Posted by ブクログ
2015年08月24日
今更ながら私の中では空前の「W」ブームだ。
実ははじめ、緑と紫の半分?しかも体が縦に分かれてキック?そりゃねーよ!!!とか思ったそのままの認識で来てしまったのだ。
ところがどっこい!!見れば見るほどオリジナルの石ノ森ライダーへのリスペクトに溢れてることが見えてきた。食わず嫌いする理由はもう、どこに...続きを読むもない。
そんなわけで最近立て続けにTVシリーズや映画のDVDを見て、心はすっかり風都市民。勢いに任せて小説版まで買ってしまいましたよ。メインライターの三条さんがお書きになってたのもポイント高かった。
んで、肝心のストーリーといえば…申し分なく面白い。本編のエピソードでいうとちょうどエクストリームが登場してほどなく、というところ(冒頭の作者の言葉が味わい深い)。TVシリーズや映画の設定とも絡めて、小説版のエピソードを読めばより理解が深まるような“仕掛け“もある。
何より、読み進めるにつれて登場人物たちの声が、姿が、脳内再生されるのだ。メモリの起動ボイスも含めて。
個人的に、愛するフィリップがメインだというのもツボではあったが、そうは言ってもやっぱり二人揃わなければ。そうだ、行こう、相棒。
「僕たちは、二人で1人の仮面ライダーだ!」