石ノ森章太郎のレビュー一覧
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TVシリーズの続編だとさりげなく知らせてくれるところがいいですね。1巻では、リリィ白銀とその喫茶店、最終回に出ていた青山晶も中学生になってイレギュラーズの一員に。その後も、みんなが風都で暮らしている生活感が出ています。2巻では、ミックが鳴海探偵事務所にいて、事件の中でちゃんと活躍しているのがすごい。
新しいストーリーは、裏風都と、組織のメンバーが登場して、人物の名前やドーパントの種類が少しずつわかりはじめたところ。ときめとどんな関係にあるのかが問題です。それにしても、ときめとフィリップの関係性を深める話にファングジョーカーを出して来るところなんか、三条陸の脚本が冴えてます。Wをあまり知らない人 -
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平成仮面ライダーの中でも一番好きな作品がTVシリーズの続きでマンガになるという驚きと嬉しさ。それも、タイトルに仮面ライダーがつかないのがいい。脚本、クリーチャーデザイン、監修までTVのスタッフがそのままで本当のやる気が見えて、とても嬉しい。何より新しいストーリーが見れるのはたまらないですね。
実写作品→マンガ→アニメ→劇場アニメになるという展開を見せている現在、その劇場アニメ「風都探偵 仮面ライダースカルの肖像」が今日8月3日にスカパーの東映チャンネルで放送されます。言いたいことは、まだまだいっぱいあるけれど、これを機会に18巻まで読もうと思います。 -
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"戦わなければ生き残れない!"
"彼らはなぜそこまでして戦わなければならなかったのか――!?"
〝平成仮面ライダーシリーズ〟の第3作目『仮面ライダー龍騎』の小説版……だがほぼ別物。
著者は〝平成仮面ライダーシリーズ〟でお馴染み皆大好きヤクz……井上敏樹大先生。
最後に生き残った者がどんな願いも叶えられるという戦いの基礎は同じだが本編ではお馴染みのカードデッキが存在しない、〝仮面ライダー〟ではなく〝仮面契約者〟という呼称が使われている、登場人物もメインキャラ以外はオミットされており性格や設定も違い本編との差異がかなりある。
どちらかというとTV本編より -
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テレビシリーズの『仮面ライダークウガ』と『仮面ライダーアギト』の要素を混淆させ、独特な壮大な世界を構築しながら展開しているコミックだ。この独自な世界に少し夢中で、新しい巻が登場するのを何時も待ち望んでいる。
儀式、または競技のように人を殺戮することを重ねるグロンギの封印が解け、現代世界に蘇り、超古代に在って彼らを封印したクウガが甦り、グロンギと戦う。
これに対し、アギトの力でグロンギと戦うということを仕組む人達が在る。
現代世界の人間の側でも、警察で公式には「未確認生命体」と呼んでいるグロンギによる殺戮の被害を軽減、または阻止するために戦う特捜班を設けている。
本作では上述のような設定を基礎に -
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テレビシリーズ『仮面ライダーW』の数年後、「風都」という街を舞台に展開している「続篇」ということになるシリーズだ。
「裏風都」なる異次元のような場所が在り、そこに拠る者達の陰謀に主人公達が立ち向かうような大きな筋でシリーズは続いている。
が、それはそれとして、『仮面ライダーW』の基本的な筋書は、怪異な出来事を探偵業ということになっている主人公達が調べようとして、ガイアメモリーを使って特殊能力を駆使するようになるドーパントが蠢いていると判り、戦うというモノだと思う。
今般、「裏風都」陣営の陽動作戦というようなことと見受けられるが、上述の『仮面ライダーW』の基本的な筋書で、味わい深い物語が展開して -