石ノ森章太郎のレビュー一覧
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ネタバレ 無料版購入済み
試し読みでもかなり
やはりテンポの良さ等はシナリオの完成度の高さからきているのでしょう。
読めた範囲(冒頭80ページ)ではまだ何が起こっているのか、判然としません。戦時下の兵器が神出鬼没によみがえって攻撃してくるという。兵器としての能力、当然ながら大差があるはずですが、不意打ちに連戦連敗という感じです。
これは続き、読みたくなります。 -
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配信された白黒アニメ版を見て、興味をもって購入。昭和40年代のTVマンガといわれていた作品の一編にこのような主張を盛り込める凄さと自由さを感じる。半年や一年のスパンで、一話完結を基本としたテレビシリーズは、ウルトラシリーズも含めて、バラエティに富んだ作品を産みやすかったのかもしれない。この本はアニメ版の作品の流れに即してキャラの描写を付け加えており、個々のサイボーグたちを引き立てているところに好感が持てた。個人的には、もっと踏み込んだり、描き足したりして欲しいところだが、あくまでアニメ準拠に徹するという抑制を効かしていたのだろうと解釈した。
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Posted by ブクログ
「始皇帝」と「項羽と劉邦」の二部仕立て。「始皇帝」は、30代後半で天下統一という大事を成し遂げた政の奇才ぶりを楽しみながら読んだ。
私は結構呂不韋が好きだ。物事のはじめ時と引き際を分かっていて上手く立ち回っている。(嫪毐の件からいろいろマズイことがバレて失脚したのは残念だったが。)
政は結婚もしなかったのかな。幼い頃から知的で考え方も一般人とは異なっており、凄い人物であったが、晩年は不老不死を得ようと秘薬を探す等人間らしい部分が目立った。
しかし、後世に語り継がれるのに納得のいくストーリーだった。
「項羽と劉邦」は、少し分かりにくい…。恫喝や暴力だけでは人はついていかない、平和的解決を望む者 -
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古典的なミステリータッチ
雪山で迷い込んだお屋敷では旧家の花嫁選びらしき奇妙な儀式がされていて、悪天候で外界とも連絡が取れない中、殺人事件が起こる……古典的な舞台のエピソードがメインでした。
ちょっと意外なかたちで話が進み、巻末のインタビュー記事等ともうまい具合にリンクされていましたよ。 -
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ゲーム会社や遺産相続や
ゲーム制作会社のプログラマーでなおかつアイドル活動をされているメグさんを巡っての攻防と、あとは左探偵お得意の猫探しものとか。ちゃんとハードボイルドミステリーの連作になっています。猫の作画も良いです。
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割とハードボイルドでした
原作のシリーズは未見でしたが、良い作品世界です。
メモリーに独特の使い方等、良かったです。ときめさんの謎の美女っぷり等もピッタリでしたし。 -
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悪の側の論理
映画は未見ですが、内容自体は概ね知っていましたので。
理不尽ないじめに殺人では、この主人公やその父親も病んでしまう部分はあるでしょう。導入部という意味ではかなり良かったです。