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【あなたには才能がないわけではない。「才能の見つけ方を知らない」だけだった!】サイエンスライター鈴木祐氏による、科学的見地に基づいた、あなたに眠る本当の才能の見つけ方を、読みやすい対話形式で解説! ★大人気サイエンスライター・鈴木祐氏最新刊!! 今度は「才能」がテーマ! ★盛りだくさんのワークで充実の内容 ★あなたの才能が見つかる「かたよりリスト」付き ★“猫師匠”と“弟子”の軽快な会話で進んでいくから、一気に読める! ★人気イラストレーター揃い踏み! イラストがいっぱいで、楽しく理解できる 第1章 なぜ「好き」と「得意」で才能を探してはいけないのか? 第2章 成功に欠かせない才能が存在しない理由とは? 第3章 なぜ人生は「生まれ」で決まらないのか? 第4章 「才能」を決める3つのルール 第5章 戦い方を決める 第6章 異能を使いこなす
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Posted by ブクログ
鈴木祐氏の『才能の地図』を読み、最も印象に残ったのは、「才能とは絶対的な能力ではなく、集団の中で生じる偏りである」という考え方だった。私たちは才能という言葉から、生まれつき備わった特別な能力を想像しがちである。しかし本書を読むと、才能とは単純に「能力が高いこと」ではなく、自分の特性と環境との関係によって形を変えるものなのだと分かる。
そのことを象徴しているのが、「長所と短所は表裏一体」という考え方だ。同じ能力であっても、使いすぎれば問題になり、使わなければ長所として機能しない。つまり、自分の性格や能力を「良い・悪い」で分類するよりも、「どのような環境で、どの程度使えば役に立つのか」と考えることが重要なのだろう。
また、学校での評価と仕事の遂行能力の相関が0.16〜0.30程度にとどまるという話も興味深かった。学校で高く評価されなかったからといって、社会でも能力が低いとは限らない。逆もまた同様である。才能は置かれた環境によって評価が変わる以上、一つの評価基準だけで自分の可能性を判断することには慎重になるべきだと感じた。
遺伝についての話も印象に残った。遺伝率の数字だけでは個人の才能を判断することはできず、遺伝子の働きも環境の影響を受ける。同じ遺伝的特徴を持っていても、育った環境や経験によって異なる人間になる可能性がある。才能を「生まれつき決まっているもの」と捉える考え方は、あまりにも単純なのだろう。
一方で、「しなやかマインドセット」の効果が限定的だという指摘には、自己啓発的な考え方への注意も感じた。「努力すれば何者にでもなれる」と考えるだけでは現実は変わらない。重要なのは高い自信を持つことではなく、実際に能力を高めることである。その意味で、ホーキングの「自分のIQを自慢する者は敗者だ」という言葉も印象的だった。能力を示す指標そのものに執着するより、それを何に使うかの方が重要なのだ。
努力についても同様で、他人に勝つことだけを目的にすれば、才能や環境の差によって報われないこともある。しかし、「過去の自分に勝つ」という基準なら、努力は自分の成長として蓄積される。また、成功談だけでなく失敗談も同時に見ることで、結果だけを見て才能を判断する危険も避けられる。
本書を通して、才能とは「自分の中に眠る特別な何かを発見すること」ではなく、自分の偏りを理解し、それが機能する環境と使い方を探していくことなのだと感じた。短所を消して万能な人間を目指すのではなく、自分の偏りを理解し、適切な場所で適切な強度で使う。その視点こそが、自分の才能を活かすための現実的な方法なのだと思う。
Posted by ブクログ
才能のルール
①人生とは、異能バトルである
②才能とは、グループ内の「かたより」が評価された状態である
③ルールがあいまいな世界ほど、あなたは異能バトルに勝ちやすくなる
才能を上記のように定義して、
世の中一般的に思い込まれている通念を科学的に否定し、
最終的には
誰にでも才能がある!
と読者を励ましている、なかなか優れものの本。
正直後半の解決編、作業編は、なんだか俗っぽくなってしまったという印象だが、
前半の、通念を統計的に否定するのは痛快だった。
①好きと得意で才能を探してはいけない
→好きなものはスポーツ、アートなど、職業にならないものが多い
3年もすれば飽きる
②IQが高くても成功できない EQも!
しなやかマインドセットも関係ない
1万時間の法則が通用するのはトレーニング方法が確立されているものだけ
③遺伝率もまやかし。同じ環境だったら遺伝の影響は大きいが、みなたいてい環境は違う
双子だって環境で性格が変わる
みな信じ込んでるものばかり。
思い込みはいらん、ってこと。
面白かった。
Posted by ブクログ
才能についての概念が変わる本。
よく聞くような才能の見つけ方だけでなく、一見聞こえが悪いサイコパスも場所によっては輝ける考えが面白い。
ワークも豊富。
自分の才能を探すのは大変だ。と思っていたら、
◆日常で評価されやすい「かたより」リスト
◆仕事で評価されやすい「かたより」リスト
として
色んな方から評価されていたかも、
と思い出せるような
才能を発掘するような一覧表もあり、親切な本
才能のことをかたより→異能というよびかたをしている。自分の持つ能力の活用のしかた。かたより活用として実用的に落とし込むトレーニングもある。
現実的な社会で、すごい才能と比べがちだけど
なんと自己アピールする方法まで載っているのがすごい。
先の見えない時代で
自分の才能に悩みがちだけど
「誰にでも才能はある」という考えが素敵だなぁと思った。
Posted by ブクログ
前半は才能についての解説、後半は自分の才能(本書では異能と呼ぶ)についてのワークが中心の構成になっています。
なぜ好きや得意で才能を選んではいけないのか、遺伝や生まれなどで才能は決まらないことなどが解説されている。
全て論文ベースで科学的な根拠がある内容になっているので納得感があった。
個人的には、自分が置かれている環境によって才能にもなるし、欠点にもなってしまうというのは面白いと思った。
自分には才能がないと思っていても、働く環境であったり、一緒に働く仲間が変わったら意外と才能と呼べるものが出てきたりもするんだろうなと。
才能というのはIQ の高さや遺伝、生まれなどが決めるのではなく、もっと色々なものが多く複雑に絡み合っていることが多い。
だから色々なものに挑戦し、多様なスキルを持ち合わせてる方が今の世の中有利なのかもしれない。
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