石ノ森章太郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
仮面ライダーフォーゼとして天高を救い数多くの「ダチ」を得た如月弦太朗はしかし、高校卒業を目前にして自らの進路に悩んでいた。内緒にしていた留学のことで賢吾とユウキもケンカになってしまい、ただでさえも先行き不安な中、プロムをぶち壊さんと新たなゾディアーツが出現する。彼らを指揮するのは新たな仮面ライダー、イカロス…!? プロムと卒業生を守る為、再び仮面ライダー部、出動キター! 仮面ライダーフォーゼ、小説でもタイマンはらせてもらうぜ! アルティメイタムでの弦太朗へ繋がる、ファン必読の一冊。
久々の☆5! とにかくやめどきが分からない程グイグイ引き込まれました。読書でこういう感覚、引力は久しく感じていなかったのでまずそれが嬉しいです。塚田さんの文章が自分と合っていたからかも。基本ライトな文体なのですがテンポよくて体言止めの使い方なんかも文章にメリハリあって、書く側としてもとても参考になりました。
Wの小説みたいに本編とリンクしまくってるのがもうサイコー!まず冒頭からアルティメイタムの内容と繋がってるし、映画とMEGAMAXの内容ともガッチリと。フォーゼファンにはホントたまらんですしこれを読まずに仮面ライダーフォーゼの物語は終わりません! 終われないよ! そしてそして賢ユウうおおお~~~~^///^!!! 賢吾って、賢吾ってこんなわかりやすくユウキのことラヴしてたなんて……!!!! 流友も好きだけど賢ユウも好きだから公式でこんな認定してくれて……ありがとうございますありがとうございます!! 例のシーンで萌え死しましたありがとうございます!! ぶっちゃけちょっと流友目当てで読んだんだけどまさか賢ユウでこんなごろごろ出来るとは嬉しい誤算である…//// 賢吾からしてくるのが最高だったよ、クールに見せといてこのこのこの! ユウキが渡米する前は一発しっぽりやってたんじゃないですかねー!ねー!!(おげひん)賢吾の「その手で宇宙を掴め!」には皆ニヤッとするでしょうね、アバンのタイトルコールだもの! あと仮面ライダーGIRLSの「咲いて」が欲しくなったw
バトル描写の方も是非映像で見たい!ってくらい迫力ありでした。メテオが一人でみんなを守ってアルゴゾディアーツと戦うところなんてむっちゃ熱い。VSイカロスin種子島のところも遊園地でのバトルも。流星が一度命を奪ってしまった弦太朗の為に戦うのってかっこよくて強い。誰かの為に何かをするってことはすごいことなんだ、って本文にもあったと思うけど、ほんとにそうだ。
そして何と言っても本書のもう一人の主人公と言っても過言ではないのは園ちゃん(´; ;`)! でもフォーゼは実は最初の方そんなにしっかり見てなくて園ちゃんの印象も実はそこまで、なんだけど、本当もーめっちゃ切ない…だからこそ園ちゃん再生劇が熱いんですけどね! 他にも安定の流友(友子からの好意が可愛い)やちゃんと自分を見てくれてたんだって言う美羽と友子や、ライダー部一年のハルと蘭もイイ。JKと隼もね!
読み終わったらアルティメイタムが見たくなること間違いなし。て言うかフォーゼ見直したくなります。そう! フォーゼマラソンしたーい! オンタイムで見てたので記憶がしっかりしてないんですよねー、あああオーズも見たいしWももう一度見たい回を見る回したいし……読み終わってつくづく思ったことは、ああ私フォーゼめっちゃ好きなんだな、と言うことでした。フォーゼファンの人は読まなきゃダメです! 読書は青春の大冒険だー! -
購入済み
これは面白い
ご存知の通り、仮面ライダーファイズの放送当時に発売された異形の花々のエピローグ付き再販になります。
その、井上御大の情熱とセンスに溢れた、薄まっていない原液が味わえます。
再配置されたキャラクターと全ての制約を取っ払われた展開。あのショッキングなラストから5年後。まさかの展開を見せ、仮面ライダーファイズの世界観に新たなエピローグでありプロローグを加えた本作は、オルフェでありエノクであるという、オルフェノクを体現した1冊であると言っていいでしょう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレクウガのストーリー展開の基本は、やはり知人巡り。
というわけで、『クウガ』13年後の後日譚。
いちファンとして、13年越しに出会う登場人物達の描写にニヤニヤしっぱなしでありました。こうしてみると、平成ライダーとしては脇役の多い作品であったのだなぁと改めて実感。
全然「仮面ライダー」の出てこない展開に、「これでこそクウガ!」と変な安心感を覚えたり。
展開される、新たなる「未確認」事件。
TVシリーズでも、「ゴ怪人編」あたりから「ゲームの法則性」を追ったミステリ展開が描かれることがありましたが、本作ではそれをよりパワーアップした形で描かれます。なかなかにスリリングで戦慄すべき内容であり、中盤の牽引力となっていました。
そして衝撃の終盤、ラストへ。
ここまで読んでみて、「本当に、『クウガ』の続編は必要だったのであろうか?」という疑問が生じる。
本作で描かれていたのは、TV版最終回では描かれなかった、未確認事件によって残された、あまりに深すぎる「傷」の存在だった。
理不尽に家族を奪われた人々の、いまだ癒えぬ心。
事件後も絶えなかった、模倣犯の存在。
そして何より、五代雄介の(13年もの!)失踪によって人々の心に残した大きな穴…
まさに、「こんな奴らのために、これ以上誰かの涙は見たくない!」というような気分になったというのが正直な所であります。
馴染みのキャラとの再開を心から楽しみ、いかにもクウガらしいストーリーをじっくり楽しんだ上で、でもやはり「『クウガ』に続編なんていらんかったんや…」と、黒歴史として本編とは別の所にしまっておきたい、そんな気持ちになる作品でありました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読みながら、ン・ダグバ・ゼバとの最後の戦いで、ずっと泣いていた五代君を思い出していました。TVシリーズでは、変身している間、しゃべることのなかった五代君は、あぁして、いつもいつもずっとずっと泣いていたのだと。
五代君をもう戦わせたくない一条さんの気持ちが、とてもとても胸に迫って――戦ってる白のクウガが五代君なのか、五代君はクウガとして出てくるのか、苦しいような……でも、五代君に会いたいような、切ない思いをしながらも、どこか期待しながら…と、複雑な思いを持ちながら、読み進めることになりました。
ラスト、まだすぐには五代君は戻って来れないのかもしれないけれど――きっと、そうやって彼の心の傷が癒え、共に笑顔に慣れる日を願い、待ち続けている人がいるのだと……わかってくれたと思うから。
それがまた彼の傷を癒す力になってくれるのだろうと、心強く感じました。
まさに、読みたかった――仮面ライダークウガの後日談でした。 -
Posted by ブクログ
「天が呼ぶ 地が呼ぶ 人が呼ぶ…
悪を倒せと俺を呼ぶ…」
うわあああこの出だし、たまりません村枝先生!どこまで私をゾクゾクさせて下さるんですか!
青森ねぶた編というか、スーパー1編なんだけど、オープニングはいきなりストロンガー(笑)。
でも、上空でともに戦うスーパー1とZXの会話…マジ痺れます。
そして決着。泣けます、ていうか泣きました(いつも通り)。
そして舞台はボロボロになった東京へ。満身創痍で戦い続ける一文字ライダー、そして変身できないままの風見志郎…。ああ、続きが気になる!
巻末インタビューはスカイライダー・村上弘明氏。さらに、ストロンガー・城茂役を演じられ、2012年4月に他界された荒木しげる氏の追悼対談も( ; ; )。 -
Posted by ブクログ
仮面ライダーWノベライズ、「B」と「Y」との間に起こった物語、フィリップの出会った事件とは…
こんな形でまた仮面ライダーWの物語に出会うことができて幸せ。TVシリーズでメインライターをされていた三条さんの仕事ということで、キャラクターたちのセリフ回しなども自然で脳内再生できるほど。時系列的にはサイクロンジョーカーエクストリームの登場直後といったところ、TVシリーズの補完的な要素もうまく組み込んであり、またフィリップ視点での話ということからも、ダブルが好きだった人には是非読んでほしい。もともとが探偵ものであったため、ミステリとしても読みごたえがありバトル描写の見せ場なども満足できるものだった。叶うならば、是非映像で見てみたい。
余談ではあるが、デザインが公開された「仮面ライダーサイクロン」、ダブルマフラー装備にして欲しかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレおそらく仮面ライダーW最後のエピソードとなるであろう本作。TVシリーズでのBとYの間に起こっていた欠番Zの事件。映像作品でやり残したネタ、ぼやけていたディティールを補完している。出処が不確かだったあの「贈り物」の秘密も明らかに。文章表現に拙さは否めないが、脚本的な文体とも言える。何よりメインライター著だけあって各シーンで映像がはっきりと頭に浮かんでくる。読んでいるだけでキャストの芝居とBGMが聴こえてくる。もはやフィルムであると言っても過言ではあるまい。全ての映像作品を視聴し、本作を読破することで「Wのすべてを閲覧した」と言えるだろう。 ってゆーかまた悪女かよ!!ホントセレブ悪女好きだな三条!!本当にWらしかった。いつかどこかで「その後」が読みたい。