鈴木祐のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書の核心は、「苦しみは異常ではなく人間の標準状態である」という認識にある。人は本来的に生きづらさを抱えており、感情はそれを知らせるメッセンジャーとして機能する。怒りは境界の侵害、嫉妬は他者が持つ重要資源の存在、恐怖は危険、不安は望ましくない事態の接近、悲しみは大切なものの喪失、恥は自己イメージの破壊を知らせる信号である。つまり感情は排除すべき敵ではなく、現実を理解するための情報なのである。
また、苦しみには「一の矢」と「二の矢」がある。一の矢とは避けられない現実の苦痛であり、二の矢とはその後に脳が作り出す否定的な物語である。多くの場合、人は二の矢によって苦しみを増幅させてしまう。これを減ら -
Posted by ブクログ
ネタバレ年収を求めるだけの努力はコスパ悪い。
年収が上がっても、その嬉しさは一年で効果が切れる。
私がギャンブルとかホストとかマッスルバー好きだったら年収必要なんだろうけどね〜。
ブランド物とか高級なご飯とかも?
望んでることといえば、本と漫画が買えて、スマホとPCが買い替えられて、安全な場所に住める事くらいなのよね。
あと年収を求めなくても、自分が楽しくやれる仕事だったら結果としてついてくるでしょって奢りもある笑(will can mustがハマる仕事ね)
年収が高いことが幸福度に繋がらないのはなんとなく分かってた。
でも、いい人との結婚や健康に比べたら年収だけを追い求めるのはコスパ悪いって -
Posted by ブクログ
◆時間感覚が人によって違い、各々の時間タイプ別の時間管理方法を提案してくれる点が他の本と違い面白かった!!
◆時間とは?
◎人間は時間をどうやって把握しているのか?
↓出来事が変化する確率に、「時間」という概念をあとから当てはめている
◎時間を効率よく使う"とはいかなる行為なのか?
↓抱く予期と想起を、目的に沿って調整すること
◆時間タイプ
ちなみに私は、
・未来の捉え方→【浪費家】(予期が薄い×多い)
※目先の簡単な作業をして、重要なタスク後回し
・過去の捉え方→【楽天家】(想起の誤り×肯定的)
※作業の所要時間を短く見積り、期限破りがち
(時間管理方法)
・【予期】 -
Posted by ブクログ
良書!
表紙の色が黒字に赤紫?ピンクとおどろおどろしく、
しかもそこに大きく描かれている文字が「呪う」なので、
いったい何の本やら、都市伝説でも書いてあるのか、
と思って読み始めたら、
そうではなくて、人々の頭の中にこびりつき、
その人たちを不幸にする固定概念、思い込みという
思考、感情を解き明かし、
考えを、感情を、心を解放する、開放する?自由にするための本に
仕上がっている。
各章のタイトルが「呪い」の言葉、認知バイアスになっていて、
その間違いを理論的に解説している。
あの21世紀の資本で有名なトマ・ピケティの理論ですら解き明かしている。
一つ一つを要約することはやめるが、
我々は -
Posted by ブクログ
面白かった
また読み直す価値あり
呪いってオカルティだと思ったが、昔の呪いも今も呪いも変わらないのかもね
悲観すぎるのも良くないね
悲観してしまいがちだけど
悲観の罠とか面白かったな
たしかにリアリストって多くを知ってるって思っちゃう
すぐに答えを急がない
そうなのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない
そう思いながらも心の底ではそれがストレスだったかも
なんでみんな真実を追いかけないんだよ!って思ってた
嘘かほんとかわからない情報が今でも飽き飽きする
でもわかんないでいいんだって思えると頭が楽になる笑
やっぱり人間は複雑に考えるのが嫌いなんだね笑
ありがと鈴木さん
ジャッジし -
Posted by ブクログ
世間で広く認知されている説(通説)について、本当にそれは正しいのかをデータや論文などを使って検証しています。(非常に多くの参考文献や注釈が明示されており、内容に信頼がおけると思いました。)
私自身、そうした通説については「本当なのかな」とか「自分はそうは思わない」と考えることもよくあるので、本書で提示される見解は、なるほど知らなかった、と納得させられるものや、我が意を得たりと思うものも多く、とても勉強になる内容でした。
特に記憶に残ったものは、「ひとり当たりGDPと人口規模」「苦痛のパラドックス」「好きなものより大事なものを重視する」「支える人と支えられる人の関係」「遺伝率には希望も絶望もない