鈴木祐のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
文献オタクとして知られる鈴木拓さんの最新刊。今回はコミュニケーションに関する本です。今までのコミュニケーション系の本とは全く異なる内容で面白すぎました!何回も読み直したいです。
コミュニケーションが下手な原因は、人としての魅力がないから。もっと具体的に言うと、嘘つきで感情が幼く、性格が悪いからだと言うのです。最初の章で心が折れそうになりました笑
確かに魅力のない人が「ミラーリング」や「ボディランゲージ」などのテクニックを使っても聞く気にもなりませんよね。小手先のテクニックを学ぶよりも人としての魅力を高めようという感じかなと。
この本に載っているワークを地道に実践していけば、根本的な原因を -
Posted by ブクログ
ネタバレ素晴らしい「才能」についての本。
プロになるには1万時間の練習が必要と言われている。
それが当てはまるのは、カネヴィンフレームワークで言う単純系。そして、ここでは、遺伝の影響もまた強まる。
VUCA時代と言われる現代では、多様性を状況に合わせて如何に活かすかが大事。「才能」とはあるグループにおけるかたよりであり、それが得意とか、好きとかは意味がない。だいたい「好き」と言えるマイブームは3~4年で熱が冷めるもの。従って、仮にあなたがそれを苦手に感じていて、母集団で見れば成果のあまり上げられないとしても、今一緒に仕事をしているグループ内で、あなたがそれに特化した方がグループ全体の生産性が上がるので -
Posted by ブクログ
脳科学の観点から「自己」や認知について書かれた本。
あらためて「自己」の定義を読んで納得できるところが多かった。
★★★★★
どんな場所にあっても、どんな時間軸にあっても「私は一貫した存在である」との感覚
★★★★
自己にこだわる人ほどメンタルを壊しやすい
★★★★
「自己注目」
★★★★★
ヒトの脳は0.1秒でストーリーを生み出す
★★★★
理想の自己を思う時間が長い人も不安や抑鬱の症状を起こしやすい
★★★★
物語をもとに脳は事前に「現実」をシミュレートし、その予測にもどづいて
★★★★★
ストーリーとは「特定の物事の因果関係を説明したもの」
★★★★★
私たちが知覚する