飲茶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
理系の大学院を出て就職し、読書とくに哲学が好きで会社を辞めた元サラリーマンがカジュアルな語りで科学の原理や哲学の問いをテーマに繰り広げる。量子力学の解釈問題は非常に面白いテーマで、とくに2重スリット実験に多くの紙面が割かれているが、改めて確認すると、今の量子力学の主流は、粒子自身の存在し得る可能性同士が干渉を生じる原因になっているということになる。これは霊的な力が物理に作用したような解釈になってしまうが、結局科学は便利な理論を採用するだけで、本質について観察することも証明することもできない、と開き直ってしまうのも物悲しい。そのために哲学があって、この学問の面白さを改めて教えてくれる。そして2重
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Posted by ブクログ
ハイデガーの「ある」と、友だちの言う「いる」は、同じような意味を持つのではないかと思った。
友だちとの交換日記にあった
「家族って一番大切で、一番めんどくさい」
だからこそ、どんなことがあっても逃げないで、ただ“ここにいる”だけでいい――という言葉。
何かをする、役に立つ、といった条件を抜きにしても、ただ存在していることそのものが、家族の力になるのではないかと思った。
温かいまなざしで見守られているだけで、子どもは安心できる。
高学歴や高収入でなくても、包まれている優しさがあるだけで、気持ちは穏やかに生きていける。
どれだけ裕福であるかよりも、寂しくなく生きていける存在がそばにあることの -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。
正義とは何か、というテーマ。高校生の男子が倫理の授業を通して学んでいく。
正義は次の3つに分けられる。
◯平等の正義「功利主義」ベンサム、最大多数の最大幸福
◯自由の正義「自由主義」ミル、強い・弱い自由主義(リベラル、リバタリアニズム)
◯宗教の正義「直観主義」ソクラテス、善く生きる、イデア論⇔ニーチェ、「神は死んだ」
この3つの考え方について、それぞれの内容とその課題を解説。また主要人物の3人の女子高生が、それぞれの考え方を擬人化したようなキャラクターで、日常に落とし込んで考えやすいようにしてる。
最終的には主人公の正義(まさよし)が、「自分がやるべきだと思ったことが、自分にと -
Posted by ブクログ
全体を通して文章が非常に読みやすく、哲学の知識が全くなくても読み通すことができた。ただ、本質哲学を白哲学、実存哲学を黒哲学と置き換えていることだけは、私にとっては読み辛かった。
体験による実感こそが重要で、知識をなぞっただけでは身にならない。これは本当にそうだと思った。残念ながらこの本の内容についてはまだなぞることしかできなかったので、時間をあけて読み返したいと思う。
人の価値観として、末人、奴隷道徳、超人の3つが示されたが、どの考えもある程度は日常的にもつ瞬間があるように思う。ただ、比率としては奴隷道徳が非常に大きいため、本当の価値を考える習慣が必要なのだと感じた。
哲学は難しいと手を出せて -
Posted by ブクログ
14歳という厨二病、反抗期くらいの極端な思想を貫いたのが過去の哲学者とも言えるというはじまりから、わかりやすく哲学史の流れを読み解く。
14歳でわかるのか?はおいといても、14歳に向けたメッセージのようにしてわかりやすい解説。他の哲学史や入門編もそうだが、やはり時代背景と前後関係がわからないと全く意味不明なのが哲学。
わかりやすいと共に、各章末のカーチャンと主人公のトークもまた反抗期にありがちな会話。
そして、最後はこれからの時代の哲学は?と問う。一つに働かない社会をあげている。他はなんなのかとも思うけど、環境、幸福、戦争なんかはまだ議論してもらわないと困るけどなぁ。
なんにせよ、ブル -
Posted by ブクログ
面白かった。
哲学の始まりから近代に至るまで哲学がどのように変容していったのかを時代背景と共に分かりやすく、網羅的にまとめられている。
個人的に弁証法により真理とは何かを追求し続けるThe哲学っぽい姿勢が好きだから読んでて凄く面白かった。
哲学者達のありのままの主張を言及しつつ、筆者が読者用に分かりやすく噛み砕いて具体例と一緒に説明してくれる。そのため、一見難しいと思われる哲学という学問だが思っていたよりもスっと入ってくる。
1つ目の真理の哲学がいちばん面白かったかな
国家と哲学もアダム・スミスの資本主義とマルクスの共産主義の違いなどを哲学史的な背景から学べたのは凄く興味深かった。
忘 -
Posted by ブクログ
大変面白い。西洋哲学の概要を復習できた。ヴィトゲンシュタインなど触れられなかった哲学者も多かったからもう少し個人的に深掘りしたいかな…入門書として哲学の世界に導いてくれたからこそ、原著を次は読んで深めたい。以下、私の気付き(メモ)
・ヒューム「すべての認識や概念は、経験に由来しており、その経験と現実世界が一致している保証はどこにもない」→ブッダの般若心経にも同じようなことがあった気がする…色即是空?
・カント「経験の受け取り方には人類共通の一定の形式がある。」人間は空間的、または時間的にものを見ているというが、本当にそうだろうか…?例えば、ピグミー族にはどちらか一方(忘れた!)の概念がない、 -
Posted by ブクログ
わ、わ、わかりやすー!!すごい。ニヒリズムに落ちかけ、いやそもそも人生虚無じゃないか、とあっさり淵に立ちかけた時に手に取ったら、刺さる刺さる。。。自分が抱える悩みなんてすでに確実に誰かが通ってきた悩みなんだと言うことを思い知らされる。私が感じていた絶望はすでにニーチェが言語化していた。有名な哲学者なので、名前だけはもちろん知っていた。けれど、彼の提唱した概念を1つずつ噛み砕いて知る事は、人生に対してどう向き合えば良いのかの姿勢を提示してくれるものだ。それにしても、ニーチェの生涯、幸せだったのかなあ。。超人になるには、長い修行が必要そうだ、、
メモ
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ルサンチマン
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