鈴木祐のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読んでからSNSを見ると違って見える一冊。答えは1つではないとか、世の中を視点を変えて見てみることが本書を読むと実践できます。
本書の内容をへりくつだという言い方もできるかもしれません。が、人間には本書で書かれているような認識のクセがあり、それを利用している人たちがいるかもしれないということは、どの意見であっても気をつけたいと思いました。
■ネガティブな意見をいう人が高尚に見える
「この国は終わっている」「Aが危ない」、「Bになるとこんな悪いこと」がなど不安を感じるような言葉がバズったり、SNSのタイムラインに出てきます。人間は生存のために不安なことは記憶にとどまりやすいため耳目を集めやすいからだそう。心当たりありませんか?
■各呪いがどれもみたことある
本書で「呪い」として紹介されている言葉。どれもみたことあります。自己啓発本でも、SNSでも。本書ではそれはなぜ「呪い」になるのかという人間の考え方のクセや、本当にその「呪い」で言われていることが起こりつつあるのかということが細かく紹介されています。そう言われるとそういう見方もできるなぁなんて思いました。みなさんがんばってる!不安になりすぎないで! SNSは自分の好みの意見しか出ない傾向があります。そういう時代に、視野を広げられた!と多くの読者が思うから評価が高めなのではと思いました。
■この本がお好きな方は:
News Diet/ロルフ・ドベリ
サピエンス全史/ユヴァル・ノア・ハラリ
もおすすめです。 似た内容が出てきます。 -
Posted by ブクログ
『どっちつかずで良い。どっちつかず、曖昧さを許して愛そう。』
この社会の呪いを風刺するごとく、この本にも呪いがかかってるみたい(?)で、読み進めていくにつれて章ごとにチグハグで、揺さぶられるような思いでした。私が残っているフレーズは'どっちつかずでいい'ということ。
20代の私は、起こってもいない未来を考えて意味もなく不安になり、未来を今のうちに決めたがり、不確実さを消そうとしていた。それも無意識に。
けどこれは私の弱さではなく'脳の構造'であること。
チグハグな現代社会、ネガティブに飛びついちゃう特性を持つ私たち。
だからこそ、いくら本であっても、そこに「疑いをもって読め」と喝を入れられている気分でした笑
私は本のなかでも、後半の内容の方が好きだった! -
Posted by ブクログ
集中力とは何なのか?から始まり、
食事による体調のコントロール、
具体的な実行のためのルーティン、
そして疲労回復のメソッドまで、
一気通貫で書いてある。
自分のアイデンティティを振り返る
それに沿って行動できるようになる
価値観などが明確になる
ステレオタイピング
優秀な人、ロールモデルとなる人をイメージ
デタッチドマインドフルネス
デタッチド=分離
望まない悪癖を分離すること
悪癖に向かっていることを認識する
ひたすら観察に徹する行為
雲のメタファー
雲をひたすら牧草地で眺めるイメージ
雲は流れる自分の感情
雲は地球の機構システムの一部に過ぎない
眺めるのみ
セルフアクセプタンス
集中できない自分を受け入れる
ダメな時は休憩の一手、自己否定しない
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Posted by ブクログ
ネタバレ本著のテーマにある「獣」と「調教師」の存在を集中力のパターンに当てはめる見方は「たしかに!」と納得させられました。
無意識という名の獣に支配される毎日。特に昨今はスマホという最大の「餌」が本能のままに集中力をえぐり取っていく様を実生活でも体験しております。
如何にして「調教師」によって誘導し「獣」を手なづけ、本来集中すべきアクションを全うするか、人間には古来からそれらが同居している生き物であるため、それを前提に意識と無意識の集中を使い分けるかがパフォーマンスの最大化につながるのだと思いました。
我慢しすぎるのもよくないけど、メリハリつけて本能と理性をスイッチングしていけたらと思います。
・集中力は遺伝半分/コントロール可能領域で半分。本能と理性に分けられる。
★獣の特性と調教師の特性を理解し、ケースバイケースで使い分ける。
獣:難しいものが嫌い/パワーが強い/刺激に反応/無意識に働く
調教師:論理的/エネルギー消費が大きい/パワーが弱い/意識的にしないと動かない
★リバースプランニングで目標達成の妨げになる障害とプロセスを見える化する。
ターゲット(集中を妨げる要因)は?/重要度/具象イメージング/対策タスク
★確固たるアイデンティティを守り抜く意思を最小限で保つ。調教師の教えに忠実になり、矛盾した行動を防ぐ。
★”小さな不快”を意識的に与える。(例 左手で操作、背筋を正す。)
小さい忍耐を積むことで違うシチュエーションでも集中力が出やすくなる。”5ルール”(5分・5回・5ページ…)で小さな不快を積み重ねる。
★大事な作業から注意が削がれたら…
> 内面のステータスを見る。感情のパーセンテージでリアルタイムな実況をする(自分の感情を客観視)=感情の物質化
ただし、原因や状態がわかっていても無理に押さえつけたり、変化させようとしない。
・朝15分でタスク処理/簡単な作業を完了させる(脳のアイドリング・ウォーミングアップに活用)
★ゴールが達成できない、失敗した⇒仕事や勉強に役立つ新しいことをする(ポジティブ・リソース)平凡な気晴らしではなく、未知の楽しみを探しに行こう。
★集中力が低下したと感じたら…
> マイクロブレイク:脳の疲れを感じる ⇒ 数十秒外の景色を見る
> タスクブレイク:重要な仕事の合間に簡単な仕事(思考停止で数十秒でできること)を差し込む
> アクティブレスト:軽い運動
> ハイパーアクティブブレイク:強度が大きい運動⇒脳のメモリ解放
★内なる獣と正しく付き合うスキル=他者から欲望を操作され続ける状態⇒主導権を取られていると同様。自分自身でブレーキを踏んで見つめなおす。リセットする習慣を! -
Posted by ブクログ
まずは現代人が抱える問題の「共通項」をあぶりだし、そのうえで、すべてを柔軟に解決する汎用的なフレームワークを提供するのが最終的なゴール
本文中では、科学的根拠のもと、実践的に詳しく解説ぜひ本書を読んで、文明病から脱却し、本来の自分を取り戻していただけたら幸いです■ 本書の目次
第1章 文明病
・古代ではあり得ない「肥満」という現象
・豊かになればなるほど鬱病が増えるのはなぜ?
・「炎症」と「不安」─現代人の不調の原因を取除く
第2章 炎症と不安
炎症編
・長寿な人の共通点は、体の「炎症レベル」が低い
・内臓脂肪が減らない限り、体は燃え続ける ほか
不安編
・不安は記憶力、判断力を奪い、死期を早める
・危険を知らせるアラームとしての役割 ほか
第3章 腸
・現代人の腸はバリアがどんどん破れている
・衛生的な生活が免疫システムを狂わせる
・食生活を「再野生化」して腸を守る ほか
第4章 環境
・「偽物の自然」にもリラックス効果がある
・人間の脳は人間関係をつくることが苦手
・「時間」をかけて脅威システムをオフにする
第5章 ストレス
・過剰なストレスが全身を壊していく
・ハマるとやめられない「超正常刺激」の正体
・スマホの使用時間が長い人ほど不安が大きい
第6章 価値
・ぼんやりした不安を解消するたった1つの方法
・「価値」と「目標」はどこが違うのか?
・幸福感が高まるのは「貢献した」とき
第7章 死
・死の不安に対して原始仏教が示した解決策
・畏敬の念をもつと体内の炎症レベルが下がる
・自然、アート、偉人、感嘆するのはどれ?
第8章 遊び
・もし「遊び」を奪われたら人はどうなる?
・娯楽があふれているのに楽しくない
・メタ認知を使ったフィードバック -
Posted by ブクログ
最高の体調とは、体の炎症をなくすこと。
ではどうしたらなくせるか?
腸活から、環境から、マインドから様々なテーマに沿って実験例を挙げて論理的に解説していたり、狩猟民族の実験結果を多くのテーマで比較してあげている点が他書とは異なっていて面白かったです!
1番記憶に残ったのは、人間の友人キャパは4±1人であること。狩猟民族でも毎日行動を共にする友人はそのくらいだという。友人がたくさん増えたとしても、その人数分に捧げられる密度が分散して浅い関係の人が増えるだけ。
また、人はそもそもコミュニケーション能力に特化して備わっておらず、親密度は決して仲の良い会話ができただけでは築けないという。特別な会話がなくても良い。ではどうしたらいいのか?
それだけではなく、自分が友人にとっていい影響を与えられる人間かどうか心配になることがある。本書ではそんな点を挙げて、違う人生を歩んでるからこそ、あげられるものはたくさんあるはずだといい、その中でも人との有効的な会話の引き出しリストが載っていて、実践してみようかなと思えました。
誰かにとっての様々な答えが載っていると思います。