飲茶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
わ、わ、わかりやすー!!すごい。ニヒリズムに落ちかけ、いやそもそも人生虚無じゃないか、とあっさり淵に立ちかけた時に手に取ったら、刺さる刺さる。。。自分が抱える悩みなんてすでに確実に誰かが通ってきた悩みなんだと言うことを思い知らされる。私が感じていた絶望はすでにニーチェが言語化していた。有名な哲学者なので、名前だけはもちろん知っていた。けれど、彼の提唱した概念を1つずつ噛み砕いて知る事は、人生に対してどう向き合えば良いのかの姿勢を提示してくれるものだ。それにしても、ニーチェの生涯、幸せだったのかなあ。。超人になるには、長い修行が必要そうだ、、
メモ
魂の震える体験をする
ルサンチマン
科学 物質的なもの
哲学 物質を超えたもの
ソフィー 知、知を愛する フィロソフィー
末人:横断歩道を渡ることに何の意味もない。でも、渡らないとトラブルが起きるから、しょうがない渡るか……。あー、早く渡り終わらないかな……。
奴隷:横断歩道をわたることには重要な価値と意味がある。大きく手を挙げて、周りをよくみて、すれ違う人には笑顔で挨拶して渡らなくてはならない! そうしなければダメなんだ!
超人:白いとこだけ踏んで渡ろう! よーし、せーの! うわあーおしいなー! よし、もう一回だ! -
Posted by ブクログ
結論、「限りある人生を、前向きに自分らしく生きよう」ということ。
(『限りある時間の使い方/オリバー・バーグマン』は、哲学的でハイデガーの現代版だね)
人間は、自分以外の他者を道具として、自分の目的の手段としてしか認識できない自己中心的な存在。
だから、よく考えて、道具ではない生き方をしろと熱く語っていた。
「良心」≒「負い目」、「無力さ」も面白いハイデガー哲学。
私は、ハンナ・アーレント(女性哲学者)に興味を持っている。なので、ハイデガーは、ハンナ・アーレントの愛人としての認識が強い。
「負い目」が出てきたあたりでは、あぁ、「負い目」か〜、「良心の呵責」ってやつか〜、そうだよね〜とハンナ・アーレントに思いを馳せた。
ハイデガーは、カリスマ性があって、魅力的な面白い人物だったのかなと推測している。大学の講義は、人気だったとか。
それでも、最期は「沈黙」を選んだというのが、私が最も考えさせられるところ。
ハイデガーは、なんで「沈黙」を選んだのだろう。
人間、黒い感情やしんどい感情を持っていたって、「沈黙」してしまえば、誰にもわからない。穏やかな日常を送れるからね。主張したり、暴れたり、わめいたりすると負けってことかな。
「自分らしさ」って何だろうね。
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Posted by ブクログ
難しくて有名とされるハイデガーの哲学だけど、哲学素人の自分でもわかりやすい内容で理解することができた。ストーリー仕立てで半分小説感覚で読めて、それでいてしっかり教養の本としても成立しているのがすごくいい本だとおもった。
読んだ後に過ごす一日一日を大切にしたいと思える話でした。
人はこの瞬間にも死ぬ存在であること、
死を意識した生き方こそ人間本来の生き方であり、
余命を宣告されたときに、これまでの自分の人生はなんだったのか、自分とはなんだったのか、この問いの答えに辿り着くために、自分に問い続け、自分だけの人生を生きることこそ、人間(現存在)のあるべき姿 -
Posted by ブクログ
飲茶さんの本は面白い!!
哲学をめっちゃ分かりやすく、そして勢いある文体で説明してくれる。
- 合理主義: 神は死んだ。これからは理性(認識)について深めてこう
- 実存主義: 理性じゃねえ。自由で主体的な意思をもった現実の存在と考えるべき
- 構造主義: 人間の意思じゃなくて、人間がどんな構造に支配されてるかが大事
- ポスト構造主義: 構造なんで把握することも、抜け出すこともできない。真理や哲学解散解散。
という哲学の大きな流れを知ることができた!
今後は、資本主義から我々は抜けることができず、新たな哲学も生まれす、永遠の記号消費にハマっていくのではということも示唆されていた。
そこまで荒んだことにはならないのではと感じつつ、そうなりつつあるような気もする。
流れは掴んだが腹落ちしたわけではないので、アウトプットしたり、再読したい! -
Posted by ブクログ
ネタバレ『史上最強の哲学』の続編で東洋思想版。インド、中国、日本の思想について記述しています。総括すると、①東洋哲学は西洋哲学のようにロジックを積み重ねるのではなく、ある日突然真理に到達した師匠が登場する、➁その言説を弟子たちが色々と解釈して学問としてまとめて伝える、③それ故に多くの分派ができる、というのは面白い解釈と思いました。「悟った!」というアハ体験が重要で、知識ではなく「実践」、つまり「普段の生活態度」が重視されるというのも一理あると思いました。
前著に比べ、やや「くどい」点もありですが、東洋哲学の入口として学ぶには「史上最強」かと思います。(^^) -
Posted by ブクログ
正義とは何かというテーマに高校生たちが議論を重ねていく内容なのですが、「あした死ぬ幸福の王子」同様、物語調で進んでいくため楽しく読むことができました。
正義とは何かと問われると、個人的には「それぞれの価値観」という結論にいたります。育ってきた環境、生まれた国の文化、今まで学んできたor見てきたもの、皆それぞれ違う道を歩んできたのですから価値観もバラバラでしょう。ですから、その人が持つ価値観を大切にしていきたいなと思いますし、自分も大切にしたいなと思います。
ただ、その価値観を持ちつつも、他人から「それは良くないよ」と言われたことに対する柔軟さは持っていたいなとも思います。自分の持つ価値観によって人を人を傷つけてしまったり、嫌な思いをさせてしまうこともあるからです。結構、人に言われて気が付くことって多いですから。
なんか矛盾したことをいってみたいですが、多様性が叫ばれる今、自分の価値観・正義という芯のようなものは持っていたいと思います。 -
Posted by ブクログ
「神は死んだ」「奴隷道徳」「超人思想」……。聞いたことはあっても核心までは知らないニーチェの思想を、人気哲学作家が分かりやすく解説。
人生に効くニーチェ入門書。
人気の哲学作家さんの書く、「ニーチェの思想の入門書」。
ニーチェの哲学とその思想の面白さを、「先生」と「アキホちゃん」2人の会話形式でざっくり簡単に教えてくれます。深くはないけど、とても分かりやすい。本当に入門として芯となる部分を知るにはちょうどいいと思います。
学ぶにはハードルの高い、哲学の一歩目を踏み出しやすくしてくれます。
また、ニーチェの入門書であると同時に、この本だけでも人生をより良く生きるために思想を転換する一助にもなりそうな一冊です。
今までの常識や道徳にとらわれ過ぎないこと。より強く成長したいという気持ちに基づいた目標を持つこと。この思想が救いになる人も多そう。