飲茶のレビュー一覧

  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

    Posted by ブクログ

    おもしろかった!
    前作のことを思い出しながら読みました。

    イデア論とか例外があるからすべてに当てはまるわけではないけど東洋哲学がトップダウン型で西洋哲学がボトムアップ型っぽいな〜って思いました。

    また忘れた頃に読み返したいです。
    あとこの作者さんの他の本も読みたい。「読ませる力」が強すぎる。

    0
    2025年01月24日
  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

    Posted by ブクログ

    東洋哲学と西洋哲学の違いや、東洋哲学の変遷がわかりやすく学べて有意義な本でした。
    読み終わった今思うのは、これから先の未来に東洋哲学はどう残っていくのだろうかということ。日常生活において祖父母など身近な先祖を仏様として意識することはあっても、無とか悟りとか禅などの哲学に触れることはほぼない。また、世界中が繋がっているせいか西洋とか東洋などの地域性もない混ぜに均質化しているように思われ、インドや中国や日本などの哲人たちが繋いできた求道の存在感が薄らいでいる気がする。そんなことにさえ捉われないことが哲人たちのスタンスなのだろうけど、果たして現代って望ましい方向に向かっているのかな、というのが気にな

    0
    2025年01月23日
  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

    Posted by ブクログ

    ほんとに分かりやすい説明、全く無知の私でも理解できる内容になっていた

    西洋哲学の方も読んでいて、中盤までは西洋哲学派だなと思っていたが、「悟り」を理解してからは逆転した
    火事の話やピーナッツなど、とてもわかりやすい例だった
    入門書として最高だと思う

    0
    2025年01月18日
  • 「最強!」のニーチェ入門 幸福になる哲学

    Posted by ブクログ

    ニーチェ大好きになった
    この思考を完全に身につけるのは大変だろうけど、意識はしていきたい

    物語形式で堅くなく読みやすい
    読んでいくと「だからどうなるの?」って疑問が湧くけど、その疑問をピンポイントで解説してくれる、それそれってなった

    0
    2025年01月14日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

    Posted by ブクログ

    不覚にも泣いてしまいました(涙)
    ハイデガーの「存在と時間」を物語りを使って分かりやすく紐解いてくれました。
    最後は「幸福な王子」になぞらえてしめくくる、いい涙を流させていただき感謝です。

    0
    2025年01月12日
  • 14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト

    Posted by ブクログ

    ニヒリズムとは
    この世界にこれがしたい!こういう風になりたい!という目指すべき価値が見出せなかったら俺たちが行き着く先はの人生はせいぜい生存のための作業を仕方なくやり続けながら、ひたすら暇を潰して生きる。ぐらいのものであろう。ニーチェはそういう類の人間を末人と呼んだ。彼が生きていた20世紀から200年ほどに渡り、こう言った末人がどんどん増え続けていくと考えたのである。

    ごく一部の人々が代わりにその当たり前に反逆してくれる。天邪鬼なやつ。みんなはXだっていうけどよ、俺はそうは思わないね。別にyでもいいんじゃね?新概念、彼らは集団の中に存在しなかった新しい価値観Yを創造する。古い価値観は時代との

    0
    2025年01月07日
  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

    Posted by ブクログ

    龍樹の「空」の考え方が気に入った。
    色即是空、空即是色、世の中は全て空である。
    哲学の悟り開いた、ダルマ大使も「何もない」と言うてる。世の中は「何もない」ってことらしい。
    また読み返したい。

    0
    2025年01月04日
  • 正義の教室

    Posted by ブクログ

    正義について、3つの正義(平等・自由・宗教)を学びながら、自分なりの正義とは何だろう?と考える事が出来ました。

    魅力的な登場人物に難しい哲学の考え方を、その登場人物の置かれた立場の言葉で語らせている点もとても良かったと思います。

    正義とは?と考える事は人間にとっての土台のようなものを考える事だと思います。
    人間はこれからも平等と自由と宗教を頂点した三角形の中で、何が正義かを求めてあがき続けるのだと思います。
    何が三角形の頂点に来るか?その時その時の置かれた状況で、最も善いと思う行動を取れるようになりたいです。

    0
    2024年12月28日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

    Posted by ブクログ

    ハイデガーは難解である、ということすら知らずに読んだので、とても分かりやすく腑に落ちる内容で、ハイデガーに興味を持った。こんな生と死の捉え方をする人間が、どうしてナチスに加担することになったのかを含めて知りたいと思うきっかけになった。

    0
    2024年12月28日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

    Posted by ブクログ

    「死」が幼い頃からこわくて、大人になってからも常に考えています。ハイデガーは初耳だし本のタイトルも怖かったけど、なにかヒントがあるのではないかと、手に取りました。答えはないけど、流されて生きるのをやめて、本気で生きようと改めて思わせてくれる本でした。ストーリー仕立てはとても読みやすくてスルスルとありがたかったです。

    0
    2024年12月27日
  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白い。
    池上彰的な、淡々と分かりやすく解説するのが上手なだけの人かと思いながら読んだけど、後書きの意外な熱量に心射抜かれました。著者のファンです。
    自分なりの中道を見出して生きたいと改めて感じました。

    0
    2024年12月26日
  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

    ネタバレ 購入済み

    哲学〜仏教〜禅で繋がる!!!

    2024年12月読了。

    西洋哲学を読んだので、東洋も…と思い読んだ。
    元々の釈迦の主張は「宗教」と云うより「哲学」で有る事は、今まで読んてきた本でうっすら判ってきたが、『インド哲学⇒釈迦の哲学(原始仏教)⇒中国仏教⇒日本の禅宗で繋がる』と云う此処までハッキリとした解釈は聞いたことが無かったので、正に≪目からウロコが落ちる≫思いがした。

    そして、何かと関係性において胡散臭がられる「大乗仏教」も、その「釈迦の哲学」を何百年と云う時間を超えて伝えていく為に、そして「現世利益」や「今そこに有る貧困」に振り回されている一般大衆の為に、解釈方法を変えて一つの≪宗教≫足らしめたと云う著者の論理には、心か

    #深い #タメになる #スカッとする

    0
    2024年12月21日
  • 正義の教室

    Posted by ブクログ

    正義とはなんなのか答えろと言われても言葉につまる。
    あまりに漠然としていて、考えれば考えるほど、迷走していく。
    本書のおかげでその正義というもののぼんやりとしていた輪郭が、なんとなく掴めるようになってきた気がする。

    物語としても楽しめる、優しい哲学の入門書。
    1人の娘の命か、数十人の子どもの命か、重々しい決断に迫られる場面から始まり、引き込まれた。
    自分だったらどうするのか考えながら読んだ。
    胸を張ってこれが正義だと言えるものなんてないけど、だからといって敬遠せず、話し合って行くことが大事だと感じた。

    0
    2024年12月10日
  • 哲学的な何か、あと数学とか

    Posted by ブクログ

    算数ももちろん数学も嫌いだった。だけど、小川洋子さんの博士の愛した数式を読んで、素数の美しさをなんとなく感じることができた。それ以来、嫌いだけど気になる存在に昇格。そして、この飲茶さんの本。
    まえがきに書いてあった通り、数学って熱い学問なんだ、と納得。数学者がこれほどまでに夢中になる数学って、私の理解はおいといて、面白い学問なんだと知ることができた。さらに、夢中になれるものがあるって時に恐ろしいけど、素晴らしいということも分かった。
    ここに出てきた数学者。フェルマー、オイラーくらいは名前だけは知っていたけれど、女性の数学者がいたことに驚いたし、それぞれ人生を賭けてフェルマーの最終定理にのめり込

    0
    2024年12月08日
  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

    Posted by ブクログ

    西洋編に続き、本当に素晴らしい本であった。

    孔子や老子にはじまり、釈迦、そして日本の仏教における念仏、禅など「小さい頃から知ってはいるけど結局これってなんなの?」な東洋神秘(?)を非常にわかりやすく噛み砕いて教えてくれる。また東洋哲学における"自己の極め方"→すなわち"無我"の境地についても、『体験をもって理解せずして、分かった(悟った)ことにはならんよ』の考えを大切にしつつも、現代的感覚をもって解釈してくれているのでよく理解できる。

    すげえな、東洋哲学!!!!!ほんと、なんというか、最高じゃねえか!!!!!!!もちろん「理解した」なんて戯言は吐かな

    0
    2024年12月04日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

    Posted by ブクログ

     非常に読みやすく分かりやすい。

     でもやっぱり哲学って難しい、というか今はまだ理解に苦しむ。

     でもハマりそう。

    0
    2024年11月22日
  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

    Posted by ブクログ

    シリーズ第二作目。

    東洋哲学は予備知識なしだったので、全ての内容が新鮮で新しい発見が多かった。

    体系的に理論立てて学び進めるものではなく、他人とは共有できない体験としての「悟り」。西洋哲学でいうソシュールのシニフィアン/シニフィエの構造による世界の捉え方を乗り越えて、ブラフマンとアートマンが混然一体となる「梵我一如」へと通ずる道程。そんな関連性を見て取れた気がする。

    第一作目と比べ、個人的には著者の熱量が上がっていると感じた。バキの世界観に寄せることを放棄してまでも、著者の東洋哲学に対するリスペクトを十全に表現されている。(いや、思想が東へ移動して日本に到達する流れは、『バキ』の最凶囚人

    0
    2024年11月22日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ある国の裕福な王子の物語に沿って、ハイデガー哲学を学んでいく内容。飲茶氏の本は何冊か読んできたのですが、本著は本当に心に残る一冊となりました。

    全ての人間に与えられた平等なものは「死」であり、人間はいつか必ず死ぬからこそ時間は有限性となる。よくよく考えれば当たり前の事なのですが、日々生活をしている中で自分の「死」を意識する機会なんてどれほどあるでしょうか。

    時間が有限性であるから人は「負い目」を感じるとも書いてあるのですが、確かにプライベートや仕事において「やってしまった!」と思うことは多々あります。ですが、それらに対して全て真摯に向き合ってきたかと問われればそうでもありません。「まいっか

    0
    2024年11月20日
  • 「最強!」のニーチェ入門 幸福になる哲学

    Posted by ブクログ

    世の中の常識とか、当たり前とかの固定概念をぶち壊してくれる本

    当たり前とか世の中が作り上げた常識にとらわれずに、自分らしく生きたい。

    変人と思われるぐらいがちょうど良い

    0
    2024年11月10日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

    Posted by ブクログ

    永遠のテーマの生きる目的や人間について書かれている。哲学はどうしても、手が出せないテーマだったが、ストーリー仕立てでわかりやすく教えてくれた。
    道具として生きている現在を少しでも立ち止まって本来の生き方で生きることの重要性を学んだ。
    年を重ねて、また定期的に読みたい本だと思った。

    0
    2024年11月10日