木精(乙女の本棚)

木精(乙女の本棚)

1,980円 (税込)

9pt

4.3

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人気シリーズ「乙女の本棚」第34弾は、文豪・森鷗外×イラストレーター・いとうあつきのコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

呼べばいつでも木精の答えないことはない。

暖かい野の朝、谷間で「ハルロオ」と呼び、木精の答を聞く。それがフランツの楽しみだった。

森鷗外の名作が、書籍の装画やCDジャケットなどで知られ本シリーズでは横光利一『春は馬車に乗って』を担当するイラストレーター・いとうあつきによって描かれる。
名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

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木精(乙女の本棚) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月27日

    乙女の本棚シリーズの中でも自然を表現する言葉の美しさとイラストレーターの絵の美しさに惹かれる作品

    自然は変わらないが少年が確かに成長している事を感じさせる描写が、まさに子供の感覚から大人の感覚に変わる事で小さな日常の喜びを失う寂しさを表していて、とても切なかった。
    イラストも爽やかで自然を優しく描...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月25日

    絵がすごく美しくしい。最近のこのシリーズの絵の中で一番好きかもしれない。
    大人になって失うものと子どもだからこそ持っていたもの。生きていれば自然と子どもながらに持っていたものは消滅してしまうのはやはり少し寂しいですね。

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月12日

    すまなかった

    17おネエである
    そして謝罪である

    17おネエにして至極当たり前のことに気が付いた

    謝罪したい
    土下座も辞さない
    ただの土下座ではない
    武士の土下座である(いつから武士よ)

    この乙女の本棚シリーズ
    ただ順番に人気のあるイラストレーターさんに依頼してるわけでなく
    ちゃんと世界観に...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月09日

    森鴎外 × いとうあつきさんコラボ作品
    「木精」(こだま)です。
    乙女の本棚シリーズ、久しぶりに手にしました。

    乙女の本棚シリーズはどれもイラストが素敵なのですがこの作品も、とってもとっても素敵でしたね。

    私もフランツのように
    そういえば子供時代に
    こだまが返ってくるのが楽しくて
    妹や友達と大き...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月02日

    フランツは谷間でハルロオと呼ぶ。
    木精(こだま)がハルロオと答える。

    当然のことが嬉しい。

    いとうあつきさんが描く四季・時間の移ろいがとても美しい。
    絵本としても見応えがあった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月16日

     乙女の本棚シリーズから、森鷗外さんといとうあつきさんのコラボ作品「木精」です。「木精」って、「こだま」と読むんですね…。ホントキレイなイラストで…表紙もキレイだけれど、ページをめくるごとに、息を飲むような素敵な、清涼感を感じさせるイラストが特徴的です。

     物語の主人公はフランツという少年、いつも...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月29日

    乙女の本棚シリーズにしては珍しい?明るいイラスト&明るい内容の短編の一冊。
    少年の成長を美しく、寂しくも爽やかに描いている。
    乙女の本棚シリーズは、購入の前にまず原作を読むのだが、今回はイラストの力で、より主人公の成長の鮮やかさと爽やかさが伝わってきた。
    わりと暗い話、それにあわせたイラスト...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年02月14日

    子どものときに、Helloと言って返ってきた木精が、大人になると返ってこなくなるという不思議。他の子どもたちには返している木精も、今の大人の自分には返してくれないという事実に切なさを感じる。
    話の内容は、昔返ってきた木精が返ってこなくなった、というただそれだけなのに、イラストが美しすぎて、それだけで...続きを読む

    0

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