飲茶のレビュー一覧

  • 史上最強の哲学入門

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    面白かった。
    哲学の始まりから近代に至るまで哲学がどのように変容していったのかを時代背景と共に分かりやすく、網羅的にまとめられている。

    個人的に弁証法により真理とは何かを追求し続けるThe哲学っぽい姿勢が好きだから読んでて凄く面白かった。

    哲学者達のありのままの主張を言及しつつ、筆者が読者用に分かりやすく噛み砕いて具体例と一緒に説明してくれる。そのため、一見難しいと思われる哲学という学問だが思っていたよりもスっと入ってくる。

    1つ目の真理の哲学がいちばん面白かったかな
    国家と哲学もアダム・スミスの資本主義とマルクスの共産主義の違いなどを哲学史的な背景から学べたのは凄く興味深かった。

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    2025年11月21日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

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    ハイデガー哲学を対話形式で紐解きながら、死を意識することで人生の本質的な意味を見出す物語

    挑戦すらためらわれるハイデガー哲学であったが、よくぞここまでといったわかり易さで「現存在」「道具体系」「死の先駆的覚悟」などを説明している
    物語の最後の章などはそのまま絵本にでもなりそうなお話

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    2025年11月16日
  • 史上最強の哲学入門

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    最後の最後まで初心者にわかりやすく工夫された哲学入門書。


    世にある初心者向けを謳う哲学入門書のほとんどが、本当に読みやすいのは最初の30ページくらいで、それを過ぎたら専門的な用語が飛び交ってちんぷんかんぷんになる、という類のものだと思う。

    そんな入門書に何度も挫折してきたけど、今回のこの本は、最後まで読者に寄り添った、わかりやすい言葉選びが徹底されていてスルスルと読むことができた。

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    2025年11月10日
  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

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    当方、哲学は初心者。この本は入門書として面白い。
    特に西洋哲学の発展は真理を目指す階段で、東洋哲学は真理を悟った各派の開祖それぞれのピラミッド、との説明は秀逸。
    東洋哲学って(西洋哲学とは違って)宗教の学問?
    この本で扱うのは、インド仏教、中国の諸子百家、日本の仏教。

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    2025年11月10日
  • 史上最強の哲学入門

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    大変面白い。西洋哲学の概要を復習できた。ヴィトゲンシュタインなど触れられなかった哲学者も多かったからもう少し個人的に深掘りしたいかな…入門書として哲学の世界に導いてくれたからこそ、原著を次は読んで深めたい。以下、私の気付き(メモ)

    ・ヒューム「すべての認識や概念は、経験に由来しており、その経験と現実世界が一致している保証はどこにもない」→ブッダの般若心経にも同じようなことがあった気がする…色即是空?
    ・カント「経験の受け取り方には人類共通の一定の形式がある。」人間は空間的、または時間的にものを見ているというが、本当にそうだろうか…?例えば、ピグミー族にはどちらか一方(忘れた!)の概念がない、

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    2025年11月09日
  • 史上最強の哲学入門

    購入済み

    スラスラ読める入門書

    哲学に対して「難しそう…」というイメージがあっても、ノリがよく的確に大事な点をついている文章でスラスラ読むことができます。

    #タメになる #アツい

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    2025年11月09日
  • 史上最強の哲学入門

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    哲学はむずかしい――そう思い込んでいる人は多い。だが飲茶の『史上最強の哲学入門』は重厚な書棚の奥からこの学びを日常へ引き戻す。ソクラテスの問い、ニーチェの反骨、サルトルの自由。彼らは遠い天才ではなく、いまを生きる私たちと同じ矛盾と不安を抱えた人間だと気づかせる。正解のない問いこそが思考を耕す。それを端的に示すのが哲学の力だ。結論を急がず「なぜ?」を抱え続ける姿勢。それが閉塞を破る鍵となる。哲学は雲上の学問ではなく明日を試すための道具なのだ。

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    2025年11月08日
  • 「最強!」のニーチェ入門 幸福になる哲学

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    わ、わ、わかりやすー!!すごい。ニヒリズムに落ちかけ、いやそもそも人生虚無じゃないか、とあっさり淵に立ちかけた時に手に取ったら、刺さる刺さる。。。自分が抱える悩みなんてすでに確実に誰かが通ってきた悩みなんだと言うことを思い知らされる。私が感じていた絶望はすでにニーチェが言語化していた。有名な哲学者なので、名前だけはもちろん知っていた。けれど、彼の提唱した概念を1つずつ噛み砕いて知る事は、人生に対してどう向き合えば良いのかの姿勢を提示してくれるものだ。それにしても、ニーチェの生涯、幸せだったのかなあ。。超人になるには、長い修行が必要そうだ、、

    メモ

    魂の震える体験をする
    ルサンチマン
    科学

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    2025年11月05日
  • 史上最強の哲学入門

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    哲学の教科書的な本。流れがわかって面白い。哲学と言っても科学や宗教、社会科学もその一部なのかとも感じた。人類は今も真理を追求中ということがよくわかって面白かった。
    個人的には、特に、西洋と東洋の考え方の違い(西洋は時を経るごとに常に正解に向かって進歩していると考える、東洋は歴史は繰り返すと考える)が面白かった。

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    2025年11月04日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

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    結論、「限りある人生を、前向きに自分らしく生きよう」ということ。

    (『限りある時間の使い方/オリバー・バーグマン』は、哲学的でハイデガーの現代版だね)

    人間は、自分以外の他者を道具として、自分の目的の手段としてしか認識できない自己中心的な存在。
    だから、よく考えて、道具ではない生き方をしろと熱く語っていた。


    「良心」≒「負い目」、「無力さ」も面白いハイデガー哲学。

    私は、ハンナ・アーレント(女性哲学者)に興味を持っている。なので、ハイデガーは、ハンナ・アーレントの愛人としての認識が強い。

    「負い目」が出てきたあたりでは、あぁ、「負い目」か〜、「良心の呵責」ってやつか〜、そうだよね〜

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    2025年10月18日
  • 史上最強の哲学入門

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    哲学とは何か、生きるとは、神はいるのか、なぜこのような独裁的な政治がお薦められているのか、この本から多くのことを学べました!

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    2025年09月28日
  • 史上最強の哲学入門

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    哲学者をプロレスラーに見立てて、テーマごとにラウンドが進む形で西洋哲学を紐解く。各テーマの哲学者の登場は歴史順で、テーマごとに、哲学者が前の哲学者を批判して乗り越えようとしてきたかがよくわかる。各哲学者の記述は濃淡ある気はしたが、入門書としては充分。

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    2025年09月27日
  • 史上最強の哲学入門

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    哲学初心者には分かりやすく面白かった。所々著者の考えも入っていて、その部分においては共感できない所もあったが、哲学とはこういうものだよ、こういう流れだよという入り口に立つには読みやすくて良い。

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    2025年08月19日
  • 14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト

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    23歳にして初めて哲学という学問に触れた。
    こういう考えもあるんだ、という斬新な思考が面白かった!ちょっとそれは屁理屈では?と思うこともあったが、著者自身がそこにツッコミを入れるような部分もあり、読みやすかったです。
    普段の日常生活で考えすぎてしまう私にとっては、肩の力を抜かしてくれるような、楽になる本でとても良かった!

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    2025年07月22日
  • 史上最強の哲学入門

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     最初に相対理論、人それぞれからはじまり、相対理論の強さを解く。なるほどわかりやすいとなったら次は無知の知、相対理論の持つ弱さや弊害、真理を追求する意義を解きなるほどと納得したら、再び新しい理屈が、を繰り返しなんどもなるほどとなり非常に面白い。
     4つのジャンルに分けてその繰り返しをするため、4回分のなるほどを得られるのはなかなかに快感。ただジャンル分けの弊害か、古代から中世あたりに話が一気に飛んだりして、間は?となったりする。あと紹介される哲学者の中に、前提を説明するための人みたいな感じで軽く触れるだけというのがチラホラいるのもちょっと気になる。
     そして一番気になる点は士農工商があるみたい

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    2025年06月30日
  • 史上最強の哲学入門

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    この本のデメリットは「やたら分厚いこと」だけ。

    分厚さで敬遠してしまう。

    哲学ってマジで学問として難しく感じる。

    「考えてる俺どげんね?」というカッコつけ。

    だからこそ、ダラダラ何が言いたいん?長いわ!というのが哲学書の印象だけど、この本はまぁほんとに分かりやすい分かりやすい。

    専門用語も難しい言葉も使ってない。

    歴史上で名を残した哲学者の有名どころをしっかり抑え、何をしたのか短く、分かりやすく解説してくれてる。

    ストーリー性もないから、気になる人物のページだけ読んでいい。

    本棚で保管しておきたい。

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    2025年06月18日
  • あした死ぬ幸福の王子―――ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」

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    難しくて有名とされるハイデガーの哲学だけど、哲学素人の自分でもわかりやすい内容で理解することができた。ストーリー仕立てで半分小説感覚で読めて、それでいてしっかり教養の本としても成立しているのがすごくいい本だとおもった。
    読んだ後に過ごす一日一日を大切にしたいと思える話でした。

    人はこの瞬間にも死ぬ存在であること、
    死を意識した生き方こそ人間本来の生き方であり、
    余命を宣告されたときに、これまでの自分の人生はなんだったのか、自分とはなんだったのか、この問いの答えに辿り着くために、自分に問い続け、自分だけの人生を生きることこそ、人間(現存在)のあるべき姿

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    2025年06月04日
  • 哲学的な何か、あと科学とか

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    すっごく易しく書いてくれる入門書なので、自分が弱い科学方面はすごく面白く読めたし、科学ってここまで右往左往してる分野なんだ....と思った 反面後半いわゆる哲学っぽい話(「クオリア」や「哲学的ゾンビ」あたり)は王道すぎてちょっと物足りなかったなぁ...

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    2025年05月25日
  • 14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト

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    飲茶さんの本は面白い!!
    哲学をめっちゃ分かりやすく、そして勢いある文体で説明してくれる。

    - 合理主義: 神は死んだ。これからは理性(認識)について深めてこう
    - 実存主義: 理性じゃねえ。自由で主体的な意思をもった現実の存在と考えるべき
    - 構造主義: 人間の意思じゃなくて、人間がどんな構造に支配されてるかが大事
    - ポスト構造主義: 構造なんで把握することも、抜け出すこともできない。真理や哲学解散解散。
    という哲学の大きな流れを知ることができた!

    今後は、資本主義から我々は抜けることができず、新たな哲学も生まれす、永遠の記号消費にハマっていくのではということも示唆されていた。

    そこ

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    2025年05月21日
  • 史上最強の哲学入門

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    ひょんなことから西洋哲学を知ってみたくて、この本を第一歩に選んで良かった。
    所謂「哲学史」が知れるので、西洋哲学のように古代から現代まで一歩一歩積み上げてきた学問には必要不可欠な知識だと思った。
    これもを以て興味の湧いた思想を掘り下げたい。

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    2025年05月10日