない描かれ方だと感じる)。さまざまなキャラクター -
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ご理解いただけるだろうか、この『仮面ライダークウガ』(8)を行きつけの書店で見つけた瞬間の歓喜、興奮、絶頂を
さすがに、(1)が出た時の感情の爆発には一歩、いえ、半歩ばかりは及ばないにしろ、他の巻が発売した時以上にテンションが上がった
理由は察してもらえるだろうが、表紙を飾っている仮面ライダークウガタイタンフォームだ
作中で、人々を殺害しているのが、ギイカであるのだから、奴の爆発する墨に対抗できるのは、どのフォームよりも頑健で、なおかつ、粘液に守られている軟体を切れる剣を装備した、タイタンフォームしかない、と予想していたからこそ、実際に、五代雄介が戦いの中で、タイタンフォームに変化を果たした瞬 -
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正直なとこ、迷った、この(7)の感想、書くかどうか
そんな葛藤を抱かせるだけの、衝撃展開が、この(7)ではあった
「クウガ」と「アギト」、テレビ本編を観ていても、観ていなくても、この漫画版は十分に楽しめるクオリティだ、その旨を以前、書いた
それは間違っちゃいない
ただ、テレビ本編を観ていたからこそ受け入れがたい展開ってのはある
この(7)のどこが、私にとって抵抗を覚えるものだったか、そこはあえて書かない事にする。ここで書いてしまうと、(8)の感想が、今度こそ書けなくなってしまいそうなので、ご容赦頂きたい
また、気になったのは、その点だけで、他の展開に関しちゃ、グッと来たのも事実だ
やはり、五代