いとうあつきのレビュー一覧

  • こえてくる者たち 翔の四季 冬

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    翔の四季、3作目。クラスメイトたちの能力が際立ち始める本作、いよいよ斉藤センセイの本領発揮といった感じです。春につながる冬の物語、6年生になった翔くんたちの活躍も楽しみです。

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    2023年03月29日
  • こえてくる者たち 翔の四季 冬

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    平凡な日常生活の中に魔法や時間差聴覚、祈祷、霊など亀毛兎角なモノが登場する特徴的な作品。
    読後、何とも言えない不思議な気持ちになる。

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    2023年03月04日
  • 春は馬車に乗って(乙女の本棚)

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    横光利一、初めて読む作家。病気治療中の妻と、それを支える夫の、静かな日々の話。
    締め切りのある仕事を抱えながら、もっと構って欲しがる妻の看病との両立でいっぱいいっぱいになり、時おり衝突しながらも支え合う姿は、第三者である読み手の私たちの目にはそれでも仲睦まじく映る。
    部屋から見える庭の松の葉、鈍い亀、ダリヤの球根、野の猫、水平線、遠くの光る岬。それらすべての情景描写が美しかった。
    春がくるということが、これほどよろこばしいことのように思えたのはずいぶん久しぶりな気がする。

    「まア、じっとしてるんだ。それから、一生の仕事に、松の葉がどんなに美しく光るかっていう形容詞を、たった一つ考え出すのだね

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    2023年03月01日
  • さよならの向う側

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    自分が最後に思い出す人生はどんな場面だろうかと考えた。その場面が今現在だろうと想像できた自分は、なんと幸福な毎日を生きていることか。

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    2023年02月27日
  • さよならの向う側 i love you

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    2021年6月に刊行された『さよならの向う側』の続編。
    「月の光」「明日への手紙」「I Love You」「糸」4話収録の連作短編集。

    『さよならの向う側』と呼ばれる場所。
    そこに辿り着いた死者は道先案内人から『一日だけ現世に戻り、逢いたい人と最後の再会を果たす事が出来る』と告げられる。
    但し『あなたが死んだことをまだ知らない人』という条件付き。

    ファンタジー色が濃いように見えて描かれているのはリアルな人間模様。

    死をテーマにしながら行間からは人の温かさと深い愛情が溢れ幾度も涙腺が緩む。

    これは紛れもなく再生の物語。

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    2023年02月18日
  • さよならの向う側

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    「Heroes」「放蕩息子」「わがままなあなた」「サヨナラの向う側」「長い間」
    5話収録の連作短編集。

    『さよならの向う側』と呼ばれる場所。
    そこに辿り着いた死者は、道先案内人から『一日だけ現世に戻り逢いたい人と最後の再会を果たす事が出来る』と告げられる。

    但し『あなたが死んだことをまだ知らない人』という条件付き。

    ファンタジーの様だが其々のエピソードに胸を突かれる。

    家族や友人、大好きな人達との突然の別れを嫌でも思い出す。

    明日が来る保証なんて何処にもない。
    生まれた事の奇跡といくつもの縁を想いこの世界が愛おしくなる。

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    2023年02月18日
  • さよならの向う側 i love you

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    1話だけ読んだものの死の概念がとてもライトに画かれていて読むのを中断してしまいました。
    サラサラと読めるけれど現実に身近な死を経験してしまうと少し違和感を感じる本でした。

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    2023年01月29日
  • 黒と白のあいだで 翔の四季 秋

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    小学生にしてはちょっと冷静すぎる翔。友だちの涼も大人っぽく冷静。
    二人の日常にちょっとした事件が起こり、二人で解決していく。
    翔には最近、時間差で音や声が聞こえる現象が起こるが、このことが事件解決のきっかけにもなるの。
    視覚と聴覚の時間差、人には聞こえないことが聞こえるということか。
    事件解決後に翔の父親が動物園で語った言葉が印象に残った。
    「正義っていうのは、守るものがあってこそで、何を守るかによって、正義はかわってくる。」
    同じ事象でも見る側によって全く反対になってしまうこともある。
    何が正義かなんて軽々しく言えないと改めて考えさせられた。
    こういうことを子どもに語れる大人って大事だ。

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    2022年12月07日
  • 黒と白のあいだで 翔の四季 秋

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    日常と非日常のぎりぎりのところで繰り広げられる、翔くんの物語。ちょっぴり垣間見える哲学的な思考の芽生えも作品の魅力。時々週末にデートする、翔くんのパパママも素敵です。

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    2022年11月06日
  • かげろうのむこうで 翔の四季 夏

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    斉藤センセイのシリーズもの、小学4年生の翔くんのお話し。テンポよく読める作風はセンセイならでは。「四季」とあるので、夏以降の続刊が楽しみです。

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    2022年11月04日
  • 星屑すぴりっと

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    児童書。
    多発性硬化症になった従兄弟のせいちゃんのために、観たがっている映画を探し当てて届けたイルキ。
    方言がうまく使われていて、温かい気持ちになった。
    「ヒッツキモッツキ」って、可愛すぎて日常使いしたいくらい。

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    2022年11月01日
  • かげろうのむこうで 翔の四季 夏

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    小学生の翔は高宮さんというおじさんと犬のトラウムと知り合いになり、夏休みの間、トラウムの散歩を頼まれる。
    大人同士の付き合い方を学んだり、見えないものが見える友達の気持ちに寄り添ったり、同じマンションに住む芸能人とちょっとした友達になって色々なことに出くわしたりと目まぐるしい。
    いろんなことに遭遇しながら素直に成長していく姿が爽やかだ。
    周りの大人の関わり方が大事だなあ、と思った。

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    2022年10月06日
  • かげろうのむこうで 翔の四季 夏

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    ルドルフとイッパイアッテナの作者。翔は近所のおじさん「高宮さん」から夏休みの間、シェパードのトラウムの散歩を頼まれる。幽霊の見える友達や、トラウムの不思議な感性、高宮さんの秘密、ファンタジーではないが、こんな事あったらいいな、あるかもしれないと思う。終わり方がとても良い、ほろっとさせる。

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    2021年12月20日
  • ノゾミくん、こっちにおいで

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    ネタバレ

    ノゾミくんという都市伝説から始まるホラー。

    軽い気持ちで願いをかけて、その代償に待っているのは死。
    どうすれば、死の呪いから逃れることができるのか?

    主人公は必死に都市伝説について調べ始める。

    主人公の周り以外でもいくつかノゾミくんに関わる事件が発生していて、その全てがとある場所でリンクしている。

    謎も解けて、犠牲も出たけどなんとか一件落着…と見せかけてからのラストはゾッとした。

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    2026年08月09日
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿

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    ビストロ「つくし」を営むシロクマのようなシェフ(兄)と猫のようなギャルソン(弟)は、キッチンカーの赴くまま旅をする。
    行くところは、芸術のある場所というのも素敵だ。
    好きなものに溢れた場所で、心と体を満たす…というのはなんて幸せな時間だろうか…と。

    マエストロのプレジールの美術展の話とフィロゾフのエスポワールの能楽の話が良かった。

    素晴らしい芸術と美味しい料理があれば、憂いがある世の中も乗り越えていける…。
    心を豊かにしてくれる「つくし」でのひとときは、最高だろうなぁ。


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    2026年08月05日
  • 少年と悪魔

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    YAです。
    母親が去り、父親かどうか分からない男との生活に追い詰められていく少年が描かれています。
    少年の純粋さが余計に辛い展開ですが、とにかく、読ませます。さすが!

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    2026年06月29日
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿

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    おなかがすいてくる作品
    型の決まった物語を繰り返す短編集で、驚きや意外性はないものの、ゆったりとした時間が流れていて読みやすい

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    2026年06月05日
  • 春の雨にぬれて、獅子はおどる

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    サッカーに打ち込んできた主人公(女の子)がサッカーのない町へ転居。そこでの伝統行事にふれあいながらサッカー以外のものを見つけて成長する。

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    2026年05月12日
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿

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    ゆるーい謎解きグルメ小説。料理名がおしゃれ過ぎて、想像つきにくいなと思ったのが残念。
    人生には心の栄養が必要。

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    2026年05月03日
  • ノゾミくん、こっちにおいで

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    「ノゾミくん、こっちにおいで」
    海のそばで合わせ鏡を作り、そう唱えるとノゾミくんがやってきて願いをかなえてくれる…?都市伝説ホラー。
    子供向けなのか怖くはないが、ページ数は多いので途中ダレる感じがありつつもイヤな展開はなかなかの物。

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    2026年04月23日