石ノ森章太郎のレビュー一覧
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平成仮面ライダーの中でイチオシ
探偵が主人公という点や、風都という町でのストーリー展開など、独特な雰囲気のある作品です。2人の主人公が互いの足りない所を補いながら成長していくという王道ストーリーで、平成仮面ライダーの中で個人的に1番好きな作品です。
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完結、おめでとうございます
まずは、サイボーグ009が無事完結したことを素直に喜びたいと思います。
まさか、萬画で読めるとは思っていなかったので遺志を継いでこられた方々に感謝しています。
同じく未完の「幻魔大戦」も同時に決着を着けたかったかのような内容です。
ラスト前のシーンが「聖☆おにいさん」に見えてしまおうが、フランソワーズのとても21世紀とは思えない発言もあったりしますが、そういったところも含めて009らしい作品です。 -
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仮面ライダーフォーゼとして天高を救い数多くの「ダチ」を得た如月弦太朗はしかし、高校卒業を目前にして自らの進路に悩んでいた。内緒にしていた留学のことで賢吾とユウキもケンカになってしまい、ただでさえも先行き不安な中、プロムをぶち壊さんと新たなゾディアーツが出現する。彼らを指揮するのは新たな仮面ライダー、イカロス…!? プロムと卒業生を守る為、再び仮面ライダー部、出動キター! 仮面ライダーフォーゼ、小説でもタイマンはらせてもらうぜ! アルティメイタムでの弦太朗へ繋がる、ファン必読の一冊。
久々の☆5! とにかくやめどきが分からない程グイグイ引き込まれました。読書でこういう感覚、引力は久しく感じてい -
購入済み
これは面白い
ご存知の通り、仮面ライダーファイズの放送当時に発売された異形の花々のエピローグ付き再販になります。
その、井上御大の情熱とセンスに溢れた、薄まっていない原液が味わえます。
再配置されたキャラクターと全ての制約を取っ払われた展開。あのショッキングなラストから5年後。まさかの展開を見せ、仮面ライダーファイズの世界観に新たなエピローグでありプロローグを加えた本作は、オルフェでありエノクであるという、オルフェノクを体現した1冊であると言っていいでしょう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレクウガのストーリー展開の基本は、やはり知人巡り。
というわけで、『クウガ』13年後の後日譚。
いちファンとして、13年越しに出会う登場人物達の描写にニヤニヤしっぱなしでありました。こうしてみると、平成ライダーとしては脇役の多い作品であったのだなぁと改めて実感。
全然「仮面ライダー」の出てこない展開に、「これでこそクウガ!」と変な安心感を覚えたり。
展開される、新たなる「未確認」事件。
TVシリーズでも、「ゴ怪人編」あたりから「ゲームの法則性」を追ったミステリ展開が描かれることがありましたが、本作ではそれをよりパワーアップした形で描かれます。なかなかにスリリングで戦慄すべき内容であり、中盤 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読みながら、ン・ダグバ・ゼバとの最後の戦いで、ずっと泣いていた五代君を思い出していました。TVシリーズでは、変身している間、しゃべることのなかった五代君は、あぁして、いつもいつもずっとずっと泣いていたのだと。
五代君をもう戦わせたくない一条さんの気持ちが、とてもとても胸に迫って――戦ってる白のクウガが五代君なのか、五代君はクウガとして出てくるのか、苦しいような……でも、五代君に会いたいような、切ない思いをしながらも、どこか期待しながら…と、複雑な思いを持ちながら、読み進めることになりました。
ラスト、まだすぐには五代君は戻って来れないのかもしれないけれど――きっと、そうやって彼の心の傷が癒え -
Posted by ブクログ
「天が呼ぶ 地が呼ぶ 人が呼ぶ…
悪を倒せと俺を呼ぶ…」
うわあああこの出だし、たまりません村枝先生!どこまで私をゾクゾクさせて下さるんですか!
青森ねぶた編というか、スーパー1編なんだけど、オープニングはいきなりストロンガー(笑)。
でも、上空でともに戦うスーパー1とZXの会話…マジ痺れます。
そして決着。泣けます、ていうか泣きました(いつも通り)。
そして舞台はボロボロになった東京へ。満身創痍で戦い続ける一文字ライダー、そして変身できないままの風見志郎…。ああ、続きが気になる!
巻末インタビューはスカイライダー・村上弘明氏。さらに、ストロンガー・城茂役を演じられ、