鈴木祐のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【背景】
①なぜ読むか
他者の能力をどう引き出すか悩んでいた。
②何を得たいか
個人の特徴を分析するスキル。
③読後の目標
得た知見を生徒や同僚に対する理解に役立てる。
【著者】鈴木祐(サイエンスライター)
【出版社】きずな出版
【感想】
前半部分では、いわゆる「才能」に対する偏見を打ち破ってくれる内容が書かれている。近年では「親ガチャ」等という言葉が広まり、ある種の遺伝主義がはびこっている。
そのような中でも度々現れる勘違いを見事に否定してくれている。相関係数の話が出てるので中学生にはやや難しいかもしれない。
ただ、重要なのは後半部分だ。最初に「比較優位」の内容が出てくる。これも高校経済の内 -
Posted by ブクログ
本著は様々な科学的根拠を元にした「運」というものの一つの視点と読者の行動を促す良書といえる。本著では運を「幸運=(行動×多様+察知)×回復」と方程式を立てている。
行動:チャレンジの回数(量)と質を上げ続けることで、成功確率を高めていく。
多様:1つの方法に固執せず、様々なアプローチを試みることで自分に合ったチャンスを発見しやすくなる。
察知:偶然や小さな変化・兆しに気付く力。
回復:失敗から素早く立ち直り、再び挑戦し続ける力。
上記のような内訳により、運というものは自分である程度はコントロール出来るということを示唆している。運という言葉に対して私たちが抱く印象は奇跡的な神秘的名現象と受け止め -
Posted by ブクログ
自分に合った適職を探すためのhow to本ですが、それを自己の経験談からではなく科学的に検証した本。
まず、そもそも人は職探しが苦手であるというのには、驚きとともに納得感もあり、ではどうすれば良いんだと思わず読み進めてしまいました。
適職を見つけるために、まず避けるべき会社の特徴「大罪」と良い会社の特徴「徳目」を定め、長い通勤時間は喫煙よりも害があるとするなど具体的に示している点が非常によかったです。
一方で、具体的に職探しとなると重みづけの点数表を用いて意思決定するという方法で理解はできるが、本当に入社前に正しく評価できるのか?と懐疑的でした。もちろん、やらないよりはやったほうが適職探 -
Posted by ブクログ
ネタバレ集中力が人生の成功を左右する、この言葉がシゴデキの人たちの働いてる姿と結びついてスッと腑に落ちたので一気に読んでみた
▪️集中力はひとつじゃない
漠然と集中力を鍛えたいと思っていたけど、集中力とはひとつの能力じゃなくて、計画性、取り掛かる力、継続力、休む能力などいろんな力が組み合わさっているとわかった
その中で私が欠けているのは、取り掛かる力。特に作業の切れ目に少しと思ってスマホをいじり、そのままだらけてしまうことがよくある
逆に一度取り組み始めれば、その作業が終わるまで割と継続するのは得意かもということに気づけた
◾️全く新しいノウハウ、というよりは。。
書かれているノウハウはどこかで聞 -
Posted by ブクログ
「時間をうまく使いたい」や「仕事の効率を上げたい」といった欲望そのものが、あなたの幸福と生産性を下げる。(p208)
このことが、本書の一番重要なポイントだと考える。
本書の別の言葉を引用しながら、もう少しみてみよう。
多くの社会心理学者は、「時間がない」と感じる理由は、「時間効率の過度な追求」にあるという。
短い時間で最高の成果を残そうとしたり、無駄なタスクをすべて消そうとしたり、作業スピードの最適化を試みたりと、生産性にこだわる態度こそが問題の根源なのだ(p202)
(前略) テクニックを真に使いこなすには、自分のマインドから生産性と効率化の呪いを解かねばならない(中略) その作業 -
Posted by ブクログ
人生の大きな方向性を見失ったタイミングで本書を見つけて、読んでみた。
職種に関する何か新しい知見があることを内心期待して読んだが、どちらかといえば、「(同業界で)転職すべきがどうか」で迷っているときに読んだほうがより効果的な書物だと感じた。
自己理解や意思決定のための様々な具体的で実践的なフレームワーク、ツールが説明されており、活用できる。
ただ、個人的には、「今の『仕事』が合っているか?」という問いよりは、「今の『職場』が合っているか?」という問いをチェックするためのツール群のように感じてしまった。
とはいえ、実践的な内容のうえ、所々で今の私に刺さる内容もあり有用だと思うので、また別のタイミ