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Posted by ブクログ
桜子と、義母と、夫の前妻の娘。三世代の血のつながらない3人で暮らす花守家。
血縁という確かな繋がりがないが故に遠慮したり気負ったり、最初はぎくしゃくしながら始まる生活だけれども、徐々に家族という輪郭が作られていく。
家族は心休まる温かな居場所。
「おかえり」「ただいま」
毎日帰る場所があり、毎日迎えてくれる人がいる。そんな場所が家族というものなのだ。
季節めぐり様相を変えていく花守家のハナミズキと共に、穏やかな生活が営まれていくのだろうと感じられた。
「自分の中にほんの少しでも好きって思える部分があるだけで、ちゃんと背筋を伸ばせるようなきがするから」
このお守りのような素敵な言葉が心に残った。
Posted by ブクログ
2024.09.27
安城市出身の作家さんで、作中に県内の自分にゆかりのある市がいくつか出てくるとのことで迷わず手に取った。
ハナミズキの描写で季節を感じながらゆったりとすぎていく血縁関係のない3世代の女性のお話。
最後はスカッとしたし、血が繋がってなくても、血の繋がりよりも太い絆が生まれている3人に、これからもずっと幸せに暮らしていて欲しいと、思った。
普段はミステリ作品ばかり選んでしまうが、たまに小休止としてこういうヒューマンドラマ的なものを読みたくなる。心が何かじわりと温かいもので満たされていく感覚がある読後感でとてもよかった。
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