石ノ森章太郎のレビュー一覧
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この小説はTV版のクウガの後日譚なので、まずはそちらを見終わってから手に取る事をお勧めする。
んが、これに手をかける時点で見てない人なんていないかw
五代雄介が、ン・ダグバ・ゼバを死闘の末に倒してから13年。
当時の面々の現状の描写から始まるけど、その現状に驚いたり笑ったしながら読んでいると、すぐに脳内では当時の彼等の動きや声が再生されまくりですよ。
様々な環境の変化で13年の時の流れをしっかりと知覚させられる。
心に引っかかるものを抱えながらもみんなそれなりに平和に暮らしていたんだなぁと懐かしんでいたら事件発生。
しかも状況的にあの当時のグロンギが行っていたゲゲルに近いものが。
現場の状況、物証や聞き込み調査等からの推理。そこから浮かび上がってくる更なる疑問。深まる懸念。
手に汗握る展開で、あの頃の空気感満載のまま物語が進みます。
果たしてこの事件は本当にグロンギのゲゲルなのか。 それとも模倣犯の犯行なのか。
この物語の結末はどうなってしまうのか。
クライマックスまで一気に読めちゃう面白さで、クウガ好きにはとってもおすすめです。
初版発売が2013年。そこから更に5年も経っているので、若干日常描写に古さを感じはする。
取り合えずそれでもこの当時はこれが最先端だったんだろうなぁ。
それと、あの議員のモデルはきっと某小泉ろうけど、やっている事は反日特定野党の連中と同じだ。
議員に国家転覆や犯罪行為を行う奴らが居ると、法を自分達の都合の良いように変えようとするから本当に怖いなと。
スパイ防止法は本当に必要だなぁ。
なんてことも読み終えて思ったわ。 -
Posted by ブクログ
この『風都探偵』(4)もまた、この作品に関わっている人たちの、「仮面ライダーW」への愛やリスペクトを感じ取る事が出来て、大満足
佐藤先生が、どうやったら、仮面ライダーWの強さ、翔太郎のハーフボイルドっぷり、フィリップの天然な可愛さを表現できるか、常に考えているからこそ、ストーリーは面白くなり、アクションシーンには迫力が生まれるんだろう
気が早いな、と言われそうだけど、(5)では、誰のロングインタビューが読めるか、楽しみだ
前の巻では、照井竜役の木ノ本さん、この(4)では鳴海亜樹子役だった山本ひかるさんだった訳だからなぁ
可能なら、ミュージアムサイドだった人にも話を聞いて貰いたい所だ
来年2月に発売予定の(5)を、首を長くして待ちながら、この(4)の感想を書く事にしよう
端的に言っても構わないなら、左翔太郎のカッコ良さが大全開
テレビ本編や映画、既刊でも、充分に男前だったが、この(4)のカッコ良さは格別、と言い切っても、他のファンからクレームは来ないだろう
皆さんも驚いていたが、ジョーカーメモリに、こんな特性があったとは、本当に驚きだ
けれど、納得は出来る
ガイアメモリは、最も相性が良い存在と惹かれ合う
なら、ジョーカーメモリが自分の意志で、翔太郎を選んでいたんだとしても、何ら不思議じゃない
数々の戦いで、翔太郎はフィリップとの絆も強めてきたけど、同じくらいに、ジョーカーメモリとも心を重ねてきた
だからこそ、許しがたい悪へ、今までにないほどの怒りが湧き上がった翔太郎に対し、力を貸すかのように、これまで以上の力を発揮させたんだろう
しかし、過ぎた力は、人に害を及ぼす事もある
誰かを守るために体を張れる、そのこと自体はカッコイイし、憧れもするし、尊敬も出来るが、自分が無茶をすれば悲しむ人もいる、ってのは自覚してほしいもんだ
アクションシーンだけでなく、ストーリーでも、読み手を『風都探偵』は楽しませてくれる
自分の過去に悩むときめ、彼女の感情の表現が、本当に巧みで、勉強になる
また、敵のキャラクター性にも、手が抜かれていないトコも同じく、学べる事が多い
人それぞれだとは思うが、個人的には、やはり、仮面ライダーのような芯のあるヒーローと戦い、倒されて、スカッとするのは、とことん、性根が腐ってる外道だ
もちろん、悪の道に走ってしまうだけの傷を負って、つい、同情してしまう悪役も嫌いじゃない
そういうタイプの悪役とのバトルには、違った面白さがあるので
この(4)で、仮面ライダーWと戦う、パズル・ドーパントは典型的な危ない奴なので、同情の余地は一切なく、倒された時には、爽快感で心が満たされた
それにしても、ほんと、デザインが攻めている
これ、実写じゃ絶対に無理だ
なので、なるべく早く、アニメ化してほしいものである
OPソングはONE OK ROCKさん、EDソングはポルノグラフティさんにお願いしてもらいたい
いや、ここは上木彩矢さん×TAKUYAさんだろう、って言う人もいるだろうが、正統続編だからこそ、あえて、ここはテレビ本編よりも面白くするって意味で、そこは外してみたい
まぁ、それはさておき、(5)では、どんな実写には不向きなデザインのドーパントが登場するのか、楽しみ
予告には、ブラキオザウルス・ドーパントの姿が確認できる
仮に、コイツと戦うとなったら、Wとアクセルは苦戦を強いられるだろうな
もしかすると、コイツみたいな超大型ドーパントと戦うために、フィリップが新たな巨大メカを製造する展開なんだろうか
あと、これは、私の勝手な予想なんだが、ブラキオザウルス・ドーパントに変身するのは、素性がまだ明らかではない、サングラスをかけた、ガタイのいい大男ではなく、秀夫なんじゃないだろうか
他人に侮られる、自分の小柄な体躯への劣等感があるからこそ、桁違いにデカいブラキオザウルス・ドーパントとなっても不思議じゃない?
この台詞を引用に選んだのは、翔太郎の漢らしさに、ハートをぶん殴られてしまったので
こんなにもピンチな状況で、これほどまでの熱い言葉を言える彼は、着実に憧れの人に近づきつつあるな
きっと、彼なら、憧れの人も追い越して、自分だけのハードボイルドに辿り着けるだろう -
Posted by ブクログ
もう、ホントに仮面ライダーって、漫画になってもカッコいいなぁ
佐藤先生に作画を依頼し、受諾してもらった担当編集者さんには、改めて、お礼を言いたい、何度でも
アクションシーンもそうだが、推理シーンや人間ドラマの部分も、佐藤先生だからこそ出せる良さがある
ライトノベルのコミカライズや、名作のスピンオフ、パロディにも同じ事が言えるけど、やはり、原作の良さを引き出せるのは、作画担当の漫画家さんに、原作への強い愛があるからに他ならない
前巻でも感じた事だが、佐藤先生は、幾度も、テレビ本編を見直して、どうやったら、キャラクターたちの魅力を漫画って形で引き出せるか、苦心し、努力してくれているんだろう
真面目に感謝したい、仮面ライダーWのファンとしても、漫画読みとしても
この(3)では、とある冬山で遭難した翔太郎とフィリップが、豪奢な山荘に招かれ、九死に一生を得た事から、連続殺人事件が始まっている
お約束の展開に、ドーパントと言う、人外の存在が絡む事で、事件は一層に複雑となり、翔太郎の直感は研ぎ澄まされ、フィリップの知識が冴え渡り、二人で一人の探偵の推理が炸裂する
一体、誰が真犯人だったのか、それは伏せるが、そこに至るまでの経緯は、テレビ本編にも劣っていない
何よりも、最大の魅力である戦闘シーン、これがもう、最高と言うより他ない
冗談抜きで、戦闘音が聞こえるほどの迫力だ
痛覚無効と言う特性持ちゆえに手強いアルコールドーパントに対し、仮面ライダーWは、ついに奥の手を出す
そう、変身するのだ、サイクロンジョーカーエクストリームに
強いだけでなく、甘いってのも、Wの魅力。ドーパントに変貌した犯人すら救おうとする翔太郎の性格、私は嫌いじゃない
しかも、この(3)では、風都のもう一人の守護者にして戦士である、仮面ライダーアクセルも大活躍ってんだから、テンションはフルスロットル
退屈や、「つまらない」なんて感想、音速で振り切ってるぜ!!
スクリームドーパントとのタイマンも凄かったけど、バイクに変形したアクセルにときめが驚くシーンにゃ、つい思わず、噴き出してしまった
巻末には、照井竜役の木ノ本嶺浩さんのインタビューも掲載されており、読み応えがあった
ファンとしちゃ我儘が過ぎるかもしれないけど、木ノ本さん、『仮面ライダージオウ』に出てくれないかなぁ、と思っている
仮面ライダーWの力を得るパートじゃなく、ジオウ、ゲイツに次ぐ、第三もしくは第四のライダーとして
大人の渋みで、若い故に悩むジオウとゲイツを救う、先輩かつ実力派の仮面ライダーを、今の木ノ本さんなら出来るはずだ
ミュージアムに代わる、新たな敵組織も次第に動きを活発にし始めたし、これから、二人の仮面ライダーの戦いは、ますます苛烈さを極めていくだろう
今度は、どんな怪事件の解決に向けて奮闘するのか、キャラ達の関係に変化は生じるのか、漫画だけの新フォームが登場するんだろうか、ワクワクが止まらない
この台詞を引用に選んだのは、翔太郎とフィリップの絆の強さを再確認できるものなので
お互いに足りない部分を認め合い、力を合わせられる、簡単なようで難しい
この二人も様々なトラブルを乗り越えてきたからこそ、これほど強い絆で結ばれているんだろう
そして、これから、もっともっと、絆の強さは増していくに違いない -
Posted by ブクログ
ついに、この漫画版『仮面ライダークウガ』も大台一つ手前まで来ました
(1)が出て、読んだた時から、(10)は確実に達せるだろう、って妙な確信があったので、さほど驚く事でもありません
しかし、嬉しいってのも本当だ。横島先生、ありがとうございます
私の周囲じゃ、テレビ版と展開が違い過ぎて違和感があるって言う人もいます
ぶっちゃけ、私もそれは感じてますが、それも漫画版の面白さだ、と受け入れて読めば、違う面白さも見えてくるもんですね
テレビ版でも魅力だった、人間関係が複雑に絡み合うドラマ性が、この漫画版でも強いので、充分に楽しめます
雄介とガリマが、良い雰囲気になってきているってのは、漫画版だからこそ出来る展開でしょう
また、翔一がアギトが孕む闇に片足を突っ込んでしまう、そんな危うさにもドキドキします
自分を呑み込もうとする力を、本当の自分を取り戻す事で、逆に受け入れて、真なる完全体アギトになれるのか、それとも、このまま、怒りのままに暴れるだけの怪物となり、自壊してしまうのか
もちろん、アクションシーンも、テレビ版顔負けの迫力があって、年甲斐もなく、ドキドキしてしまいます
この(9)で、最も昂ぶったのは、ガリマvsゴオマ(狂暴態)
神速の一閃ってのは、こういう動きなんでしょうね
戦う事、殺す事に苦しみ、雄介に自分の正体がバレてしまうのを恐れているガリマは、一体、どんな結論を自分で出すんでしょうか
テレビ版では、ちょっと出来なかった、厳しいグロさもあるのが、余計に良いですね
雄介、ガリマ、警察達が集まる場に乱入してきたのは、テレビ版で、人気が高かったであろう、ゴ・バダー・バ
(10)の見所は、やはり、テレビ版でも手に汗を握って見た、トライチェイサーvsバギブソンの一騎打ちでしょうか
それとも、ガリマを守るために、雄介は新たな姿と力を得るんでしょうか?
うーん、楽しみでしょうがないぞ
この台詞を引用に選んだのは、認めたくはありませんが、間違ってはいないかも、と思ってしまったので
何で、こうも、悪い奴のコトバってのは、妙な説得力があるんでしょう
一体、どれほどの地獄を見てしまったら、ここまでの悪に染まれるんでしょうか
ただ、本当の事はないかもしれませんが、本物はあるはずだ、と私は信じたいんですよね、例え、甘ちゃん呼ばわりされても -
購入済み
ありがとう、ございまして。
宮城県・登米郡。石ノ森!.......おのでら。よしえ樣。forever?!ごめんなさい。<敬具>おのでら・よしえ、樣。章太郎ちゃんに、有難う。トキワ、流れ......手、指。治虫!
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Posted by ブクログ
強烈、けれども、優しさも帯びた清廉な風が、心の澱を吹き飛ばしてくれる
面白い、最高って表現に収めきれないほどの歓喜が満ちている
村枝賢一先生の『仮面ライダーSPIRITS』、横島一先生の『仮面ライダークウガ』に続き、佐藤まさき先生の『風都探偵』が読める私たち、冗談や大袈裟でもなく、本当に恵まれているんじゃないだろうか
どこ目線だよ、と非難されそうだけど、テレビ本編を楽しんでいた人も、十分に読み応えを感じる事が出来る
これは、テレビ本編から続く正統続編だからだろう
もちろん、『仮面ライダークウガ』もテレビ本編とは違う世界観や設定、ストーリー展開が楽しめるので、オススメだ
あえて、内容そのものには触れない事にする、今回は
いつもの事だが、私の拙い感想で読んだ気になられてしまっても困るからだ
次巻からは、ガッツリと、どんだけ良いストーリーか、熱く語りたい
とは言え、あまりにも少ない情報量では、他の漫画読みの興味を強められない
翔太郎の甘っちょろいけど、真っ直ぐな熱さと気高さ、フィリップの冷淡なようでいて意外にプライドが高い点、何より、二人で一人って強さを貫く仮面ライダーWの格好良さは決して、揺らいでいない
その一方で、この『風都探偵』を読んだ私の印象だが、テレビ本編では描けなかった、表現できなかった事に、漫画って形で挑んでいる、そんな感じだ
自分たちの信じる正義に従って、ミュージアムを壊滅させ、財団Xにも小さくはないダメージを与えた、翔太郎やフィリップたちの前へ、新たに立ちはだかる闇は深そうだ
けれども、仮面ライダーは、自分たちの勝利を信じてくれる仲間や民がいる限りは負けたりしないのだ
(3)では、仮面ライダーアクセルの活躍場面もありそうなので、楽しみ
また、漫画オリジナルのフォームが出るのか、そこにも期待している
以前、どこかで『のだめカンタービレ』の作者である二ノ宮知子先生も、仮面ライダーWのファンだ、と聞いた事があるので、帯に推薦コメントを書いて貰えたら嬉しい
(1)と(2)、どちらもグッと来る回ばかりだが、個人的に推したいのは、やはり、(1)の第5話だ
一度こそ道を違えかけたが、交わり直した事で、翔太郎とフィリップの絆は強まり直した。そして、ついに仮面ライダーWへの変身を果たす。この展開に、グッと来ないファンはいないよ
ただ、まぁ、我儘が許されるなら、カラーページで読みたかった、うん
仮面ライダークウガもそうだが、白黒だと、ちょい、魅力が伝わり辛いんだよなァ。けど、そのハンデ(?)があっても、佐藤先生は仮面ライダーWの魅力を引き出そうとしてくれているので、文句はない
この台詞を引用に選んだのは、これこそが『仮面ライダーW』の代表なので。他にもグッと来た台詞はあったのだが、これは譲れない -
ネタバレ 購入済み
どこから?
着想もユニークですし、表現力には驚きです。
触れなければ分からない世界について、前作に引き続きこのプロダクションは見事に描いているなぁと感じました。…一体どこから?
日常生活とナノテク虫について、ヒーロー達に解決させるやり方は痛快です。
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Posted by ブクログ
かつて「正伝」として発売されていたTV本編メインライター井上敏樹が描く小説「異形の花々」の再録に、後日談「五年後」を書き下ろしたもの。
TV版ではできないであろう残酷な描写、悪性が際立つキャラクター描写が目立ってよく話題になっているが、TV本編の主要キャラクターに絞って展開される人間ドラマによって、オルフェノクと人間という種の関係性がより精彩を放っている印象だ。
三人称視点で、色々なキャラクターの心理を描いている印象だが、なかでも実質主人公的な描かれ方をしているのはおそらく本編ヒロインの真理だろう(本編主人公の巧は活躍はしても「主人公的」とはいえない描かれ方だと感じる)。さまざまなキャラクターが良い方向にも悪い方向にも極端なキャラクターが多い中、真理の感性はいたって一般的だ。彼女の感じ方に納得しながらも、この555の世界においての「正しい行動」とは何なのか、誰もが考えさせられるに違いない。
真理以外のキャラクターの言動も、幼少期の経験が人間の衝動的な行動に出てくる、という観念で描かれているが、現実になさそうでありそう、という塩梅を感じる。どうしようもないのだが、生き生きとしたキャラクターだと感じてしまうのだ。ぜひ体験してもらいたい。 -
Posted by ブクログ
ご理解いただけるだろうか、この『仮面ライダークウガ』(8)を行きつけの書店で見つけた瞬間の歓喜、興奮、絶頂を
さすがに、(1)が出た時の感情の爆発には一歩、いえ、半歩ばかりは及ばないにしろ、他の巻が発売した時以上にテンションが上がった
理由は察してもらえるだろうが、表紙を飾っている仮面ライダークウガタイタンフォームだ
作中で、人々を殺害しているのが、ギイカであるのだから、奴の爆発する墨に対抗できるのは、どのフォームよりも頑健で、なおかつ、粘液に守られている軟体を切れる剣を装備した、タイタンフォームしかない、と予想していたからこそ、実際に、五代雄介が戦いの中で、タイタンフォームに変化を果たした瞬間は、思わず、「よしっ」と言ってしまったほど
もし、電車や喫茶店で読んでいたら、周囲から不審そうな眼で見られてしまっただろう
この程度の事で、テンションが上がるなんて、精神年齢が低すぎ、と言われても気にならないほど、この作品が面白いのは、活躍するのが仮面ライダークウガだけじゃないトコにもある
人によっては、この(8)で最も、テンションが上がった戦いは、クウガvsギイカ、ではなく、一条さんvsギャリド、と推してくるだろう
私もテンションが上がったので、それは否定できない
どんだけ痛めつけられようとも、正眼の構えを崩さず、一発大逆転のチャンスを堪えて待ち、その瞬間が来るや、最高の集中力を発揮し、ギャリドを神経炸裂弾で撃ち抜いた一条さん、刑事としてだけではなく、男としても最高にカッコいい
お互いに僅差の勝利を決めた雄介と一条さんが、互いの健闘をボロボロの状態で讃え合ったシーンに、グッと心を揺さぶられたのは、腐女子or腐男子だけじゃないだろう
また、ガルマの変化も、読み手を驚かせただろうな、と思った
よもや、あのガリマがゲゲルから降りる意志を示すとは、予想外だった
雄介がタイタンフォームに変化する兆しを掴むために、一条さんに剣道の手解きを受け取り、ギャリドが殺害の道具として自動車を選ぶと言った、テレビ本編にも見られた設定を取り入れつつも、あくまで、漫画としてのオリジナルを貫く姿勢には、尊敬の念しかない
文字通り、人並み外れたプロポーションを誇るガリマが裸になったり、翔一が絵美さんと朝チュンを迎えちゃうって展開も、漫画ならでは、だ
さて、(9)は、どんな展開で、読み手は驚かされるんだろう
己のグロンギとしての運命に嫌気が差し、戦いの螺旋から外れ、人間と友情を築く楽しみ、喜びに触れ、温かいものが胸に広がっているガリマが、これから、どうするのか
ほんの少しずつ、距離が縮まっていた絵美が、異形の怪物に襲われ、そのショックから、再び、アギトへと変身してしまう翔一は、自己嫌悪を乗り越え、誰かの為に戦う強い男になれるのか
何より、ドラゴンフォームへの変化は起こるのか、そこが大事だ。個人的な予想かつ期待だけど、アギトを止めるために変化するんじゃないかな、と思う
マイティフォームじゃ敵わない。ペガサスフォームは外してしまう可能性の方が大きい。タイタンフォームは、猛攻にこそ耐えきれるだろうけど、余計な怪我を負わせかねない
そうなると、恐怖のままに暴れるアギトの激しい攻撃を身軽に躱し、なおかつ、見事な棒術で押さえ込めるドラゴンフォームが最適だ、と私は考える
はてさて、この予想は的中するのか。楽しみだ
この台詞を引用に選んだのは、仮面ライダークウガ、ではなく、人間・五代雄介のカッコ強さが、しっかりと感じ取れるからだ。どんな人だって、逃げたい時はある。それでも、譲れない何かのため、守りたい誰かのために、人は前に出る事が出来る。それが正しい勇気であり、それだけがピンチを一刀両断できる、弱い人間の強力な武器だ -
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正直なとこ、迷った、この(7)の感想、書くかどうか
そんな葛藤を抱かせるだけの、衝撃展開が、この(7)ではあった
「クウガ」と「アギト」、テレビ本編を観ていても、観ていなくても、この漫画版は十分に楽しめるクオリティだ、その旨を以前、書いた
それは間違っちゃいない
ただ、テレビ本編を観ていたからこそ受け入れがたい展開ってのはある
この(7)のどこが、私にとって抵抗を覚えるものだったか、そこはあえて書かない事にする。ここで書いてしまうと、(8)の感想が、今度こそ書けなくなってしまいそうなので、ご容赦頂きたい
また、気になったのは、その点だけで、他の展開に関しちゃ、グッと来たのも事実だ
やはり、五代雄介の復活劇には、胸が熱くなった。五代雄介の真っ直ぐさは、一度死んでも貫かれ、むしろ、気持ち良さを増したな、と感じる
そんな五代雄介に負けないくらい、人間らしさを前面に押し出しているのが、駿河徹也だろう。自分の欲望を満たす為なら、手段は択ばず、あらゆるものを躊躇いなく利用できる。この歪んだ強さは、人間そのものだ
果たして、彼のどす黒い目論見は成功してしまうのか。それとも、津上翔一は彼の束縛を元の強さで引き千切り、受け継いだ力を自分が正しいと信じる行為の為に使えるのか
ついに、「ゴ」の面々も動き出し、戦いの激しさは増していく・・・
次巻で気になるのは、津上翔一もだが、仮面ライダークウガが新たな姿に変身するか、だな。強力な爆発能力を持つ墨を武器とする、メ・ギイガ・ギはテレビ本編だと、頑健なタイタンフォームで撃破していた。漫画版では、どう対処するんだろう
この(7)で最もグッと来た回は、当然、EPISODE.28「信頼」だ。死の淵から舞い戻った仮面ライダークウガが、強さを増したギノガを倒すシーンは、最高だった。そこも推すポイントなのだが、バルバの義理堅さにもキュンと来た
この台詞を引用に選んだのは、五代雄介の強さが凝縮してるな、と思ったので。人によっちゃ薄っぺらい、と感じるかもしれないけど、これまで、彼の戦いや日常を見てきて、なおかつ、こんな笑顔で言われたら、グッと来ちゃう -
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「仮面ライダークウガ」の小説版。アレだけ綺麗に終わった作品なのに後日談とあって、どのように進行するのかとまったく想像できない思いだった。不安なほどだ。しかしふたを開けてみれば想像を超えてしっかりクウガであり、さすがは荒川さん自身が手掛けただけのことはあった。
五代雄介という人物を最終回の展開、本編のキャラクター性を殺さないどころかむしろこの小説でさらに深めるレベルで扱い切れていること。本編登場人物を出来る限り登場、あるいは言及させながらその後をしっかり描いていること。そして何より、新たに登場するグロンギの納得のいく理由づけと、「後日談」として2000年の公開当時ではなく、刊行した現在の「現代社会」に合わせた犯行の手口。単なる続編ではない、「現代のクウガ」をしっかり堪能できる一作だ。もし原作ファンで読んでいない人がいるならば確実に読んでもらいたい。 -
購入済み
人は皆仮面の下に本当の顔を隠して生きている・・・そのテーマを最後まで貫いた事が非常に好感の持てる作品。物語の本筋に絡んでくる話もそうでない短編も読んでいて楽しかったです。
酔いどれを装っている時と本性である敏腕刑事としての顔を現した時のギャップが面白い主人公の元、一見かっこいいライバルキャラに見えて心の奥底では主人公同様寂しさを胸に秘め人間らしい一面を持つポルターガイスト。この二人以外のキャラクター達も魅力的です。
叶うことは無いだろうけれども続編があったら是非とも読んでみたい・・・そう思わせてくれる程の良作でした。
もっと知名度が上がってくれればあるいは・・・ -
Posted by ブクログ
ホント、今更、後悔しても遅いのだけど、やっぱり、(5)と一緒に読むべきだったぜ
今後、また、二巻連続発刊される機会があるなら、この失敗を活かそう
(5)→(6)のコンボは決められなかったにしろ、十分に面白かった
見所は、何と言っても、仮面ライダーアギトの参戦だろう。今ちょうど、CSの東映チャンネルで、『仮面ライダーアギト』の放送が開始したので感慨深い
不安は全く感じていなかったが、横島先生、私の期待以上に、仮面ライダーアギトをカッコよく描いてくれた
いきなり、共闘って、都合のいい展開にならないトコが、また、井上先生らしい
このアギトの力が、姉の雪菜から弟の翔一へ、どのような形で受け継がれるのか、楽しみでしょうがない・・・受け継がれますよね、先生?
また、アギトのくだりだけでなく、他にも見所は、この(6)に多い
兄妹喧嘩も絡みついた、メ・ガルメ・レとの決着。クウガの力だけでなく、兄妹愛の勝利と言える
現実として受け入れがたい、兄の変身に戸惑い、恐怖こそすれど、兄が心までは変わっていない、と翔一との会話で気付いたみのり。妹に拒絶されたショックで変身できなくなったものの、それでも、自分の体を張って戦う雄介
擦れ違いがあったからこそ、強まる兄妹の絆、グッとくるねぇ
メ・ガドラ・ダによる、裏切り者、メ・ビラン・ギの粛清
メ・ガドラ・ダと主人の仇を討つべく奮闘した犬、その一体と一匹の束の間の主従関係は心温まるものだった。元が人間だけあってか、グロンギの中にも異色な存在がいるらしい。こういう展開に心を揺さぶられる年齢に、私も差し掛かりだしたか
このエピソードでは、一条さんとバルバの距離がわずかに縮まっている。呉越同舟、と言う奴だろう。しかし、今後、バルバが妹・香里奈の心を殺した主犯である、と知った時、築かれたように見えた共存関係は崩れ去ってしまうんだろうな
そして、テレビシリーズでも大きな見せ場の一つと言っても過言じゃない、メ・ギノガ・デとの戦いが勃発
猛毒の菌糸を武器とするギノガの攻撃を、アギトの不意打ちで食らってしまったクウガ。テレビ本編と同じように、毒に肉体を蝕まれ、雄介は瀕死状態に。やはり、一度、仮死状態になる事でパワーアップを果たすのか。それとも、漫画オリジナルの展開になるのか・・・このタイミングで、青か紫になるパターンなんだろうか?
この(6)でも、ゴオマの扱いは相変わらず。こうも虐げられると、グロンギながらも可哀想だな、と思いそうになるが、本人が恍惚の表情を浮かべているのを見ると、同情なんて吹っ飛んじゃうな。やはり、グロンギも色々だ
この台詞を引用に選んだのは、テレビであっても、漫画であっても、イイ男のカッコ良さは変わらないんだな、と感じ取れたので。こうも、クサい台詞を自然に言える津上翔一も、誰かの為に戦える強さを持っているんだろう。早く見たいモノだ、クウガとアギトの共闘を