飲茶のレビュー一覧

  • 正義の教室

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    ネタバレ

    名著。
    作中や帯にも言及が見られるので,執筆の下地や背景にマイケル・サンデルの『これからの正義の話をしよう』があるのは,ほぼ間違いないと思われる。

    しかし,それなりに難解なサンデルの正義論を,小説,しかも"学園ものハーレムラブコメディ"テイストのライトノベルの皮を被った,物凄く取っ付きやすさを感じる教養本にしてしまった,作者の発想力と実行力,その頭の良さには驚嘆するし,畏敬の念を抱いてしまう。


    さて,本書のテーマをひと言で簡潔に表すとするならば,「正義とはなにか?」である。
    もちろん,作中でも繰り返し述べられているように,このテーマは人間にとって2500年以上に及ぶ歴

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    2025年09月07日
  • 史上最強の哲学入門

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    哲学の鉄人たちを、真理・国家・神様・存在という4つの大きなテーマに沿って、格闘マンガ「バキ」のように競わせて解説するという、初心者向け哲学解説書。歴史的な流れに沿って論が進んでいくのでとてもわかりやすい!入門書としては最適でした。続編「登用の哲人たち」もあるのでそちらも読んでみます。

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    2025年09月01日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

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    ハイデガーの「死の哲学」をこれで理解した、などとは微塵も思わないが、素人でも大枠がみえるような論理的文章は本当に素晴らしいと思った。
    飲茶先生の哲学の本は、本当にわかりやすくて最高。

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    2025年08月18日
  • 史上最強の哲学入門

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    すごく面白い。
    私はバカですので、哲学の専門書は全く理解できないが、これは非常に分かりやすく書かれており内容がスっと入ってきます。
    哲学ってこんなに面白いんだ!って、教えてくれた1冊です。

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    2025年08月12日
  • 史上最強の哲学入門

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    聞いたことがあるが、よくわからない哲学の内容を非常にわかりやすく、かつ面白く読めた本。

    【ソクラテス】
    無知の自覚こそが真理への情熱を呼び起こす。知らないと思うからこそ知りたいと願うのであり、まず自分が何も知らないと認めることが出発点である。これは謙遜の誇示ではなく、真理を求める熱を生むための態度である。自ら毒を飲んだ行為は、命をかけるに値する真理が存在し、その追求のために人生を投げ出すことができるという確かな証明である。

    【デカルト】
    「我思う、ゆえに我あり」。たとえ全てが嘘でも、それを疑う自分の存在は確実であると示し、絶対に疑えない真理を導き出した。

    【言葉と解釈】
    会話は意図そのも

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    2025年08月11日
  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

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    非常に読みやすかった。読書筋力が低い私でもすらすらと読め、理解に困らない平易さとユーモラスを持った本で、著者の他の本も読みたくなった。
    ただ東洋哲学自体は難解で本来はこうした入門書で理解することに頼るものではないというのも学んだ。それでも、自分は生きている苦しみをどうにかするため、思考し、理解しようとしてしまうだろうと思った。

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    2025年07月27日
  • 史上最強の哲学入門

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    哲学の入門書に最適

    前述の哲学者に異議を唱えるかたちで次の哲学者を紹介していくため、哲学の思考の歴史を自然と学ぶことができます。これを読んで気になった哲学者がいたら個別の著書などにあたれば良いと思います。個人的にはサルトルの『自由の刑』という概念を掘り下げてみたいと思いました。

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    2025年07月21日
  • 正義の教室

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    どうして自分の正義は他人の正義と違うんだろうという疑問にわかりやすくヒントをくれる哲学と倫理学の本。

    多数派、少数派、差別だとかなんとかファーストだとか。今の社会、自分の立場で好き嫌いをすぐ白黒つけがちだけど。
    よくよく考えて冷静に、俯瞰して見ないと。周りの目や流行りばかり気にしてネットやSNSに簡単に意見をひっくり返されて騙されてしまう。

    「30人の子供と自分の娘どちらを助けるか?」
    本の中で迫られる選択。
    絶対に正しいとか善い行動なんてものはなくて、その人が必死に考えて決めたことならそれでいいんじゃないか。考えないこと、決断しないこと、行動しないこと、諦めることのほうが問題だと思う。

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    2025年07月19日
  • 史上最強の哲学入門

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    文章にドライブ感があってぐいぐい惹き込まれる。エッセイを読んでいるのかと錯覚するくらいスラスラ読めた。「よく聞く哲学者がどんな考えをしていたか」をざっくりと学ぶには最適の一冊だと思う。
    人生において「哲学すること」は生きやすさに繋がるように感じた。

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    2025年07月12日
  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

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    東洋の哲学総ざらい!
    日本は仏教が主流とはいいつつも、何もに知らなかったのでここまで東洋哲学と宗教が関係していると思っていなかった。
    経験的体験を重視する仏教は非常に自分にマッチしているなと思った。
    あとがきの完成された哲学ならば素晴らしい国になっているはずだから不完全なのだろうというのはとても印象的。西洋哲学も知りたくなった。

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    2025年07月06日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

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    ハイデガーの哲学を物語形式で解説しており、難解なテーマも不思議と身近に感じられた。
    「死」について考えるなんて、普段は避けたいと思うものだけど、本書では「死を考えることで、人生の本質に気づける」と語られている。特に、「死期を知らされた今も、趣味や仕事が本当に幸せか?」という問いは、自分の日常を見つめ直すきっかけになりそう。
    また、「人間は存在について語れないのに、なぜか理解している」という部分も印象的。普段何気なく使っている「存在」という概念が、実はとても不思議で奥深いものだと気づかされた。
    今この瞬間をもっと大切にしようと思える一冊で、いつかまた再読したい。

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    2025年07月03日
  • 正義の教室

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    正義 とは何なのか、何をもって正義と捉えるのかについて考えたことなかったから面白かった。答えのない問いについて追求する面白さを知ることが出来た1冊。物語形式になってて読みやすかった。オチも最高。

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    2025年07月03日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

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    救われた一冊

    2025年の5月病はヘビーだったわけだが、その立ち直りに欠かせなかった一冊。
    過去思い描いた理想との乖離、その現状から逃げて目を背け全力を出して立ち向かっていないこと、それを頭では分かりつつもなお逃げてしまうこと。

    その心を説明し、
    その上で前向きに生きていくこと、
    今を人間として生きることを教えてくれた。

    思春期に読んで欲しい一冊

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    2025年06月05日
  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

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    東洋哲学は、「学ぶこと」では決して理解に達することができない、と本書の冒頭にありましたが、全くその通りだと思いました。ここで、感想を書くこと自体が、理解していないことを証明する行為でありますが、書かせていただきます。東洋哲学の「私がない」という概念ですが、本書を読んで、ぼんやりと理解できた気がしています。もちろん、この感覚は「悟り」ではなく、あえて言うなら、「悟り」の入り口の門の前に立てた、とでもいえばいいでしょうか。この門の先に「悟り」があるかもしれないが、とても入れない、といった感覚です。もっとも、「門」とか「門の先」とかと表現していること自体が、「物がある」と認識しているわけで、この「物

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    2025年05月28日
  • 史上最強の哲学入門

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    非常におもしろく興味深い書籍だった
    刃牙スタイルの語り口で西洋の哲学の系譜を熱情込めて記述されている
    ある哲学者の唱えた説に後世の哲学者がバトルを挑みそれが繰り返され真理へ挑んでいったありさまがすさまじい。

    印象的だった章は
    ・ソクラテス
    ・アリストテレス
    ・ルソー
    ・マルクス
    ・エピクロス
    ・トマス・アクィナス
    ・ニーチェ
    ・ソシュール
    だった。
    それじれの戦闘スタイルはもちろんのこと、エピソードや人間らしさも魅力的だった

    すごい本だ

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    2025年05月21日
  • 史上最強の哲学入門

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    多くの哲学者たちが「強い論」の追求のため、自身の人生のすべてをかけて考え、そして議論していたことを知りました。「哲学」しようとすると姿勢は美しく、「思う」ことは尊く、「考える」ことは素晴らしいと思いました。私も「哲学」したくなりました。

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    2025年05月19日
  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

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    西洋哲学は、常に反証が繰り返され進化していくもの。
    東洋哲学は、祖となる経本へ様々な解釈を繰り返し進化を遂げていくもの。
    その異なりを発見できただけでも儲けもん。

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    2025年05月03日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

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    良いお話だった。ベタだけどそれ故にストレートに内容が伝わりました。
    ハイデガー哲学についてはわかったようなわからないような、でも大事なことだということはわかった。

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    2025年04月27日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

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    飲茶さんはいつも難しい内容をかなり噛み砕いて馴染みのある言葉で言い換えてくれることもあり、入門の入門であったとしても中身がスッと入ってくる内容だった。

    人はそれぞれ全く違うのだから共通な解などあるわけもなく、それぞれの人が自分で考えて最善を見つけていくしかないということを改めて感じた。
    ただ、その考えるきっかけや問いを見つけることがまず難しい。そこでそのとっかかりを与えてくれる哲学はもっともっと学んでみたいと思わせてくれる本だった。

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    2025年04月27日
  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

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    おもしろいしわかりやすすぎる〜!
    今まで仏教書を読みながら「でもこれってこうじゃない?」と頭の中で反論していたことに飲茶さんがビシビシ突っ込んで解説していってくれるから、読後のいやでもやっぱり…がない 読者がわかるまで例えを使って何度も根気強く教えてくれるイメージ
    東洋哲学は経験がなきゃ理解したと言えないから、だからこそ新興宗教やカルト集団がたくさん誕生するのかなと思った 悟った、ってわかんないもんね。

    たしかに法華経とかって釈迦の「たとえばさ…」みたいな話が多くて、読者側はこれがかえってはぐらかされたように感じていた でもそれは書かれてるように釈迦が悟りへ「辿り着くこと」だけを重要視してい

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    2025年04月16日