書店員のおすすめ
生きている限りストレスからは逃れられない。
もしそうならば、ストレスに対して私たちはどのように対処していけばよいのでしょうか。
本書では、実際に成果を上げている100のストレス解消法が掲載されており、それらを用いて自分だけのストレス解消法を身につけていけます。
「数が多くてどれを使っていいかわからない」と抵抗を感じるかもしれませんが、そんなときのために、ゲーム感覚で進められるロードマップも用意されていました。
様々なテクニックを駆使しながら、自分だけのストレス解消法を見つけていくことができるので、次々とスキルを覚えていく冒険者のような気分を味わえました。
ちなみに、私に合ったストレス解消法は、エクスプレッシブ・ライティングというテクニックでした。自分に合った解消法がわかると、「ストレスが生じたらこれを使おう」とあらかじめ心の準備ができるので、無駄に悩まずに次のアクションに移せるようになったと感じます。
著者は、ストレスの解消法は質より量の方が大事と言います。それは、ストレスの大きさは個人の考えや性格によって異なってくるからです。
だからこそ、本書で触れる数々の解消法は、自分だけの武器を見つける手がかりになってくれるはずです。