飲茶のレビュー一覧

  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

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    最初の、西洋哲学との違いがとても
    分かりやすく特徴を捉えているように
    感じた。

    西洋哲学はあくまで論理的に追究する
    学問的なアプローチ。
    一方で東洋哲学は悟りの境地はあると
    しながらも、経験し体得を得て解釈を
    行い昇華していく実践的なアプローチ。

    日本人だから後者のアプローチを違和感
    を覚える事なく読めるが、欧米人には
    どうなのだろうか?
    というのがとても気になりました。

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    2025年05月06日
  • 「最強!」のニーチェ入門 幸福になる哲学

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    対話式でとにかく読みやすいうえにとてもわかりやすかった。ニーチェの有名なフレーズの意味もある程度の理解は出来たと感じられる。ニーチェを学んだ筆者の活かし方生き方が後半に書かれており、哲学の実践はなかなかないので短い中にも大変読み応えがあり、心に入りやすかった。とにかく筆者の読み手へ対する伝えたいという優しさが感じられるものだ。もっと難しい本もチャレンジしようと感じた。入門書としてはこれがベストであろう。

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    2025年05月03日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

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    まあまあおもろかったよ。死という事について考えさせられた。
    どんだけお金持ってても、死んだら終わり。
    死ぬというのは、いつ来るかわからなく、全員に来る、必須な事って考えたら毎日大切に生きないとなって思った。

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    2025年04月27日
  • 哲学的な何か、あと数学とか

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    先にS.シンのフェルマーの最終定理を読んでたからだいたい知ってる話だったけどガロアに行き着くためのコラムのn次方程式の話は知らなくて面白かった!
    とっつきやすい内容だったのでこの本→S.シンで詳細を詰めるでも楽しく読めそう。

    谷山=志村予想の呼称をめぐるくだりやコーシーが何度か何人かの論文紛失してたとか、名前と功績だけではない情報があってこの人達も生きてたんだなーって感じられて良かった。

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    2025年04月01日
  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

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    ネタバレ

     『史上最強の哲学』の続編で東洋思想版。インド、中国、日本の思想について記述しています。総括すると、①東洋哲学は西洋哲学のようにロジックを積み重ねるのではなく、ある日突然真理に到達した師匠が登場する、➁その言説を弟子たちが色々と解釈して学問としてまとめて伝える、③それ故に多くの分派ができる、というのは面白い解釈と思いました。「悟った!」というアハ体験が重要で、知識ではなく「実践」、つまり「普段の生活態度」が重視されるというのも一理あると思いました。

     前著に比べ、やや「くどい」点もありですが、東洋哲学の入口として学ぶには「史上最強」かと思います。(^^)

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    2025年03月25日
  • 正義の教室

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    正義とは何かというテーマに高校生たちが議論を重ねていく内容なのですが、「あした死ぬ幸福の王子」同様、物語調で進んでいくため楽しく読むことができました。

    正義とは何かと問われると、個人的には「それぞれの価値観」という結論にいたります。育ってきた環境、生まれた国の文化、今まで学んできたor見てきたもの、皆それぞれ違う道を歩んできたのですから価値観もバラバラでしょう。ですから、その人が持つ価値観を大切にしていきたいなと思いますし、自分も大切にしたいなと思います。

    ただ、その価値観を持ちつつも、他人から「それは良くないよ」と言われたことに対する柔軟さは持っていたいなとも思います。自分の持つ価値観に

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    2025年02月23日
  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

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    ネタバレ

    かなり噛み砕いて説明されていてわかりやすく、基本的な内容を学びたい人におすすめ。
    西洋哲学とセットで読んだ。

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    2025年02月10日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

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    読みやすいストーリー調で、さくさく読めた。人間はいつ死ぬかわからない。だからこそ、後悔のないように生きろ。ということかな?人生は辛いことも色々とあるけれど、生きていかなければならない。人生は終わるまで終わらない。

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    2025年02月09日
  • 哲学的な何か、あと数学とか

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    フェルマーの最終定理に挑む数学者たちの軌跡を追った熱い内容でした。哲学要素は少ないのですが、一つの公式に挑戦する人々の生き様、これこそが一つの哲学ではないかなと思います。

    僕自身、数学は学生の頃から苦手だったのですが、この本を読んで込み上げてくるものがあり、数学に対して興味か湧いてきました。ぜひ、最後まで読んで欲しい一冊です。

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    2025年01月30日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

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    物語仕立てにハイデガー哲学というものを少しかじれる。誰もが人はいつ死ぬか分からない、もしかしたら今かも…と意識して、無駄におしゃべりしてる時間はない、ってことかなあ? 一度読んだだけでは理解が浅いので、時期を空けてまた読んでみたい。でも、自分なりに何かが残ったと思う。

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    2025年01月07日
  • 哲学的な何か、あと科学とか

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    最近、飲茶氏の好きで購入。自分が聞いたことのある科学も、哲学的な考え方が起源であるというのは面白かったです。

    特に後半にある「ボク」という自意識に関する、のび太とドラえもんの討論は非常に面白かったです。

    読み終わった後「人類皆兄弟」という言葉を思い出しました。

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    2025年01月04日
  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

    購入済み

    難解で敷居の高い東洋哲学を、初学者でも分かりやすい平易な文章で通史的に説明されているところがおすすめポイントです。読む過程で東洋の哲学と歴史の系譜を少しずつ理解し、一段ずつ積み上げるように知識を身につけていくことができます。章ごとにインド、中国、日本と舞台を移動させて世界全体から抽出された偏りのないエッセンスを集中して読むことができたところも良かったです。
    大学等で東洋哲学を専門で学んだ経験のある人にとっては全体像を見通す復習となり、初めて哲学に触れる人にとっては興味関心に気づける良い入門書になると思います。

    #アツい #タメになる #深い

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    2024年12月31日
  • 「最強!」のニーチェ入門 幸福になる哲学

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    「神は死んだ」「奴隷道徳」「超人思想」……。聞いたことはあっても核心までは知らないニーチェの思想を、人気哲学作家が分かりやすく解説。
    人生に効くニーチェ入門書。


    人気の哲学作家さんの書く、「ニーチェの思想の入門書」。
    ニーチェの哲学とその思想の面白さを、「先生」と「アキホちゃん」2人の会話形式でざっくり簡単に教えてくれます。深くはないけど、とても分かりやすい。本当に入門として芯となる部分を知るにはちょうどいいと思います。
    学ぶにはハードルの高い、哲学の一歩目を踏み出しやすくしてくれます。

    また、ニーチェの入門書であると同時に、この本だけでも人生をより良く生きるために思想を転換する一助にも

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    2024年12月30日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

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    ブログで紹介されてるのを見かけて読んでみました。

    そのブログを書いている人がガンに冒されいて
    そういった方が紹介されているというのもあり
    興味津々でした。


    この本のタイトルがとても印象的でサブタイトル?
    の「ハイデガー哲学」というのを見ていなくて・笑


    実はハイデガー哲学を分かりやすく解説した本でした。
    哲学自体には興味があったのですが
    哲学は奥や底が深すぎて理解ができないと思ってました。


    もちろん、この本もめちゃくちゃ分かりやすく書いてあるのですが理解はできてません。
    だけど私自身は哲学って物事をどう捉えるか?という視点を研究するものだと感じていて、このハイデガーさんの場合は存在

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    2024年12月27日
  • 史上最強の哲学入門

    ネタバレ 購入済み

    手軽な哲学史大全。

    2024年12月読了。

    前々から積ん読状態だったものから手を付けた。哲学自体は好きで、大学時代も講義を採っていたが、何せ古代から現代まで数多の星のごとく《哲学者が居るため》、フォローしきれずに終わってしまった記憶が強かった。

    その後、社会人と成ってからもチョコチョコ読もうとするのだが、古代から現代までは果てしなく遠く、いつも『近代の途中』で断念していた。「哲学史大全」の様なものは沢山出版されているが、どうしてもカタログ的で喰い足りない印象に成り、遠ざかってしまってからもう数十年…。

    五十路を過ぎて《これが最後のチャンス》とばかりに本書を購入したが、中々手に付けられず月日は流れ…、先日ふと

    #深い #タメになる #アツい

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    2024年12月19日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

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    1 どんな本?
    ハイデガーの哲学を物語を通じて教えてくれ
    る本。ハイデガーの難解な哲学書を平易の表現し
    ているのはこの本だけ。

    2 なんで読んだの?
    (1) 好きな作家だから。
    (2) 新たな哲学を学びたい。
    (3) 学んだ哲学を説明できる状態になりたい。

    3 構 成
    280頁
    死の宣告されるシーンから始まり、報われた死
    で終わる。天国の天使と神のやり取りのおまけ付
    き。存在、現存在、道具、死とハイデガーの哲学
    を物語を通して説明する構成。

    4 著者の問題提起
    死を受け入れて初めて有意義な人生を送れる

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    2024年12月08日
  • 哲学的な何か、あと科学とか

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    飲茶さんの本は読みやすい。今回も読みやすかった。これも毎回だが、読みやすいからといって、理解ができるとは限らないと思っている。難しいところもあるが、科学が思いの外、正しくないとわかった。科学という論理的な分野でさえも、根底となる前提は主観だったり、人類がその歴史を歩んできた経験値。なんでもかんでも、科学的な証明ができるわけではないということは理解できた。そう考えると、この世界で確実なものはなく、白黒つけられるものはなく、全くグレーで曖昧な世界に生きているんだな。ネガティヴケイパビリティにも通じる世界。理解が及ばないだけかもしれないが、私はそういう白黒つけない世界に漂うことが好きだ。

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    2024年12月07日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

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    「自分の死」から存在、現存在、道具、死の5つの性質、負い目=良心などをめぐって論が続く。
    とにかく分かりやすい。ストーリーにもわざとらしさが少ない。
    結末は感動的だが、こういうことでよいの?という一抹の不安は感じる。

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    2024年12月05日
  • 正義の教室

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    誰もが、それぞれ自分の正義を持っている。
    そして私にも当然、私の正義があった。しかし正義って一体何?改めて問われると明確な言葉に困る。
    国家間、宗教、果ては隣人とのトラブル。どこにでもある諍いに、個々の正義がある。もう、頭の中が混乱してしまう状況に陥る読書であった。
    全て読み終えて、良い読書であったのは間違いなかった。

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    2024年11月28日
  • 14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト

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    哲学者の多くは14歳レベルの発想の持ち主という切り口が面白い。所々難解な部分はあったものの、初心者の自分でもおおよそ理解できるくらいの優しさ。
    ニーチェやカント、デカルトなど著名な哲学者の思想に触れることができる。
    興味を持つためのとっかかりに最適。

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    2024年11月22日