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ソクラテス、プラトン、ベンサム、キルケゴール、ニーチェ、ロールズ、フーコーetc.人類誕生から続く「正義」を巡る論争の決着とは? 私立高校の生徒会を舞台に、異なる「正義」を持つ3人の女子高生の掛け合いから、「正義」の正体があぶり出される。ストーリーだからわかる!つい人に言いたくなる「哲学家の思想」
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Posted by ブクログ
飲茶さんの本は、どれも面白いですねー。 この本は、功利主義、自由主義、直観主義を通じて「正義とは何か」を考察していくという内容でしたが、めちゃめちゃ考えさせられて、面白い本でした❗️
どうして自分の正義は他人の正義と違うんだろうという疑問にわかりやすくヒントをくれる哲学と倫理学の本。 多数派、少数派、差別だとかなんとかファーストだとか。今の社会、自分の立場で好き嫌いをすぐ白黒つけがちだけど。 よくよく考えて冷静に、俯瞰して見ないと。周りの目や流行りばかり気にしてネットやSNSに...続きを読む簡単に意見をひっくり返されて騙されてしまう。 「30人の子供と自分の娘どちらを助けるか?」 本の中で迫られる選択。 絶対に正しいとか善い行動なんてものはなくて、その人が必死に考えて決めたことならそれでいいんじゃないか。考えないこと、決断しないこと、行動しないこと、諦めることのほうが問題だと思う。 意見や価値観、見えてる世界は人それぞれ。 わからないことばかりだけど、無知を自覚してわかる努力をしなきゃいけない。
正義 とは何なのか、何をもって正義と捉えるのかについて考えたことなかったから面白かった。答えのない問いについて追求する面白さを知ることが出来た1冊。物語形式になってて読みやすかった。オチも最高。
正義について、3つの正義(平等・自由・宗教)を学びながら、自分なりの正義とは何だろう?と考える事が出来ました。 魅力的な登場人物に難しい哲学の考え方を、その登場人物の置かれた立場の言葉で語らせている点もとても良かったと思います。 正義とは?と考える事は人間にとっての土台のようなものを考える事だと...続きを読む思います。 人間はこれからも平等と自由と宗教を頂点した三角形の中で、何が正義かを求めてあがき続けるのだと思います。 何が三角形の頂点に来るか?その時その時の置かれた状況で、最も善いと思う行動を取れるようになりたいです。
正義とはなんなのか答えろと言われても言葉につまる。 あまりに漠然としていて、考えれば考えるほど、迷走していく。 本書のおかげでその正義というもののぼんやりとしていた輪郭が、なんとなく掴めるようになってきた気がする。 物語としても楽しめる、優しい哲学の入門書。 1人の娘の命か、数十人の子どもの命か、...続きを読む重々しい決断に迫られる場面から始まり、引き込まれた。 自分だったらどうするのか考えながら読んだ。 胸を張ってこれが正義だと言えるものなんてないけど、だからといって敬遠せず、話し合って行くことが大事だと感じた。
マイケル サンデルの講義をさらにわかりやすく、実生活に落とし込んでくれた。ストーリー展開も面白く、哲学導入の名著
功利主義:平等の正義、幸福を重視 自由主義:自由の正義、自由を重視 直観主義:宗教の正義、道徳を重視 善、善いを目指す意思、価値判断
自由、平等(功利主義)、宗教の三つの価値観を主人公と3人の登場人物が議論を交わす形で話を展開していくので、わかりやすくてめちゃ面白い。 功利主義には、幸福度を客観的に計算できるのかという問題、身体的な快楽が本当に幸福だと言えるのかという問題、強権的になりがちになるパターナリズムの問題がある。 自...続きを読む由主義には、富の再分配の停止による格差の拡大や弱者が排除される問題、自己責任や個人主義の横行によるモラルの低下という問題、当人同士の合意による非道徳的行為の増加の問題がある。 人類の歴史を遡れば道徳、つまり善や正義といった理想を持っている人間の方が悪人よりも大勢人間を殺している。 ニーチェは、神や善や道徳を普遍的なものではなく、支配者が人間に都合よく大人しくさせるための抑圧の道具に過ぎないと主張し、現実の存在に目を向けた生き方をせよと訴えた(実存主義)。これ以降の哲学史において、超越的な存在を肯定する哲学は全く出てこなくなった。 ロールズは、無知のヴェールによる思考実験を行うことにより、差別をせず、自由を保障するという自由の原理と、社会的・経済的不平等が最も不遇な人にとって最大の利益になるような形で存在するのであれば認めるという格差原理の二つが、万人共通の正しさとして浮かび上がってくるだろうと結論付けた。 構造主義は、人間は何らかの社会構造に支配されており、決して自由に物事を判断しているわけではないと考える。ミシェル・フーコーは「監獄の誕生」の中で、刑務所というシステムが歴史的にどのように誕生し、それが人間にどのような影響を与えたかについて分析し、刑務所は悪人の生活を監視して正常な人間に矯正する装置であると考えた。街を歩く人のほとんどがスマートフォンなどの情報機器を持っている現在は、監視カメラを持ち歩いて互いを監視しあっている状態と言える。 内容的には学生向けなんだろうけど、今まで読んだ本のベスト10に入りそう。
正義を平等・自由・宗教という3つの点からアプローチし、良い点と悪い点を分かりやすく解説してくれている本。哲学という答えがないものをテーマとしていますが、ストーリー仕立てになってるので内容が頭に入ってきやすいです。 ラストシーンはなるほど、と思いましたが笑ってしまいました。笑撃のラストというやつです。
難解な言葉があまり出てこないしわかりやすいし、とても読みやすかった。ストーリーとしても面白かった。課題のために読まないといけなかったから読んだが、本当に面白かったと思う。
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