飲茶のレビュー一覧

  • 「最強!」のニーチェ入門 幸福になる哲学

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    【星:♾】
    今まで読んだ本の中でダントツナンバー1。それぐらいよかった。

    内容はタイトルの通りニーチェの哲学をわかりやすく説明したもの。著者と女性との対話形式で最後まで進んでいく。

    この本がすごいのは、実体験にもとずく著者なりのニーチェに対する深い理解と、その理解を何とかして読者に伝えたいという強い熱意である。
    まさに「最強」のニーチェ本である。

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    2022年05月03日
  • 「最強!」のニーチェ入門 幸福になる哲学

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    ネタバレ

    ニーチェをここまで分かりやすく、しかも面白く解説している本はないのでは。
    一気読みした。

    一章
    哲学には白哲学と黒哲学がある。
    白哲学は物事の本質を考える。
    黒哲学は現実存在(実存)について考える。
    黒哲学は白哲学を批判するための反逆の学問

    二章
    ありもしない架空の価値観を信じて不幸になっていないか。
    人間は実存であり、生まれながら「生きる意味」はないが、それをそのまま受け止めると「ニヒリズム(虚無主義)」になり、「生の高揚(充実感)」を失う。
    「神は死んだ」宗教、恋愛、仕事、人生のあらゆる絶対的な価値は必ず壊れる

    三章
    「奴隷道徳」とは「嫌なことに文句を言わず受け入れる人が善い」という

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    2022年05月02日
  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

    ネタバレ 購入済み

    最高だった!

    間違いなく今年最高の本でした!
    ちんけな悩みが吹き飛ぶ逸品!
    歴史も学べて超お得!
    何よりエガちゃんが偉大なる哲学者とはおみそれしました!

    #笑える

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    2022年04月17日
  • 史上最強の哲学入門

    購入済み

    初学者には分かりやすい一冊

    当初どの哲学者の本を読もうかと考えていた時にこの本の存在を知りました。どれを読むべきか分からない時にこの本のように概要をざっとまとめてくれかつ分かりやすい本は初学者にとって適切な本ではないかと思います。色々な哲学者の生き方や考え方を知ることができ、次に読みたい哲学書も決まりました。

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    2022年03月30日
  • 「最強!」のニーチェ入門 幸福になる哲学

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    読んだ小説のいくつかでニーチェの言葉が出ていたので、この本を読んでみました。作者の体験を踏まえた熱い語り口や対談形式の軽妙なやりとりが面白かったです。まだ理解できていませんが、実存の考えや向上心について生きる上でのヒントをもらえた感じです。ちょっと世界観が変わった気持ちになりました。読みものとしても非常に良かったです。時々読み返したいと思います。大好き度❤️❤️❤️

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    2022年03月25日
  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

    購入済み

    東洋哲学の入門書には最適!

    難解な東洋哲学を初心者でもわかりやすく解説しているので、東洋哲学について初めて触れる人は、この本はオススメです。

    #深い #タメになる

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    2022年03月05日
  • 正義の教室

    購入済み

    善い

    たまたまネットの記事で目にして面白くて買った
    正義とは何かって考え出したらキリ無いものに1つ提案してくれる本だった。
    本をあまり読み慣れてないいない僕でも分かりやすく読むことができた。
    簡単には哲学に触れてみたい人にオススメします。
    是非最後まで読んでほしいです。

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    2022年02月03日
  • 14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト

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    【星:5.0】
    タイトルからすると子供向けの内容に感じるがそうでは無い。著名ば哲学者の発想は14歳レベルの無邪気なものから始まる、というのがタイトルの趣旨である。

    内容は哲学を分かりやすく、面白おかしく説明し、それでいて体系的な入門書である。

    ほんとすごい1冊。

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    2021年10月09日
  • 14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト

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    飲茶さんの文章のテンポが心地良く、難しい内容も分かりやすい。最後のニートの所では、象徴的な存在として出してきているのかなと思いつつも、なかなか受け入れられない私を見つけた。記号消費社会の枠組みでしか物事を考えられていない証拠かな。本を読んで私はこう思う!ということが出てくることはとても楽しい体験だ。毎回、飲茶さんの本にはそういう楽しさがある。

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    2021年10月03日
  • 哲学的な何か、あと数学とか

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    【星:♾】
    あまりにも面白くて一気に読み終えてしまった。

    ファルマー最終定理が証明されるまでの道のりをこれ以上なく分かりやすく、かつ面白くて説明している。
    ただ、その道のりは様々な数学者の苦悩の歴史であり、涙なしには語れないドラマだと知ることができた。

    笑いあり、涙あり、感動ありの最高の数学本であり哲学本だと思う。

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    2022年04月26日
  • 哲学的な何か、あと数学とか

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    フェルマーの最終定理を証明するために身を捧げてきた人間たちの物語。
    無機質なものである数学。
    しかし、その裏には数学に人生を懸けているさまざまな人たちがいるという事実。
    また、数学というものに苦手意識をもたせないように工夫された言い回しや口調。
    これまで苦手だった数学に対して、その苦手意識が薄らいだ一冊だった。
    おもしろかった。

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    2021年09月03日
  • 14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト

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    飲茶氏の哲学入門書はこれまでにも何冊か読んでおり、どの入門書よりも一番腹落ちするスタイルだったので、国民への自粛要請が2021年度になっても継続し為政者への不信感が募るなかで、飲茶氏がこれからの時代をどのように見通しているのかを知りたくなり購入。

    本書はそのタイトルから、いわゆる中学生でもわかるような「十四歳本」を連想するが、著者が冒頭で述べているように、そのような目的で著された哲学入門書ではない。
    その名を歴史に刻んだ大哲学者でも、「十四歳(=厨二)レベルの発想」によって持論を構築・展開してきたということを強調したいが故のタイトルだというのであるからいかにも飲茶氏らしい。

    内容は、近現代

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    2021年05月08日
  • 14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト

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    哲学史の歴史的な流れが分かりやすく書かれているため、ストーリーで理解できる。

    A哲学の誕生→A哲学は正しくない、正しいのはB哲学だ→B哲学は正しくない、正しいのはC哲学だ...の繰り返しで発展してきた哲学だが、ポスト構造主義でそのサイクルが止まった。

    サイクルは止まったが、今後の哲学として考えるべきお題が明記されているため、これについて考えてみようと思う。


    以下、メモ
    ■合理主義
    “経験する“ということが成立するためには、“時間と空間という概念“が前提として必要であり、これらの概念が人間の中に最初から存在していなければ、そもそも経験すること自体が不可能である by.カント

    私が認識し

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    2021年04月22日
  • 「最強!」のニーチェ入門 幸福になる哲学

    購入済み

    すごく読みやすいです。

    哲学とかニーチェとか聞いたことはたくさんありますが、正直全然ピンと来なかったんです。
    この本は対話文になっていて、表紙の子も哲学にくわしくないので、いろいろ私のかわりに質問してくれる感じがします。そのためいちいち用語とか探しながら読む必要がなくてよかったです。

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    2021年03月26日
  • 14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト

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    哲学に興味はあるけど難解すぎて心折られた者です。

    結論から言うとメチャメチャ面白かったし、分かりやすかった。

    活字でこんなに笑ったのははじめてです笑

    いつの時代でも常識的にバカバカしいと
    言われることを大真面目にやって自分を貫いた哲学者たち。
    本当にかっこいいですね。

    自分の中で常識に押し潰されてしまっている思いを少し思い出すことができました。ありがとうございます。

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    2021年03月07日
  • 14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト

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    飲茶さんの哲学入門シリーズとまた別の角度で哲学の変遷を知ることができる。合理主義→実存主義→構造主義→ポスト構造主義の流れ。最後まで読むとソクラテスでありたいと願ってしまう。

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    2021年03月05日
  • 哲学的な何か、あと科学とか

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    当たり前のように有名だけど私にはよくわかってなかった科学や哲学の話が、
    非常にわかりやすく説明されている。

    様々な内容をまとめてどこでもドアで
    例え話を作っているのも圧巻。

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    2021年02月28日
  • 14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト

    Posted by ブクログ

    読みやすすぎてびっくりした。
    飲茶さんの本はやばい。

    哲学における大きな潮流と重要人物、またその主張を、噛み砕いで語られており、理解が容易。

    しかも、すべて、そう言えばなんで?と思う機会が一度はあある論点について触れられてり、それを現代語でわかりやすく語っており、ああ、あの時なんでだろうと思ったことはすでにサルトルによって回答が出されているのか、と思える。

    その哲学者の回答を下敷にして、現実の問題を考えられるため、より本質的な理解や解決策が考えら得るだろうと思う。

    ただ、情報量は多いので、きちっとメモして理解すべし。

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    2020年12月13日
  • 14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト

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    難解な哲学史を楽しくわかりやすく解説するだけでなくそれをストーリーとして語り、最後にこれからの哲学の展望を語る。ここまで哲学の世界に引き込ませるのは飲茶さんにしかできないと思う。入門書を越えた哲学入門書。

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    2020年12月01日
  • 哲学的な何か、あと数学とか

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    数学にも熱い血が流れてる!
    フェルマーの最終定理をめぐって350年間もの数学者たちの、文字通り、命を賭けての証明を分かりやすく、感動的に書かれている。数学が苦手な人でも楽しめる一冊である。

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    2020年11月25日