鈴木祐のレビュー一覧
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前半は才能についての解説、後半は自分の才能(本書では異能と呼ぶ)についてのワークが中心の構成になっています。
なぜ好きや得意で才能を選んではいけないのか、遺伝や生まれなどで才能は決まらないことなどが解説されている。
全て論文ベースで科学的な根拠がある内容になっているので納得感があった。
個人的には、自分が置かれている環境によって才能にもなるし、欠点にもなってしまうというのは面白いと思った。
自分には才能がないと思っていても、働く環境であったり、一緒に働く仲間が変わったら意外と才能と呼べるものが出てきたりもするんだろうなと。
才能というのはIQ の高さや遺伝、生まれなどが決めるのではなく、もっと色々なものが多く複雑に絡み合っていることが多い。
だから色々なものに挑戦し、多様なスキルを持ち合わせてる方が今の世の中有利なのかもしれない。 -
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日々泰然自若に生きたいと思い読んだ
死ぬほど論文を読みまくっている人なだけあって、文章の言葉遣いや論理展開がめちゃくちゃ綺麗。読みやすさしかない
苦はデフォルトであるが、自己という虚構物語製造機能がその苦を増幅させてしまっている。そうならないようにするには、自分と周りの環境をまず整えた上で、自己に潜む歪んだ「標準」を理解し、それを受け入れる力をつけること。自己とそれ以外という敵対構造ではなく、外界と一体になることにより、智慧を持った人間になる。
無我の境地は、佐藤卓の「塑する思考」や、クリスチャンマスビアウの「心眼」での観察の状態と同じような感じだと思う。日々の生活の中に自分の体(器官)やモノそのものをありのままに感じる・観察する習慣を入れて、それぞれを愛でながら、それぞれが相互に関係しあっているだけで自己は存在しないという感覚を持ちたい -
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この本では、人間の脳には「本能(獣)」と「理性(調教師)」という2つの力があり、集中力はこの2つのバランスで決まると解説しています。
「獣」は本能的でパワフルだが怠け者、「調教師」は論理的で計画的だがエネルギー消費が激しいという前提のもと、「集中力が続かない」「誘惑に負けてしまう」といった悩みを持つ人のために、科学的根拠に基づいた集中力向上のテクニックを45個紹介しています。
ワークシートに記入していく作業は面倒なのでスルーしてしまいましたが、理論はとても興味深かったです。
たとえば、タスクをこなした際の報酬は具体的に。これは獣は抽象を理解できないため。また獣は脳内のイメージと現実を区別するのが苦手なので、ゴールを具体的に設定したとたん獣がすでに目標を達成してしまったかのように勘違いしてしまう罠があります。これはあるあるですね。これを回避するためには、意図的にトラブルの発生をイメージし、獣は「まだゴールには着いていないのだな」と認識させること。
たとえば、タスクをこなした際の報酬は「獣」が抽象を理解できないため、できるだけ具体的に設定することが重要です。また、「獣」は脳内イメージと現実を区別するのが苦手なため、ゴールを具体的に設定しただけで、すでに目標を達成したかのように錯覚してしまうという落とし穴もあります。この罠を避けるには、あえてトラブルや障害が発生する場面をイメージし、獣に「まだゴールには到達していない」と認識させる工夫が有効です。
「獣」は生存本能に基づいて非常にパワフルかつスピーディですが、その分コントロールが難しい存在です。本書では、こうした「獣」と「調教師」の特性を理解し、それぞれの力を活かしながら集中力を持続させるための心理学的テクニックやライフハックが、科学的エビデンスとともに解説されています。 -
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ネタバレ"仕事に情熱を持てるかどうかは、人生で注いだその仕事へのリソースの量に比例する"はすごく響いた。
ワークライフバランスとかどうでも良くなるほど年末年始も土日もシャワー浴びてる時も考えるくらい熱中するのが理想だよなぁ
"好きなことで成功した人ほど「好きを仕事に」と主張し、安定志向が強い人は堅実な職業を褒め称え、株で成功した人は投資を勧める"
これはよくある話で、つい“成功パターン”に見えてしまうけど、人生の選択に「正解」はなく、こうした主張は結局、一個人の体験に基づいた一意見にすぎないのだと客観的に見るのが大事と改めて感じた。(自分も含めて大半の人は結果的に自己正当化するし)
また仕事の幸福度を高める7つの徳目も忘れないようにしようと思った。layerXの行動指針もここから来てる?
全マネージャーや組織作りする立場の人が知っておいた方がいいなと思った。
①自由:その仕事に裁量権はあるか?
②達成:前に進んでいる感覚は得られるか?
③焦点:自分のモチベタイプに合ってるか?
④明確:なすべきことやビジョン、評価軸ははっきりしてるか?
⑤多様:作業の内容にバリエーションはあるか?
⑥仲間:組織内に心を許して語り合える友人はいるか?
⑦貢献:どれだけ世の中の役に立つか?
③は主任研修でやった攻撃型か守備型かとかの違い。16personalitiesは立場によって頻繁に変わるからあまり使えない。
⑥の友人が3人いれば仕事のモチベは700パーセントになるはびっくりした。人間は自分に似た人を好きになる性質があるから似た人を探すのがいいらしい。
⑦キレイごとのようだけど他者貢献によって"自尊心""親密感""自立性"の欲求が満たされるらしい。泥臭い仕事する時にモチベ保てる理由づけになるからいいなと思った。
適性検査で一番信頼度・満足度が高いのは"ワークサンプル"なのもめっちゃ納得感あった!"インターン"が6位なのは意外だったな。傍観者的な参加は満足度に直結しないのかな
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本書は、単なる数多くある
時間術を紹介するだけの本
ではなかった。
心理学や哲学を絡ませて
いるので心にストンと
落ちてきやすく、読みやすい。
前半は、科学的根拠に基づき、
タイプ別に適した時間術を
提案してくれるので、自分に
合った時間術を知ることが出来る。
すぐに実践出来るものばかりで◎。
後半には、時間とは何ぞやという
"時間"そのものを深く掘り下げて
考えさせられる部分があり、
そこがとても有意義な読書となった。
時間術を学びながら
自分自身を見つめ直すことが出来るので、
定期的に読み返したい☻
【学び】
▪️時間術は、仕事のパフォーマンス
改善に役立つわけではなかった。
副産物に過ぎないと考えられていた
幸福度の改善を、今こそ"幸福度を
高める技法"として捉え直すべき
という考え方は私には斬新で、
そのような視点で今後"時間術"と
向き合っていきたい。
▪️クロックタイムとイベントタイムを
うまく使い分けて、時計の針に耳を
傾けるべき時と無視するべき時を
意識すると時間に追われてる感覚にならず、
心に余裕が生まれる。 -
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ネタバレ幸運=(行動×多様+察知)×回復 …迷走力
◆ガイドライン
幸運スキル診断
↓
足りない能力をトレーニング
↓
すべての能力を高める
◆能力トレーニング
【行動×多様】ワールドマップを探索する
・好奇心アクションリスト
・社会性アクションリスト
【察知】攻略のヒントに気づく
・Qマトリックス
・視野拡大アクションリスト
【行動】メインクエストに挑む
①成長領域トレーニング
②忍耐のマイクロドーズ
③自己調和のゴール分析
・忍耐のマイクロドーズリスト
【回復】コンティニューをくり返す
失敗はただのデータポイント
・自己認識クエスチョン
【…迷走力】別のゲームを始める
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Posted by ブクログ
「理想イメージング」
①目の前のタスク達成後に発生するポジティブな事象をリストアップ、最もメリットのあるポジティブ事象を選択
②起きそうなトラブルをリストアップ、最も自分にデメリットのあるトラブルを選択
③いつ何のために始めるのかを言語化して常に意識できる環境に置く
・ルーティン(儀式)で集中力が上がる。
・行動を変えたいときは、行動だけを記録する。結果を出したいときは結果だけを記録する。行動と結果の対応を取る必要がある。
・週4日、8週間続ければ習慣になる。
・集中や目標達成のために控える不快な事象は達成率が8~9割レベルのものでないとモチベーションが続かず達成できない。
「疲労とストレスの解消法」
・セルフ・イメージング法…悩んでいる自分に対して、友人が思いやりと理解を持って自分にかけるであろう言葉を想像し紙に書く
・レスト・オブ・ライフ法…自己批判の気持ちが湧いたら、今の悪い事象が自分の将来を決定できるほどのエビデンスに足るものか自分に問いかける
・ポジティブ・リソース法…自責の念などネガティブな気持ちに立ち向かうためには自分にとって新鮮なタスクを選んで始めてみる。新しいことを学んで新鮮かつポジティブなリソースを作り出すとその後の作業への集中力を高め、ストレス耐性がつく。 -
Posted by ブクログ
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ビジネス書、自己啓発本を読むようになったのとほぼ同じ頃から、時間術に関する本を、読んできました。
ToDoリストなども使って、自分なりに工夫を重ねてきたつもりです。
それでも、「時間が足りない」「やることに追われている」と感じる日がなくならないなあと、感じています。
何かヒントを得られないかと思っていたところ、話題になっていたこの本がAudible化されていると知り、聴くことにしました。
著者は冒頭で、「誰もが効果が得られる時間術というものは無い」という“不都合な真実”を、読者に提示します。
それは何故か?
まず著者は第1章で、時間という存在、概念にさかのぼり、その理由を解説しています。
「どのような時間術を取り入れるか」という以前に、「人間はどう、時間を感じとっているか」。
それは大きく二つの要素がある、と言っています。
・未来をどう、予測するか
・過去をどう、想起する(思い出す)か
その上で第2章では、未来の予測に関する時間術について、第3章では、過去の想起に関する時間術について、指南しています。
「良いな」と思ったのは、未来/過去をどう感じているかは、個人により違いがあるとし、そのパターン別に対策を提示している点。
自分がどのように時間を感じているか、客観的に認識することができました。
そして、自分が属するパターンに推奨されている時間術のいくつかが、自分が「効果があった」と思っているものであったことに、説得力と安心感の両方を、感じました。
そして、本書の特異性を感じたのが、第4章と終章に書かれている、「“効率的に時間を過ごそう”という呪縛から、離れましょう」という部分。
自分が感じていた焦りの根源が、理解できたように感じました。
かなり根深く染み付いてしまっているので、書かれている手法を気長に試して、心の平安を得られるようにしたいと思います。
全体を通じて、これまで時間術の本を読んできた読者にも、新たな気づきがある内容だと感じました。
個別の時間術については、類書と重複するものもありますが、ワークシートもついているので、初めて/改めてというどちらの人も、取り組みやすいのではないかと思います。
自分はどう、時間をとらえているのか。
その上でどう、満足した心安らかな日々を送る/送れるか。
新たな視点を与えてもらえた、一冊でした。
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