石ノ森章太郎のレビュー一覧

  • 小説 仮面ライダーエグゼイド ~マイティノベルX~
    これまで語られなかった宝生永夢の物語。TVシリーズからこの小説の結末に至るまで、構成が実に素晴らしいと思いました。高橋悠也さん天才!情景を頭の中で映像化しながら久しぶりにエグゼイドの世界を楽しむことができました。実写化してほしいです。
  • 風都探偵 3
    本物の原作(脚本)三条さんの手によるシナリオで描かれる新たな「仮面ライダーW」の物語、ついに3巻。雪山で遭難した2人が迷い込んだ奇妙な祝宴、そして起きるガイアメモリによる事件。2巻までで登場した謎の男(2人は初対面)がなんとその館に滞在しているという不可解な状況。外部と連絡も取れず、謎の事件に対峙す...続きを読む
  • 風都探偵 2
    物語完結後ってことで主人公勢が安定しすぎることを避けてか新レギュラー投入。またオリジナルのキャラ再登場もうれしい。特にミックw

    敵組織として別の「街」が出てきたり、特撮番組では描きづらいデザインの上位怪人登場も楽しい。場合によっては仮面ライダーWの新フォームも期待できるか。

    それにしても、依頼人...続きを読む
  • 風都探偵 1
    青年誌ということでセクシーな要素も取り入れつつ、同時に「仮面ライダー」としての子供向けギミックも十全に取り入れた漫画版仮面ライダーW。物凄く丁寧に描かれている分カッチリ細かすぎる感もあるけど、それだけ熱が入っている感も強い。
  • 風都探偵 1
    仮面ライダーWの続編。ひとつ目のエピソードで登場した女の子、そのまま漫画版のレギュラーになるのですね。彼女自身の謎が展開の鍵なのだろうし……彼女からの目線で、本編を知らないひとに、仮面ライダーやアイテムの説明をしたり、キャラクターの人となりを感じさせる役目も担ってる感じかな? 2巻も続けて読みました...続きを読む
  • 009ノ1(4)

    こなれてきました。

    昔は、「ワイルドキャット」の方好きだった。その頃読んだのがこの辺。一巻読んであれ面白いんじゃないかと思った。今になるとこちらの方が面白い。あとがきを読むと、大人漫画を依頼されて、何を描いて良いか分からなかったってそれがちょうどこなれてきたのがこの頃、石森作品が好きなら読んで欲しい。
  • 新 仮面ライダーSPIRITS(16)
    ようやくライダー揃い踏み!
    この見開きだけで十分価値がある。

    …というか、ここまで長かったなぁ…(苦笑)
    そうそう、こういうのでいいんだよ、こういうので。
  • 小説 仮面ライダーアギト
    本作の始まりとなる事件『あかつき号事件』から『あかつき村事件』となる。翔一がアギトの力を得た過程など50話近くある本編の内容が良い変更が加えられ上手に再構成されていて読みごたえがありました。涼や氷川さんの話も本編に沿っていて新たな要素を加えられていて良かったです。しかし、再構成された内容でも涼は救い...続きを読む
  • 週刊ビッグコミックスピリッツ 2017年27号(2017年6月5日発売)
  • 小説 仮面ライダーW ~Zを継ぐ者~
    ちょうどニコニコ動画で配信されていた仮面ライダーW、32話を観た後に33話との間のエピソードであるこの小説をこのタイミングで読んでみた。
    映画やテレビシリーズ終盤への伏線などもありとても面白かった。
    小説オリジナルの仮面ライダーサイクロンも登場。なんとかこの姿を実写で見たいと思った。

    ただ、文章が...続きを読む
  • 小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ
    いつか“ダチ”のチェイスと再会するべく旅を続ける、仮面ライダーマッハこと詩島剛。二年ぶりに戻った日本で、突如として大規模な停電に襲われる。そして次々に起こる、かつてのロイミュード犯罪を模倣した事件――まさかロイミュードが? いや、ロイミュードは全て撲滅したはず。事件を解明するため、特状課再び結成! ...続きを読む
  • 小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ
    剛くんがどうしてあんな振る舞いをしてたのがやっとわかったお話でした…頼むからしあわせになってくれ… 文は大森Pなので、ちょっと思うとこあったけど先が読めない展開だし伏線はってたりで楽しかった!!狩野さんも出てきて嬉しかったしチェイスくんの話も出てファンとしては嬉しい1冊でした…!
  • 小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ
    シリーズ本編では、衝撃的なまでにド派手な初登場から
    思わせぶりな台詞を口にしたり深い意味はなかったり
    自信過剰と自信喪失を慌ただしく行き来しまくったり
    思い詰めて闇雲に暴走し始めたり、急に能天気だったり
    …何かと情緒不安定だった剛くんだったけれど、やっと
    彼の内面(設定)が補完して貰えました。

    ...続きを読む
  • 小説 仮面ライダー鎧武
    正直鎧武は説明不足なところが多々あり、また、本放送時に映画やキカイダーの宣伝が話の流れと無関係に流れてしまっていたため、あまり好きな作品ではありません。

    一応、本編、Vシネマ、劇場版を抑えた内容になっています。
    特にVシネマは未視聴だと話についていけないと思います。

    Vシネマで登場した黒の菩提樹...続きを読む
  • 小説 仮面ライダーウィザード
    ウィザードの小説版ですが、読み終えてまさに「そうきたか!」という感じでした。

    主人公を仮面ライダーでなく変身忍者嵐にしてしまった某ライダー小説と同じ作者
    なので、本作も原作を無視した出来だと構えて読んでましたが、かなりいい意味で
    裏切られました。
    ネタバレになるので深く書きませんが、とにかくオチが...続きを読む
  • 小説 仮面ライダーフォーゼ ~天・高・卒・業~
    フォーゼ以降は、それまでの小説版とは違い、原作の内容を改変することがなく、
    また、原作の中の一部として存在する話というわけでもなく、劇場版、それも
    MOVIE対戦やライダー大戦も含めてあったこととして、それらすべてを含めた
    正当な続編として書かれてます。
    よって、原作を劇場版含めてすべて追いかけてい...続きを読む
  • 小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ
    本編を補完する形で詩島剛という人間の物語の隙間を埋めていくような感覚。ド派手な初登場から鬱々として理性が死んでいくまでの心の機微を想像しながら読み進めると、いい具合の精神的疲労を感じられます。これは詩島剛救済の物語です(モンペの感想)

    詩島剛がマッハになるための物語。
  • 幻魔大戦 Rebirth 3
    シャボンを泡がつながっていくように、石ノ森ワールドのいくつかの作品がつながっていきます。

    懐かしい島がでてきて胸熱だったり。

    作品として面白いかどうかは謎、というか面白くないです。
  • 小説 仮面ライダーW ~Zを継ぐ者~
    電王の小説版のようなテレビ本編の一部のような内容になっています。

    ただ、電王の時とは異なり、具体的テレビ放送のどこで挟まる話という情報が
    公式に示されており、放送時に未回収だった伏線を回収している上に
    オリジナルライダーまで出してきます。

    ここまでの小説・仮面ライダーシリーズの中ではクウガに継い...続きを読む
  • 仮面ライダークウガ(3)
    原作…というべきか迷うが、TV版視聴者をこそ手玉にとったような展開。
    リマジ五代のように、あるいはグロンギ族もこそ異質な怪物ではなく”異質な側面・特性を持ったヒト”であり理解し得るのではという願いにも似た感情を持ちそうになったところで容赦なく突き放す脚本に見事に弄ばれた。