いとうあつきのレビュー一覧

  • かげろうのむこうで 翔の四季 夏

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    小学生の翔は高宮さんというおじさんと犬のトラウムと知り合いになり、夏休みの間、トラウムの散歩を頼まれる。
    大人同士の付き合い方を学んだり、見えないものが見える友達の気持ちに寄り添ったり、同じマンションに住む芸能人とちょっとした友達になって色々なことに出くわしたりと目まぐるしい。
    いろんなことに遭遇しながら素直に成長していく姿が爽やかだ。
    周りの大人の関わり方が大事だなあ、と思った。

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    2022年10月06日
  • かげろうのむこうで 翔の四季 夏

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    ルドルフとイッパイアッテナの作者。翔は近所のおじさん「高宮さん」から夏休みの間、シェパードのトラウムの散歩を頼まれる。幽霊の見える友達や、トラウムの不思議な感性、高宮さんの秘密、ファンタジーではないが、こんな事あったらいいな、あるかもしれないと思う。終わり方がとても良い、ほろっとさせる。

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    2021年12月20日
  • 天空遊園地まほろば 時を結ぶ花々

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    ネタバレ

    好きなシリーズ。死んだ人に会える、でも遊園地だしパラレルワールドというか、本人は死んでない時の本人で死んだことは知らず、泣いたら思い出が消えてしまう、不思議な遊園地。残された側を描く物語。一生に一回だけ、自分だったら誰に会うか??
    大人からこどもまで、ちょっとしんみりしちゃうけど、最終的に前を向ける話なのがよい。2時間もかからず読めた。

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    2026年09月23日
  • おみおくり食堂で最後のお別れを

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    みたらしとしらたまって名前の猫だけでもう可愛い。
    すごくファンタジーで辛い出来事が続くが気分は落ち込まない。
    食堂のある世界観もほんわかしている。
    あとしらたまが立ちよった人たちの料理をみたらしにせがむお話も毎話差し込まれるのもいいね。

    過去に1度だけ戻れるのも、制約もあるのも某コーヒー店に似ているけど、食事の時間だけという短い時はシビア。
    でもみんな最後は気持ちを伝えられて満足していた。

    ルールを破る人が現れるのか。
    実はみたらしとしらたまは元は人間なのではと要らぬ想像をして変に期待して読んでしまったので、結構あっさり終わったなと感じてしまった。

    もうちょいダーク味ある作品を読んでみたかった。

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    2026年09月12日
  • 天空遊園地まほろば

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    今は亡き死者と会うことができるという伝説のある遊園地「まほろば」。
    そこで繰り広げられる死者との邂逅を描いた作品。
    亡くなった父親に会う女子高生、昔の彼と会う主婦、折り合いの悪かった父親と会う男性、かつての相方と会うお笑い芸人、特攻隊員の兄と会う老人。様々な人々の背景と会った後の清々しさなどが良い。
    会いたい人のことを考えさせられた一冊。

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    2026年09月10日
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿

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    ネタバレ

    表紙に惹かれて借りた本。
    「翁」を探して日本中をキッチンカーで旅する兄弟の話。

    一つ一つのエピソードが(感覚的に)柔らかい…と感じたのだが、本文の最後辺りに出てきた台詞「憂いという字にひとが加わると、優しい、になりますしね」を体現してると思った。
    心配事や不幸が訪れたお客さんが料理を食べ、心を軽くしていく様がまさにそれだと。
    柔らかい光が差していくような(でも先は分からない)がそれを感じさせてくれたのかも。
    人の縁は続いているんだって思わせてくれるラストも良かった。

    …それとは別な話になるが…
    食べ物は多分美味しいもの、表現もきっと美味しそうに書いているのだと思うのだけど、自分には馴染みがなさすぎてそれを全然感じる事が出来ず、サラーっと読むだけになってしまった笑笑
    あと、テントとか設営してるの…?どうやって?荷物は??と変に気になってあまり集中できなかった笑
    (最後に二台移動してるの分かったけど笑)

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    2026年09月10日
  • 天空遊園地まほろば 時を結ぶ花々

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    会える時間は1時間。すぐなんだろうなぁ。言えなかった事を言いたいけど、会ってしまうとなかなか言えないんだろうなぁ。

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    2026年09月09日
  • チカクサク

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    幼くして弟を失った悲しみ、その原因を母から自分ではないのかと直接問われるしんどさ。
    今まで知らなかった世界に飛び込む勇気。
    いろんな経験を経て成長していく物語。
    家族であっても理解し合えないことだってある。だが、そこから目を背けるのではなく向き合う必要がある。

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    2026年08月26日
  • ノゾミくん、こっちにおいで

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    ネタバレ

    ノゾミくんという都市伝説から始まるホラー。

    軽い気持ちで願いをかけて、その代償に待っているのは死。
    どうすれば、死の呪いから逃れることができるのか?

    主人公は必死に都市伝説について調べ始める。

    主人公の周り以外でもいくつかノゾミくんに関わる事件が発生していて、その全てがとある場所でリンクしている。

    謎も解けて、犠牲も出たけどなんとか一件落着…と見せかけてからのラストはゾッとした。

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    2026年08月09日
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿

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    ビストロ「つくし」を営むシロクマのようなシェフ(兄)と猫のようなギャルソン(弟)は、キッチンカーの赴くまま旅をする。
    行くところは、芸術のある場所というのも素敵だ。
    好きなものに溢れた場所で、心と体を満たす…というのはなんて幸せな時間だろうか…と。

    マエストロのプレジールの美術展の話とフィロゾフのエスポワールの能楽の話が良かった。

    素晴らしい芸術と美味しい料理があれば、憂いがある世の中も乗り越えていける…。
    心を豊かにしてくれる「つくし」でのひとときは、最高だろうなぁ。


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    2026年08月05日
  • 少年と悪魔

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    YAです。
    母親が去り、父親かどうか分からない男との生活に追い詰められていく少年が描かれています。
    少年の純粋さが余計に辛い展開ですが、とにかく、読ませます。さすが!

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    2026年06月29日
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿

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    おなかがすいてくる作品
    型の決まった物語を繰り返す短編集で、驚きや意外性はないものの、ゆったりとした時間が流れていて読みやすい

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    2026年06月05日
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿

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    ゆるーい謎解きグルメ小説。料理名がおしゃれ過ぎて、想像つきにくいなと思ったのが残念。
    人生には心の栄養が必要。

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    2026年05月03日
  • ノゾミくん、こっちにおいで

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    「ノゾミくん、こっちにおいで」
    海のそばで合わせ鏡を作り、そう唱えるとノゾミくんがやってきて願いをかなえてくれる…?都市伝説ホラー。
    子供向けなのか怖くはないが、ページ数は多いので途中ダレる感じがありつつもイヤな展開はなかなかの物。

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    2026年04月23日
  • さよならの向う側

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    最後に会いたい人は誰ですか?
    ただし会えるのは、あなたが亡くなったことをまだ知らない人だけ。

    …とすると、葬式に出席するような親しい人はダメだし、誰がいるかな?と考えましたが、要はバレなきゃいいみたいで(笑)。
    登場人物たちはそれぞれ会いたい人に会いに行きます。

    生きるということは、誰かと繋がりがあるということ。

    後悔しないように、日々生きていかなくちゃね。


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    2026年03月17日
  • 京都東山邸の小鳥遊先生

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    初めての作家さんでしたが、タイトルに京都ってあったので読んでみました。
    映画マイフェアレディのオマージュ作品とのことですが、内容知らなかったので楽しめました。
    アイドル上がりの顔だけ俳優の英輔が、居酒屋でたまたま出会った葉月のワンポイントアドバイスを実行してビッグになっていく物語でした。表限はあっさりしてて感情移入するまもなく流れていくのですが、今の私にはちょうど良い王道展開の作品でした。

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    2026年02月07日
  • 天空遊園地まほろば

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    ネタバレ

    亡くなった人に会える、幻の遊園地。心残りや後悔のある遺された者が1時間だけ、生前の時間に戻して再会できる。どれも感動的だし、泣けるお話もあった。現実はそんな奇跡は起こらない、後悔も未練も悲しみも苦しみも答えはもらえない、だからこそ、大切な人には大切だと、愛していると伝えて生きていかなきゃいけないなと、つくづく思ってしまった。シリカさんの正体、すぐ分かってしまったのが、自分のバカバカって思った(笑)

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    2026年01月30日
  • 天空遊園地まほろば

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    一生に一度だけ死んだ人間と逢える遊園地のお話。
    遊園地、まほろば、昼間は空き地、という事から、奈良ドリームランドかな?と思っましたが、生駒遊園地でしたね。天空をスルーしてました。
    非常に読みやすく、子供に安心して?お勧めできる内容でしたが、一つ残念なのが、「泣いたら故人との記憶が無くなる」って設定があんまり活かされてなかったなぁ….と。
    五つの話があるのですが、泣いてしまって、記憶を無くすと言う結末になる話が、一つ位あったらもう一つ面白かったのに、と思いました。元カレの話辺りで、できたんじゃないの?とか思ったり。
    案内人シチカの正体は、最後に取ってつけた様な感じがしたので、要らなかったかも。

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    2026年01月22日
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿

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    幻のビストロ。
    猫のようなギャルソンとシロクマのようなシェフが、美味な料理でもてなす。さらに音楽や絵画など素敵な芸術も相まって、五感が幸せになる空間。
    ビストロは、人を探しながらさまざまな地域へ行き、手がかりを集めながらおいしい料理を追い求めている。

    ビストロを訪れる人々の心を満たす物語と、ビストロの2人が探し人を求める物語の2つの軸で進んでいく。おいしい物語は読み手の心も満たしてくれる、そんな素敵な一冊だった。

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    2025年12月14日
  • 天空遊園地まほろば

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    死んだ人に会えるおはなしは、わりとあるけれどタイムリープをして会う設定は、はじめてのようなきがする。最後のおはなし。90歳になってもずっとひきづってしまう想いは、あるのだなと。後悔のない人生など、ないのだろう。それでも、時間はながれていく。

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    2025年12月12日